空母

概要

正式名称は航空母艦である。
基本的に主砲や魚雷などは持たず、搭載・発艦させた大量の航空機によって敵艦隊への攻撃を行う艦種。航空偵察による艦隊の目としての役割も有している。

史実で海戦の王者の座を戦艦から奪い取っただけあり、うまく運用した際にはゲームバランスをぶち壊しかねない強大な打撃力を誇る。しかし、空母瑞鶴を例に取ると、航空機が甲板に出揃い発艦態勢に入るまではおよそ50秒、全機発艦まではさらに1分弱の時間がかかっており、試合中の攻撃回数は限られる。また、ある程度はオート操作が可能とは言え、敵艦に致命傷を与えうる正確な攻撃を行うにはプレイヤーが空母のみならず艦載機の操作も行う必要があり忙しい。
どうやらこのあたりでバランスを取っている模様。

↑良く見ると中央付近の艦攻は翼が折り畳まれている。芸が細かい。

空母の甲板が炎上した場合、発艦準備は不可能となる。また、空母には格納庫からの航空機移動用に複数の昇降機が搭載されているが、例えば前部昇降機が作動中の場合、それより後部の航空機発艦はできない。
さらに、昇降機のサイズを上回る翼幅（折畳み時）を持つ機体に関しては、対応する格納庫からの発艦準備そのものが不可能となっている。
再現性には定評のある運営

主な役割と戦い方

空母はマップ全体を射程に収める特殊な艦艇である。主な役割は爆撃機及び雷撃機により敵の空母、戦艦を撃沈すること、そして戦闘機により敵の航空機を追い払うことなどが挙げられる。
本ゲームは自艦の最大搭載機数および積載量の範囲なら武装も搭載機の采配も自由なので、個人のプレイスタイルによって様々な戦い方を見せる。なお、前列が全機離陸し、飛行甲板が空いた状態でないと後続機は発艦できない。

空母の詳細な操作方法については個別の記事を参照

機種別詳細

機種別の詳細については航空機のページを参照

艦上戦闘機 概要

略称は『艦戦』。
機関銃や機関砲を搭載した戦闘機。対空戦闘が基本となるが、雷装や爆装が可能な機体は対艦攻撃もこなせる。主艦隊防空の要であり、基本的に必要不可欠だと思って良い。発艦までに必要な準備時間が短いため、最前部エレベーターから飛ばすのが吉。航空機視点および全体マップで敵をタップしてターゲッティングすれば自動で攻撃してくれる。
余談だが、米軍機の機銃の曵痕弾は赤、日本機のは白とオレンジとなっており、キッチリ史実再現をしている。国によっては青白や紅白 緑もある。

艦上爆撃機 概要

略称は『艦爆』。
爆弾を搭載した航空機。一定の高度で飛行したのち、ターゲッティングされた目標の直上で急降下し爆撃する。艦爆が搭載する爆弾は威力が高いもののHE弾扱いであり、重装甲の相手には効果が薄いため注意が必要（唯一、日本と英国の艦爆のみ威力に劣る反面で徹甲(AP)爆弾と通常(HE)爆弾が選択可能。相手によって使い分けよう）。手動での投弾も可能だが、見越し点などが一切無いため当てるにはそれなりの技量と慣れが必要。
対空能力はかなり低く、機動力も戦闘機と比較すると鈍重ではあるが、雷撃機を相手にした防空任務であれば補助的に起用することも不可能ではない。

艦上攻撃(雷撃)機 概要

略称は『艦攻』。
空母の最大火力であり、対艦戦の要。航空魚雷を搭載し(爆装も可能)、ターゲッティングされた目標付近で降下、低空飛行のち投弾する。手動での投弾も可能……というか、オートだと偏差が甘く、さらに魚雷の有効射程ギリギリで投弾するため敵艦が少し舵を切っただけで命中は望めなくなる。できるだけ手動で投弾した方が良い。
機動性と防御力が極めて低いため敵艦上戦闘機・対空砲火に対し脆弱であり、投弾地点が近すぎると魚雷が敵艦の船底を通過してしまうと言う弱点があるものの、重装甲の敵に対しては絶大な威力を発揮する。

艦上偵察機 概要

略称は『艦偵』。
航空偵察により敵情を把握するための機体。艦偵という機種を専門で整備したのは日本海軍のみであり、他国では戦闘機や爆撃機がその任務をこなすことが多かった。空中・海上視界が広い機体による偵察は、味方のサポートとしても、自身の攻撃・迎撃タイミングを見極めるためにも欠かせない。
一部隊程度は視界を確保できる機種を入れておくと戦場で優位に立ちやすいだろう。

ラインナップ

プレミアム艦は艦名を黄色で表示

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