1936A

Last-modified: 2021-03-17 (水) 18:52:41

1940年 ドイツ帝国 駆逐艦 Z23(1936A)型

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ドイツツリーの高ティア駆逐艦。連合軍には『ナルヴィク級駆逐艦』として知られており、その分類名を使う資料も存在する。
15cm砲という軽巡洋艦並みの主砲を搭載していることが特徴。
駆逐艦としては機動性が鈍めで艦体も大きい。

他画像

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航空機実装前のグラフィック。機銃や機銃員などは当初モデリングされていなかった。

基本性能

※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】

年代1940国家ドイツ帝国
艦種駆逐艦対潜
耐久値22370戦闘成績(BR)210
無装甲排水量(t)1461無装甲速力(kt/h)40.3(35.0)
基準排水量(t)2645最大速力(kt/h)34.6(30.0)
最大排水量(t)3655最大舵角40.0
可視距離(km)8.7絶対視認距離(km)-
アンロック費1080000S購入費用10800S
1850G

装甲防御

※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態

防御区画前部中部後部装甲重量(t/0.1in)
甲板部0.50.50.530
舷側部0.80.80.830

搭載武装

主砲(1)名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
55口径 15cm Tbts KC/36 連装砲59021.958.58685980/80
55口径 15cm Tbts KC/36(T) 連装砲59023.18.58734160(AA)/60
55口径 15cm SK C/28 連装砲59022.010812885200/200
主砲(All)名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
55口径 15cm SK C/28 単装砲59021.958.58397840/40
45口径 15cm Ubts+Tbts KL/45 単装砲590228.58297044/44
45口径 15cm Ubts+Tbts Flak L/45 単装砲590227.58317040/40
45口径 15cm Tbts KL/45 単装砲59023.18.58466560/60
魚雷名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)雷速(kt)基本弾数
533ミリ 四連装魚雷 Type G7e T23300146010122378
533ミリ 三連装魚雷 Type G7e T3330014601092378
53.3センチ G7e T3 三連装魚雷34507.560101183018
爆雷名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
沈降
速度(m/s)
重量(t)最大深度(m)基本弾数
爆雷28000.0105710010

部品改修

改修段階火力索敵速度装甲
魚雷発射管旋回装置(魚雷発射管旋回速度+15%)特殊塗料(隠蔽性+13%)ビルジキール(安定速+12%)消火器(自艦火災継続時間-16%)
魚雷装填装置(魚雷装填時間-13%)水中聴音機(水中聴音機アンロック+7km)新型艦首(旋回抵抗-10%)排水ポンプ(自艦浸水継続時間-10%)
装甲破壊魚雷(魚雷浸水発生率+15%)逆探(スキル『対艦通信士』アンロック+1%)変速機(加速性能+12%)鋼鉄甲板(榴弾被弾ダメージ-12%)
改式榴弾(榴弾発火率+18%)発煙装置(スキル『煙幕』アンロック)ボイラー(巡航速度+15%)×
×水中探信儀(スキル『水中探信儀』アンロック+5km)注排水装置(スキル『機関全速』アンロック)×

立ち回り方

主砲

砲塔数は4基。備砲は全て15cm砲であり、一番砲塔のみ連装砲も搭載可能。そのうち『SK C/28』はドイツ戦艦群の副砲にも採用されている極めて貫通力の高い優秀砲だが、重量が嵩張るため載せるかどうかの判断は難しいところ。
全般的に砲塔旋回速度が低め、かつ射界制限の問題で全門斉射に持ち込みにくく、高火力の反面、対駆逐艦・軽巡洋艦戦闘では苦労する。

魚雷

準同型のZ23差し替え実装されたZ52同様、射程14kmの四連装魚雷を二基装備している。
魚雷は二斉射ぶんしか無いが、あまり増やすと機動力が損なわれてしまう。
防御と機動力関係がシビアな本艦は、場合によっては三連装魚雷への換装による重量軽減も視野に入れておこう。

対空

貫通力の低い15cm KC/36(T)連装砲でのみ対空射撃が可能。たった2門では観測機に対してすら牽制になるかどうか怪しいところだが、積まなければ積まないで自動迎撃の機銃しか航空機に対抗する手段がない。
多少のリスクは割り切って砲戦火力を優先するか、少しでも観測射撃の妨害ができる仕様にするか、このあたりは好みだろうか。

装甲

デフォルト状態で甲板0.5インチ、側面0.8インチ。仕様変更により、現在購入時は無装甲状態である。
変更前の基本状態では駆逐艦としては水準よりやや硬い部類。
装甲を最低限にとどめ速度を強化するのは他の駆逐艦同様だが、回避能力が低いという本艦の特性上、あまり削り過ぎると戦艦どころか駆逐艦からの攻撃でノックアウトされてしまう可能性もある。
榴弾ダメージ軽減の部品も開発可能なので全廃はせず、少なくとも他駆逐艦に砲撃で撃ち勝てるくらいの厚さは残しておきたい。
ちなみに満載まで張ると甲板舷側ともに1インチ以上の装甲にできるが、速度は29.8ノットまで落ちる。

機動性

基本状態ボイラー込みで35ノットにも到達しないと結構な鈍足。弾数を減らしたり装甲配分をうまくやればカタログスペックである36ノットはキープできる。40ノットに到達するためには装甲を全廃しないと不可能である。
いずれにせよ駆逐艦としては旋回性能も最高速度も今ひとつなので、スキルの機関全速を使っても緊急回避は難しい。相手の攻撃地点を予測して動く必要がある。

総評

駆逐艦としては異例とも言える低機動・中装甲型の艦艇であり、かなり扱いにくい。
他の駆逐艦と比較すると艦体そのものも大きめであり、見つかりやすく砲撃にも捕まりやすい。爆雷とソナーは積んでいるので対潜は可能だが、機動力に難を抱えている以上、潜水艦から見て返り討ちにしやすい相手でもある。戦闘全般において、通常の駆逐艦よりさらに慎重に動く必要がある。
どちらかと言えば格下艦を叩きのめしつつ隙を見て雷撃を狙うタイプの小型軽巡洋艦に近い動きを心掛けた方が良いかもしれない。


歴史背景



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