1915年 大日本帝国 駆逐艦 峯風型
日本ツリーの中ティア駆逐艦。39ノットの快速と高い機動力を誇っている。
ツリー上での次級に相当する吹雪同様の強力な三連装魚雷発射管も積めるが、少々重い。
Ver.2.00.032以前。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
年代 | 1915 | 国家 | 大日本帝国 | ||||
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艦種 | 駆逐艦 | 対潜 | × | ||||
耐久値 | 14894(13540) | 戦闘成績(BR) | 135 | ||||
無装甲排水量(t) | 697 | 無装甲速力(kt/h) | 40.6(35.3) | ||||
基準排水量(t) | 1057 | 最大速力(kt/h) | 37.5(32.6) | ||||
最大排水量(t) | 1650 | 最大舵角 | 53.8(48.0) | ||||
可視距離(km) | 8.2(7.5) | 絶対視認距離(km) | - | ||||
アンロック費 | 280000S | 購入費用 | 2800S | ||||
485G |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
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甲板部 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 20 | ||
舷側部 | 0.4 | 0.4 | 0.4 | 20 |
搭載武装
主砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
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45口径 三年式 12cm 単装砲 | 670 | 15 | 7 | 10 | 19 | 65 | 250/250 | |||
40口径 15.2cm 単装速射砲(ケースメイト) | 600 | 8.5 | 8.5 | 7 | 39 | 50 | 150/150 | |||
50口径 四一年式 15.2cm 単装砲(ケースメイト) | 600 | 9.14 | 7 | 9.5 | 50 | 55 | 150/150 | |||
45口径 四一年式 15.2cm 単装砲 | 600 | 13.7 | 6.5 | 7 | 45 | 50 | 175/175 | |||
45口径 四一年式 15.2cm 単装砲(ケースメイト) | 600 | 14.8 | 12 | 7 | 48 | 60 | 150/150 | |||
50口径 三年式 14cm 単装砲(ケースメイト) | 550 | 15.8 | 10 | 9 | 45 | 60 | 150/150 | |||
45口径 15.2cm アームストロング社製 単装砲 | 600 | 14.8 | 8 | 7 | 48 | 58 | 150/150 | |||
50口径 三年式 14cm 単装砲 | 550 | 17.8 | 8 | 7 | 27 | 68 | 90/90 | |||
副砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
40口径 7.6cm 単装高角砲 | 300 | 10.8 | 3 | 15 | 31 | 50 | 400/400 | |||
40口径 7.6cm 四一年式 単装砲 | 300 | 10.7 | 4 | 15 | 12 | 60 | 100/100 | |||
魚雷 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 雷速(kt) | 基本弾数 | ||
六年式 53cm 連装魚雷 | 3450 | 10 | 50 | 10 | 16 | 35 | 20 | |||
八年式 61cm 連装魚雷 | 4200 | 15 | 55 | 10 | 70 | 32 | 10 | |||
61cm 八式 三連装(酸素)魚雷(短射程) | 4200 | 10 | 60 | 10 | 80 | 43 | 25 | |||
61cm 八式 三連装(酸素)魚雷(長射程) | 4200 | 20 | 60 | 10 | 85 | 27 | 25 | |||
61cm 八式 三連装(酸素)魚雷(中射程) | 4200 | 15 | 60 | 10 | 90 | 35 | 20 |
※一番主砲スロットが対潜スロットと共用になっている。が、現状で搭載可能な対潜兵器はない。
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
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Ⅰ | 改式榴弾(榴弾発火率+15%) | 特殊塗装(隠蔽性+11%) | スクリュー(エネルギー交換率-10%) | 消火器(自艦火災継続時間-10%) | ||
Ⅱ | 魚雷装填装置(魚雷装填時間-10%) | 電波探信儀(理想発見距離+9%) | 変速機(加速性能+5%) | 高品質装甲(徹甲弾被弾ダメージ-10%) | ||
Ⅲ | 魚雷発射管(魚雷射程距離+12%) | 逆探(スキル『対艦通信士』アンロック+1%) | 変速機(加速性能+8%) | 船体強化(HP+10%) | ||
Ⅳ | × | 発煙装置(スキル『煙幕』アンロック) | 舵輪(最大舵角+12%) | × | ||
Ⅴ | × | × | ボイラー(巡航速度+15%) | × |
立ち回り方
いくら機動力が高くとも戦艦や巡洋艦にまともに狙われてしまった場合、回避し続けるのは困難である。
基本的には島影などを利用して隠れつつ、敵大型艦への奇襲を狙おう。
主砲
単装砲を四門搭載可能。配置の関係上、全門斉射ができる場面は少ない。
史実装備である12cm砲は同格砲の中で破格にダメージが大きい単装砲で、ラインナップの中では重量・旋回性能も優秀であり使いやすい。よって基本的に換装する必要はないだろう。
他国の駆逐砲と比するとそれでも砲旋回がやや遅いので即応性に欠けるが、弾速は速く精度も高いため、対駆逐艦ならば砲戦で敵を撃破することも可能。特に中距離戦では、格上の吹雪を相手にしても装填時間と旋回性能の優位を活かせば充分に渡り合える。
さすがに相手が巡洋艦以上となると威力も射程も太刀打ちできないので、砲戦は極力避けた方が良い。手負いの相手などに砲撃する場合は、榴弾で燃やすことを第一に考えよう。
魚雷
連装魚雷発射管は射程距離が短く雷速も遅いが、三連装魚雷発射管にすることでバリエーション豊かな装備が可能になる。
低速ではあるが射程距離が20㎞あるタイプで遠距離雷撃を狙うか、射程は10kmだが高速の魚雷で近距離戦を挑むかはプレイスタイル次第だろう。使いづらくはなるが、混載も可能。
三連装魚雷はデフォルトの連装魚雷と比較すると少々重いが、欠点らしい欠点はそれだけであり、装甲厚を工夫すれば速度も維持することができる。
ちなみに艦首魚雷発射管のみ前方への射角に大きな制限がある。発射管の旋回速度の遅さもあって高速機動には追従できないため、敵艦を狙う場合は留意しよう。
副砲・対空
一門のみ、7.6cm砲2種類より選択して搭載可能。はっきり言って積む意義は限りなく薄い。
自動迎撃の対空機銃に関しては未搭載。副砲として選べる単装高角砲も手動対空には対応していない。
航空機が接近してくると一応空中に爆煙が上がるので、自動対空砲火は撃ってはいるらしい。いずれにせよ、効果はほとんど無いので防空任務は不可能である。
もっとも現時点で中ティアに空母がいない以上、小隊を組んで高ティアに出撃しない限り心配をする必要はない。
装甲
安定の紙装甲である。最低限のみ残し、速度上昇のために取り払ってしまうのが吉だろう。
機動性
同じ日本の中ティア駆逐艦の吹雪と比較すると、峯風には『機関全速』のスキルがないため、ここぞという場面で敵の偏差を狂わせつつ加速突撃する戦術は取りづらい。一方で旋回性能は日本駆逐艦随一と言って良いほどに高く、ストレスフリーな機動が可能である。装甲を削った場合40ノット前後は問題無く発揮出来るため、中距離以遠であれば砲弾も中々当たらない。
加減速性能もそれなりに良好なので、細かい挙動にも不自由はしないだろう。
総評
その旧式な見た目とは裏腹に砲戦も雷撃戦も器用にこなせるワークホースである。特に切れ味鋭い機動力と高速性能は、装甲の薄さを補って余りある恩恵をもたらしてくれる。
駆逐艦として必要充分な性能を有しており極めて扱いやすいため、初心者の駆逐艦入門にも適している。
歴史背景
峯風型駆逐艦(みねかぜがたくちくかん)は、八四艦隊計画、八六艦隊計画に基づいて1917年(大正6年)から1918年(大正7年)にかけて15隻が建造された日本海軍の一等駆逐艦である。大正7年度計画艦のうち、第13番艦以降の最後の3隻は兵装の配置を変更したため、非公式に野風型或いは峯風改型と呼ばれる事もある。一番艦の就役開始は1920年(大正9年)3月16日、最後の艦の除籍は1947年(昭和22年)。