1940年 ソビエト連邦 軽巡洋艦 キーロフ級
アップデートVer.2.00.033にて実装されたソ連の巡洋艦。
18cm砲を搭載しており、ロンドン海軍軍縮条約の主砲口径の基準から日本では重巡洋艦に類別されることも多い。
だがソ連は軍縮条約を批准していないため、実際の本級の分類は軽巡洋艦。WWBでも軽巡扱いとなっている。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
年代 | 1940 | 国家 | ソビエト連邦 | ||||
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艦種 | 軽巡洋艦 | 対潜 | △ | ||||
耐久値 | 25567(24350) | 戦闘成績(BR) | 250 | ||||
無装甲排水量(t) | 4302 | 無装甲速力(kt/h) | 44.1(42.0) | ||||
基準排水量(t) | 7902 | 最大速力(kt/h) | 36.0(34.2) | ||||
最大排水量(t) | 9436 | 最大舵角 | 47.5(42.0) | ||||
可視距離(km) | 13.0 | 絶対視認距離(km) | - | ||||
アンロック費 | 公試運転イベント完了 | 購入費用 | 100000S |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
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甲板部 | 2.0 | 2.0 | 2.0 | 30 | ||
舷側部 | 2.0 | 2.0 | 2.0 | 30 |
搭載武装
※購入時は非武装
主砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
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1~3 | Pattern 1932年型 57口径 18cm B-1-P 三連装砲 | 710 | 37.8 | 10 | 8 | 249 | 73 | 90/90 | ||
副砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
1~6 | Pattern 1940年型 56口径 10cm B-34 単装砲 | 390 | 22.24 | 4 | 11 | 18 | 58 | 70(AA)/70 | ||
魚雷 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 雷速(kt) | 基本弾数 | ||
1,2 | 53.3cm 三連装魚雷 | 4500 | 18.0 | 45 | 10 | 92 | 50 | 8 | ||
対潜 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 沈降 速度(m/s) | 重量(t) | 最大深度(m) | 基本弾数 | ||
1,2 | 爆雷 | 2800 | 0.0 | 10 | 5 | 7 | 100 | 10 |
艦載機
※購入時は未搭載
※最大搭載数2機、パイロット数2名。
機種 | 名称 | 耐久 | 攻/防 | 航続時間 (sec.) | 巡航速度 (km/h) | 海面視界 (km) | 空中視界 (km) | 機体重量 (t) | 格納庫容量 | 装備 | 火力 | 装備重量 (kg) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水偵 | Be-4 | 650 | 50/650 | 1150 | 356 | 12.2 | 12.2 | 2 | 100 | 200kg 対潜爆弾 Mark.Ⅶ | 480×2 | 191×2 |
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
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Ⅰ | 新式炸裂榴弾(榴弾ダメージ+5%) | 新型望遠レンズ(望遠鏡拡大倍率+20%) | ボイラー(巡航速度+5%) | 対空自動計算(自動距離計算) | ||
Ⅱ | 主砲装填装置(主砲装填時間-5%) | 精密探信儀(強制発見距離+5%) | ビルジキール(安定速+6%) | 消火器(自艦火災継続時間-10%) | ||
Ⅲ | 射撃管制装置(主砲射程距離+5%) | 精密探信儀(強制発見距離+6%) | 副舵輪(横滑り防止+7%) | 排水ポンプ(自艦浸水継続時間-12%) | ||
Ⅳ | 改式榴弾(榴弾発火率+7%) | 水中探信儀(水中探信儀アンロック+3.2km) | 変速機(加速性能+10%) | 鋼鉄甲板(榴弾被弾ダメージ-5%) | ||
Ⅴ | 新式榴弾(榴弾燃焼継続時間+12%) | × | 舵輪(最大舵角+13%) | 船体強化(HP+5%) |
立ち回り
多くの軽巡洋艦が条約による制約で6インチ砲を主砲とする中、この艦は唯一その枠組みに囚われていない特殊な艦である。
そのため、軽巡の括りでありながら重巡に匹敵する火力を持ち、単発火力において他の軽巡に対して優位にある。
ウースターやブルックリンなどの(資本主義の脳筋艦)手数で圧倒してくる艦以外に対してはその火砲で圧倒し、戦艦に対しては砲撃と雷撃で味方の戦艦のサポートをするよう心がけると、艦隊の勝利に大きく貢献できるだろう。
主砲
主砲の18センチ三連装砲は10秒間隔で6インチ砲より強力な火力を投射することができる。
旋回速度も8°/sと艦の機動性に追従できるくらいの身軽さを持ち合わせているので使い勝手が良く、初心者でも十分扱えるだろう。
ただし、搭載可能な弾数は少なく上限も低いので意味もなく撃ちまくるのはやめた方がいい。
副砲・対空
10センチ単装高角砲を装備可能。
片舷に指向できるのは三門のみで副砲としても対空火力としても頼りないが、手動対空射撃が可能なのはこの装備のみ。
そのため降ろしてしまうと観測機への牽制すらできなくなり航空機に対して無防備になるので乗せておいた方がいいだろう。
魚雷
射程距離18キロを50ノットで駆け抜ける脅威的な性能を持っている。
日本魚雷以外では屈指の高性能を誇る。
更に装填速度も45秒と魚雷の中でもスパンの短い装備でもある。
門数が片舷3本と主兵装として使うには足りないが、中距離戦から近距離戦では非常に頼りになる装備である。
航空兵装
ベリエフBe-4を2機搭載可能。
防御力は高めで視界も広いが、いかんせん飛行艇なので運動性も速度も低い。
Ver.2.00.034以降は対潜爆弾を装備可能となった。威力自体はそこそこだが、潜水艦の位置をある程度正確に把握して攻撃する必要がある。戦艦よりはマシとは言え、パッシブソナーの性能が低めのキーロフには少々扱いづらいかもしれない。
数も少ないので、慎重に運用しよう。
装甲
満載排水量が9436トンと10000トンに満たないため、あまり厚く貼ることはできない。
速力のある本艦では満載ギリギリまで貼っても30ノット台をキープできる。
少しでも身を固めるチューンでも、機動性に全てを託すチューンでもこの艦は応えてくれるだろう。
機動性
機動性は全体的に良好だが、巡洋艦なので後述の対潜能力に対しては不足している。
速力は装甲を史実に近い厚さに設定していれば35ノットの快速を発揮可能。
多少装甲が薄くてもその機動力を扱えるようになれば被弾率を大きく下げることも可能だろう。
舵の反応も良く、魚雷の射角調整がしやすい。
旋回性能は決して低いわけではないものの、やや鈍く感じる。
その他
本艦はWWBの軽巡としては初めて爆雷の搭載が可能になった。Ver.2.00.034以降はパッシブソナーも部品開発可能となり、自力での潜水艦探知も不可能ではなくなっている。
一方で対潜戦闘に使える武器は観測機と爆雷しかなく、ソナー自体の探知範囲も駆逐艦とは比較にならないほど狭い。駆逐艦よりは艦体も大きく機動性も鈍いため、積極的に潜水艦を狙うとあっさり返り討ちにされてしまう。
基本的に虚仮威し程度の無いよりマシな装備と考えておこう。どうしても対潜作戦を実施する場合は味方駆逐艦と協同しよう。