1944年 ドイツ帝国 航空母艦 ペーター・シュトラッサー
アップデートVer.2.00.025においてザイドリッツを差し置いて実装されたドイツツリー2隻目の高ティア空母。
勲章35000との交換でのみアンロック可能であり、交換期間も限定されているため入手難度が高い。Ver.2.00.033のアップデート後は再販されているが、やはり期間限定。
グラーフ・ツェッペリン級の二番艦だが姉とは艦橋の形状などが大きく異なっており、見た目はイタリアのアクィラの方が似ている。
浸水発生率-9%および火災発生率-35%の効果がある迷彩。
1500Gと高額だが、カラーリングも美しく装備するだけの価値はある。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
年代 | 1944 | 国家 | ドイツ帝国 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
艦種 | 空母 | 対潜 | × | ||||
耐久値 | 28050(25500) | 戦闘成績(BR) | 570 | ||||
無装甲排水量(t) | 13659 | 無装甲速力(kt/h) | 43.0(39.0) | ||||
基準排水量(t) | 30477 | 最大速力(kt/h) | 30.8(28.0) | ||||
最大排水量(t) | 35850 | 最大舵角 | 40.0(37.0) | ||||
可視距離(km) | 14.4(13.1) | 絶対視認距離(km) | - | ||||
格納庫容量 | 7500 | 最大搭載機数 | 80 | ||||
アンロック費 | 勲章35000 | 購入費用 | 180000S |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
甲板部 | 2.0 | 2.0 | 2.0 | 100 | ||
舷側部 | 4.5 | 4.5 | 4.5 | 80 |
搭載武装
主砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
65口径 10.5cm SK C/33 連装砲 | 210 | 17.7 | 6 | 10 | 47 | 20 | 400(AA)/400 | |||
55口径 15cm SK C/28 単装砲 | 590 | 21.95 | 8.5 | 8 | 39 | 78 | 40/40 | |||
副砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
15cm SK 艦砲 | 400 | 15 | 10 | 10 | 15 | 65 | 250/250 | |||
55口径 15cm SK C/28 単装砲 | 590 | 21.95 | 8.5 | 8 | 39 | 78 | 40/40 |
艦載機
機種 | 名称 | 耐久 | 攻/防 | 航続時間 (sec.) | 巡航速度 (km/h) | 海面視界 (km) | 空中視界 (km) | 機体重量 (t) | 格納庫容量 | 追加装備 | 火力 | 装備重量 (kg) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
艦戦 | Me155-0 | 580 | 150/350 | 1080 | 604 | 10.5 | 10.5 | 3 | 90 | MG151-15 ガンポッド | 100×2 | 50×2 | ||
Me155-1 | 600 | 300/350 | 980 | 586 | 5.9 | 5.2 | 3 | 90 | MG151-20 ガンポッド | 150×2 | 50×2 | |||
Me155-2 | 600 | 400/350 | 980 | 571 | 6.1 | 6.1 | 3 | 90 | MK108 ガンポッド | 300×2 | 50×2 | |||
Fw190 F-8 | 680 | 450/575 | 312 | 593 | 9.1 | 9.1 | 3 | 120 | 250kg 爆弾 | 1200×3 | 250×3 | |||
MK108 ガンポッド | 300×2 | 50×2 | ||||||||||||
F5B 航空魚雷 | 1425 | 725 | ||||||||||||
艦攻 | Ju87 D-4 | 600 | 350/235 | 558 | 440 | 5.5 | 3.0 | 3 | 120 | 850kg 航空魚雷 | 1700 | 850 | ||
WB151 ガンポッド | 300×2 | 80×2 |
※パイロット数7名。
※Fw190 F-8は発艦のみ可能。
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
Ⅰ | 射撃管制装置(主砲射程距離+15%) | 電波探信儀(理想発見距離+10%) | 制動機(後進加速度+10%) | ダメージコントロールシステム(スキル『応急修理』アンロック) | ||
Ⅱ | 新式炸裂榴弾(榴弾ダメージ+9%) | 精密探信儀(強制発見距離+4%) | 新型艦首(旋回抵抗-9%) | 水密隔壁(浸水発生率-13%) | ||
Ⅲ | × | 特殊塗装(隠蔽性+8%) | 変速機(加速性能+11%) | 耐火コーティング(火災発生率-15%) | ||
Ⅳ | × | × | 舵輪(最大舵角+8%) | 傾斜装甲(装甲HP+15%) | ||
Ⅴ | × | × | ボイラー(巡航速度+10%) | 船体強化(HP+10%) |
立ち回り
空母のセオリー通り、戦線後方から攻撃を行おう。砲戦設備が多少充実しているからといって前線に出るような真似はNGである。
艦戦は姉のグラーフ・ツェッペリン搭載機のような戦闘バリエーションは無くなり、速度が速いものの旋回性能が劣悪な一撃離脱型に統一された。その代わり、総じて非常に高性能な機体が揃っている。航続時間に関して心配しなくとも良くなったのは嬉しいところ。
全体的に艦戦の編隊構成機数が少なめなので、なるべく被害を出さないよう立ち回ろう。
また艦爆が搭載できないため、急降下爆撃で敵空母を攻撃するという戦法は取れなくなった。相対的に雷撃の重要度が非常に大きくなっているため、偏差雷撃の訓練は充分に積んでおこう。
航空兵装
艦戦は
・速度と視界に優れたMe155-0
・バランス型のMe155-1
・30mmガンポッドを装備出来る等、火力に優れたMe155-2
という3種類のMe155の他に、Fw190の戦闘攻撃機型であるF型が搭載可能。
Fw190は高火力・高防御・高速の欲張りセット。おまけに命中精度の良い爆弾と魚雷も積めるが、極端に航続時間が短い上に機体収容が不可能なので運用には注意が必要。
幅広い戦術が取れる機体バリエーションとなっているが、空戦方法についてはほぼ一撃離脱一辺倒であり、格闘戦はするべきではない。
また、雷撃機については上記のFw190F-8の他にJu87D-4が積めるが、上述の通り艦爆はない。中型以下の艦艇相手は大集団で襲いかからないとあっさり攻撃を躱される可能性もある。
主砲
グラーフ・ツェッペリンと同じ主砲を有している。ただし配置が変化し、艦首部に一基・艦橋前後に二基ずつの計五基となった。
10.5cm連装砲の威力・貫通力不足に加え副砲の精度低下により、ツェッペリン共々駆逐艦の相手をするのも今となっては非常に困難である。
15cm単装砲にすれば戦えなくもないが、そうすると手動対空が一切出来なくなってしまう。
副砲・対空
こちらもグラーフ・ツェッペリンと同様のラインナップである。
門数は空母としては多い方だが所詮は副砲、加賀の20センチ砲よろしく威力はそこそこあっても精度は悲惨。牽制用と考えておこう。
対空に関しては四連の対空機銃や単装の機銃等は据え置き。だが、高角砲は射界の代償に一基削減されている。
現状では自動迎撃はあまり当てにならず、手動対空可能な高角砲の威力は日本の八九式連装高角砲にも劣る有様なので、やはり他の空母と比較すると物足りない。
装甲
デフォルト状態では甲板2インチ・舷側4.5インチと空母としては可もなく不可もなくと言ったところ。雷撃は勿論だが、急降下爆撃機に襲われると大ダメージを受けてしまう。
装甲HP上昇効果のある部品の恩恵もあって増厚すればそこそこ固くすることは出来るが、反面速度がガタ落ちするためそれなりで良いだろう。
とにかく直接攻撃を受けるような状況に持っていかないこと、装甲強化する場合は被弾しやすい場所を重点的に行うことが大切である。
機動性
他国の正規空母と同程度、30ノット以上の速力は確保している。ただし、それはボイラーを搭載してからの話。ボイラーは早期に開発しておこう。
舵角は空母の中では広い方だが、ツェッペリン同様、実際に舵を切るとそこまで旋回性能が高いわけでもない。魚雷や爆弾を回避する際には要注意。
総評
母艦性能こそグラーフ・ツェッペリンと似たり寄ったりだが、艦載機は進化を遂げており、搭載している戦闘機はどれも速度と加速力に秀でているため一撃離脱戦法との親和性が非常に高い。と言うより、それに特化している。旋回性能については劣悪なので、F4Uシリーズなどを除き旋回戦に乗るのは厳禁。
また艦載機は最大4編隊を1度に準備でき、防空にしろ攻撃にしろ比較的短時間のうちに態勢を整えることが出来る。
戦闘成績はサラトガや大鳳と並ぶ570と高いものの、得意不得意が非常にハッキリしている。その意味では扱いやすく、総じて優秀な空母と言えるだろう。