《人名/あ行》
関連項目: 宝石・アマンディーヌ
『スターダンス』
- 雪国タナティアの戦士ホワイトホールの妻。息子スターダンスと幼い娘ラビ?がいた。隣国ウェスタの侵攻の際、王子オデュセイアの手で夫と娘の命を奪われたアマンディーヌの悲嘆の場から『スターダンス』の物語は始まる。嘆く彼女の姿が冷徹なオデュセイアの心を揺り動かした。
- 戦後、ローズと名を変えたオデュセイアと再婚し、間に息子タキオンを得る。新しい夫婦の間には敬愛があったが、義父となったローズを認めきれないスターダンスには、母アマンディーヌに対しても距離感を生じた。『父様やラビを忘れたのか』と思いつめる息子をローズやアマンディーヌも叱ることができず、ぎくしゃくした家庭にスターダンスは身の置き場がない。
- 戦争の渦中でローズはタナティアを去る。カンフーがタキオンを連れ去り、スターダンスが命を落とした後、二度も家族を失ったアマンディーヌ一人がタナティアに残された。その後、長い時間を経て再び見いだされた時は、アマンディーヌは悲しみの果てに虎に変わっていた*1。人としての知性も記憶も失くした彼女とオデュセイアとの間に新たな子ジレンマが生まれる。
- のちに、魔王星での魔王が明かすところでは、アマンディーヌという名の女性はこの宇宙に最初に生まれた生命体で、永久に転生を繰り返す魔王星の申し子。天界の申し子であるオデュセイアとは対の存在といい、生死の悲劇と、オデュセイアとの愛憎をくり返すのは彼女の宿命のようだ。天界騎士ジレンマを生むために虎に成り果てたことさえ、物語の中では「天界の意志」とされる。
- 運命に翻弄され続けたのち、虎としてのアマンディーヌはジレンマを産んで直後に死んだらしい。十四年後、スターダンスが万古?へ向かう頃には、いつしか再び転生して間蘇となり、同じく運命の変転を経た南極老人星とともに宇宙の誕生を見届けた。
『ライヂング★スター7』
- 技・スペシャリスト「アマンディーヌ」仲間キャラクターの間蘇だけが習得している。
その場の生者全員を瀕死+重篤な<呪>状態にし、死者全員を生き返らせる。フィールド魔法>素晴らしき女性
ハイリスクで実用性はない。万古の技の演出として設けられている技。
『キレムサ』
- 聖天使アマンディーヌとして登場。『スターダンス』時代の面影は皆無で、名前以外はほぼ別人。眼帯着用者。
- 片目を失っているのはスターダンスを蘇らすべく、かつての魔王妃ロングドレスと同じ死者再生の術を行っているため。息子との関係はとうに公認らしく、ステファニアからは「お母様」と呼ばせている。
『アケローン調査書』より プロフィール
年齢: 40歳 誕生日: 11/13 血液型: A型
出身: タナティア 職業: 後に聖天使となる
身長: 148cm 体重: 45kg B83 W64 H82
特技: 転生 趣味: 仏教哲学 好きな人: ローズ、スターダンス、子供たち
好きな食べ物: ホットミルク 嫌いな物: 不安
『Sea Tree』
- 星都スターダンスの近所の「アマンディーヌ高地」の地名になっている。