セアトレイ

Last-modified: 2023-05-10 (水) 18:23:20

人名/さ行

セアトレイ

星姫セアトレイ海木世界の首都・星都スターダンスの王女。星王家の姫として、星都に残る現在ただ一人の王族だが、政治的な実権はなく半ば幽閉の身にある。

『Sea Tree』

  • 星都上層・空中庭園にある星姫の部屋に訪ねていくと、この世界の物語背景についてプレイヤーに幾つかの説明をしてくれる。
    星都大王・クドについて」「星都新王について」「現状の星政について」「星軍紛争について」「星塔について」
    『Princess Seatray』

    御機嫌よう……あなたは冒険者さん?
    私はこの星都の王女、セアトレイ・スターダンスと申します。私にどんな御用かしら……

  • セアトレイの語る現在から7年前、POF戦争の終結を境に、従来は絶対的な威光を保っていた星都の支配権は後退し、セアトレイの父・クドは急死した。兄王子ゼアロが新王に立ったが、ゼアロは星政に倦んで後に失踪。王家の継承者にはセアトレイ一人が残される一方、星都商会を代表する早乙女タケゾウが全権を掌握する。

    混沌とした状況で星姫セアトレイはなすすべもなく軟禁状態に置かれ、部屋から自由に出ることもできない。

  • 兄ゼアロが失踪した理由について、星姫は肉親なりの理解と推測を語るが、王である義務を逃れたことについては兄に対しても批判している。反面、彼女自身が王女としての責務を何ら果たしていないことに自責をくり返す。
  • 海木世界のスターダンス王家=星家(星一族)は夢世界を成り立たせている根幹のエネルギーである星霊を操る技術を代々伝えてきたという。海木世界の住民にとってこの世界は竜猫と呼ばれる何者かの夢といわれ、過去の星一族は眠り続ける竜猫を夢から醒めさせないために星塔と呼ばれる装置を作り夢世界を安定させようとした。それに伴い、星一族はこの世界の星霊力を管理する責務を担ったが、時代が移り変わり、星家の力が弱まると、世界各地に建つ星塔は腐朽し、崩壊していった。

    王女セアトレイは星塔の最後の管理者として、現在の世界で塔素材が各国の争奪対象になり、星霊が商品として売買される状況を憂えている。その責任感と裏腹に、兄に較べて自分の無力なことを嘆き、孤独を口にする。

  • 2012年当時、ニコニコ生放送(ニコ生)で配信されていたAMの公式放送中、コメント読み上げソフト*1が視聴者コメント中の「seatree」を「せあとれえ」と発音したことから、その語感を気に入って名づけられたキャラクター。

『アンディーメンテ・ヘビーレインズ』

  • 第5話。ヴィヒトレイの出現にまつわる昔語りのなかで、
    その夢世界の中心には、星都と呼ばれる王国があり、
    大勢の夢人が住み、生活をし、
    星都の奥に建つお城には、
    一人の美しい星姫様が住んでいて……
    その星姫様は、夢猫の世界全体を支える柱"星塔"を守る一族の末裔で…
    と触れられたが、9年目までの海木暦の間でセアが美しい姫と呼ばれたことはとくになく、女子キャラとしてはようやく花が咲いた。

*1 棒読みちゃん