海木世界

《世界》
『Sea Tree』の作品舞台。青猫シー・ツリーの夢の世界で、過去AMの旧作世界観を映しているようであるが、それとは奇妙に異なる鏡写しのような世界とされる。

『Sea Tree』

地理

• 海木世界のフィールドは従来のAMゲーム作品に由来する地名が多々みられる。地球塔の廃墟があるので地球だろうと思われるが、現実でない夢の世界や、足立区西新井にも空間が繋がっている。
• 海木世界に住む人々は、世界の中央にある星都スターダンスから見て、南海にイリア、山岳地帯にカラン、北の沼地にヒルトンという三国を作っている。後に、第四の国アスラが東の海底から浮上した。
  • これらの国々は大ざっぱな南北の地理関係は認められるものの、徒歩で移動していても所々にマップの接続が不合理な部分があり、理解できるワールドマップを描くことができない。
  • 上記の国々以外にも、タナティア、砂漠の国メイス?、聖山ユグドラシル、ハインリヒの墓標、グージーグージーダンジョン等が点在する。

POF

• 海木世界の歴史では、七年前に起こった大きな戦争のことを「POF戦争」と呼んでいる。この戦争で、世界の盟主であった星都は覇権を失い、イリア・カラン・ヒルトンの三国が台頭してそれぞれ独立した。
• かつてのPOF戦争では、三国を代表する三人の戦士が活躍し「POF三豪傑」と称された。彼らはその後、表舞台から去り、各々の自国で隠居・逼塞しているが、「老人達」「ご老体方」と呼ばれる三傑は現在でも隠然と権力を保っている。
• 戦争終結後、三国協定によって「POF条約」が結ばれ、以後は星都の仲介の下、戦争の代わりに魚釣りのスコアで平和的に世界の主導権を決めるルールになっている。しかし、条約締結後に星都の王クドは暗殺され、若い新王ゼアロは失踪。星王家の現在唯一の継承者である星姫セアトレイは年若く、行動の自由を奪われ軟禁状態という不穏な情勢に陥っている。
• ゲーム中では一日一回、約10分間の制限時間中に魚を釣り、釣果に応じた得点を自分の所属国のスコアに加算して各国で競う。高得点をキープするにはコンボを繋ぎながら釣場から釣場へ走り回り、けっこう忙しい。♪『POF conquest』 ⇒SeaTree Wiki
  (海木世界/POF)

青猫の夢

• ゲーム開始早々に出会う猫人達の話では、この世界はすべて青い猫の子供シー・ツリーの頭の中にある夢だという。夢見るシー・ツリーはその考えを隠しておらず、身近な友達にも話しているが、海木世界の住人達には子猫の空想と思われつつ、シー・フーのような猫は半信半疑で不安になっている。
• 『この世界は、何者かの見る夢である』という観念は、星都の文化人の間ではより洗練されたかたちで伝説となっている。伝説の語るところでは、世界を夢見ている謎の存在を竜猫と呼び、ひとたび竜猫が夢から醒めるときには世界が消滅するとされる。竜猫を眠りから覚めさせないために世界各地に星塔と呼ばれる装置を作り、世界に満ちる星霊エネルギーを管理することが支配者たる星都王家の役割だったという。