基本情報
- イデア名:Norbis
- 身分:人間
呪いにかけられた母親を殺すために、魔女の使い魔となった騎士。その生涯は短いものであった。
魔女が「不死」であることと、授かった武器が「ローズ」の名を冠していることから、魔女についてはヴェロニカであると推測できるが、真偽は不明。
収録弾
- Blade Rondo -Night Theater-
- No.26 ローズバレット
- 魔女に忠誠を誓い立て、真紅の弾丸を授けられた騎士の物語。
- MB.09 ペタルバレット
- No.26 ローズバレット
Tradition
No.26 ローズバレット(ノルビス)
青年ノルビスは苦悩の末、ある名高い魔女の元を訪れた。青年は決して癒えない傷を与える武器を求めた。魔女は青年を気に入り条件を提示する。生涯自分に仕えてくれるなら作ってやろう。青年がその取引を承諾する。魔女は使い魔となった青年に尋ねる。お前はその武器で一体なにをしたいのか。怪物を殺さねばならないのだ、と青年は答えた。怪物はつけられた傷をすぐになくしてしまうのだという。なぜ殺すのか?それはその怪物が、呪いにかけられた自分の母親であるからだ。
子供を持たない魔女は彼の親孝行を好ましく思い、自分も不死に飽いたらこの男に引導を渡してもらおうと考える。しかし、青年はわずか三十年後に生涯を終える。