ドイツ

Last-modified: 2023-10-15 (日) 13:47:30
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ドイツの歴史と概要

🥔

ご存じ、EUの盟主であり、通称Deu帝国だったり、新帝国主義の覇権をめぐって帝国を築いたり、経済においてヨーロッパ世界の覇権国家に躍り出たりしている国家。経済的な影響力や環境保護国としても知られ、いくつかの学問分野においても突出した業績を持つ人間をバンバン出している……のだが、UKR戦争になってからはあまりいいことがない。

体外情勢

対外においては冷戦終わった新時代ヤッホ!となってからリスク管理を度外視して今回の戦争においてのRUSからガスパイプライン敷設を承認して、建設後、安い電気代に浮かれたのもつかの間。戦争が発生してからは原発再稼働や節電を余儀なくされたり、電気価格が高止まりしたりとなかなかに踏んだり蹴ったり。さらにはこのガスや資源を対外……それもRUSに特に依存してしまっている状況のため、芋ハゲの煮え切らない態度を引き起こす要因の一部にもなっている。
自動車産業においてはCHNなどの安い場所から資源や生産を委託し、EUで組み立てることでメイドインEUなる商標で売り出しているが、アメリカとCHNの種々の対立に伴い、これまた雲行きが怪しい(なお、この観点に関しては日ペというか世界各国も同様なので、お互い頑張ろうね!)。さらに学術面においてもお太い!研究が盛んだが、どうにも対外リスクというか安全保障の観点が抜けている模様でCHN(中国)の武器開発にちゃっかり協力してしまったりしている。そして案の定新聞にすっぱ抜かれてしまい、そこそこ批判された。
(初手はうまくやるけど、後々になって前にやったことのせいでババを引かされているようにみえるのは……わたしだけでしょうか?)
経済的に栄えまくって周辺国というか、EUR全体を従属させ、ドイツ帝国かなんかか?とまでに陰口を叩かれるまでに発展した。その中心国家ぶりは映画『ありがとうトニ・エルドマン』などでもところどころ描かれているように、移民や周辺国のエリートを吸い上げ、Deuのために働かせるという黒い一面も存在している。そんなこんなで、いろいろな問題で様々なジレンマというかクリアトレンマもかくやな状況になりつつも、理想にまい進しようとする姿は称賛されることは……あまりなく、基本的に二枚舌とか批判されている。特に、本スレでは戦車供与やエネルギー対策を巡ってボコボコに叩かれていることが多い。

国内情勢(2023年9月時点で)

国内では環境保護を訴える過激派でもある letzte Generationなどが道路に座り込んで交通を止めてしまい、大騒ぎになったり、炭鉱でストライキをして警官隊と衝突しているかと思えば、帝国市民がガンギマリでクーデターを計画して摘発されている。そうかと思えば、ノルトストリーム2が吹き飛んでしまったり、イスラミックステートがテロを起こそうとしたりと、日ペ以上に波乱を極めている。これマジ!?治安悪すぎだろ……。
体外政治では2023年1月から戦車を送れだとか、国防省の大臣姉貴が新年早々に言葉選びを間違えて、UKR戦争を得難い体験だとか抜かして辞任に追い込まれたりとこれまた混迷の状態に。くわえて、地方選挙ではAfDが初の区長(日ペ風だと市長くらい)に選ばれ、10月11日のバイエルン=ヘッセン選挙では高い支持率をCDUと同じくらいに得ている。まずいですよ!

政党と政治

CDU
:キリスト教同盟。中道右派。
本当だったらDeuの保守政党の受け皿になるはずだった政党。メルケルを生み出したり、コールによる統一を成し遂げたりとDeuの政治の中枢を担っている。
キリスト教による保守主義を志向し、妊娠中絶に反対の立場を取ったり、軍の地位を高めようとする運動を行っていた(過去形)。ただ、DDRが崩壊すると左派の党員が増え、中道保守となり、保守の立場はAfDに譲ることなった。ちなみに、左派のSPDとは折り合いがつかないことが多く、いがみ合うこともあれば、共闘することもある。
Deuでは現在野党。
SPD
:社会民主党。中道左派。
歴史的にはアカだったり、ナナチに虐殺されたり、亡命政党を作ったりと波乱万丈な存在。実はKPD(Deu共産党)以上に現存する中では古い。
政治的には中道左派のスタンスで、親露の巨魁、シュレーダーを始めとしてCDUと国内政治を二分する……はずだったが2023年の10月11日に行われたヘッセン・バイエルンの両州で行われた選挙では緑の党と同じくらい、腹筋ボコボコに打撃を受け、権威が低迷している。
芋ハゲが内閣を取り持っているが、KSD以上にやばそうな状況に置かれている。
Grün
:緑の党・同盟90。左派(?)。
元々は党員ほぼ全員が、博士号もしくは教授資格を持つ人々の政党であり、また、何らかの社会的貢献を行うことが是とされた文字通りのエリート政党であった。緑の名前が示すように、環境保護に代表される運動を展開している。反面、過激左派のLetzte Generationが示すように、いわばwokeのような人々との付き合いをどうするのかでも揉めている。
ポリコレの筆頭に思われがちだが、実態としては左なのかもわからない政党である。与党ではあるが、現在、AfDから追撃されている。
Linke
:左翼党。左派()。
旧東ドイツ(DDR)を司っていた政党SEDの残滓みたいな政党。親露。
AfD
:ドイツのための選択肢。右派(?)。
ルーツをPegita(ペギータ)に代表されるドイツ保守層の形成した団体が大元となっている。親露。大陸右翼とも呼べる存在であり、RUS=CHN=Deuのようなユーラシアを中心とした反米思想を持つ。現在はネットを主体として活動するオルタナティブ右翼の巨魁とみなされるが、その実、生活の不満を巧みに代弁し、パフォーマンス力に劣る芋ハゲをボコボコにしてネットを始め、あらゆる場所で人気を博している。正直、これを書いている今も怖いとしか思えない。Deuでは急速に台頭しており、アンチからバカにされつつも、強力な存在へといたろうとしている。
FDP
:自由党。
実は、日本自民党のDeu語表記もFDPだったりする。経済が中心となった政党であり、HTNだが、与党になっている。財界の支援を受けていた(過去形)。選挙ではボコボコにされており、5%条項によって消滅したり、相手にされなかったりと散々な目にあっている。

本スレにおける頻出のレジーム

本スレッド、だいぶ溜まってんじゃんアゼルバイジャンスレにおいては主として2000年代のシュレーダーレジーム(SPD)に端を発するドイツ連邦が取り上げられる。正確にはもう、70~90年代から始まってる!だろいい加減にしろ!と思うかもしれないが、スレでは基本的に取り上げられるのはシュレーダーからメルケル、芋ハゲ(ショルツ)までの一連の新ドイツの体制なので、そこら辺はご理解オナシャス!
なお、ゲアハルト・シュレーダーについてはRUSとの不自然なまでの太いコネクションや、経済の立て直しによる功績による元老と化してしまったため、今後引用するであろうFAZ(フランクフルター・アルゲマイネ)やSpiegelなどの各社が指摘するようにMRKLへの外交への明らかな介入や影響などが見て取れる事があり、現在に至るまで、実質的なドイツの支配者となっていることは記しておく。

Deuの主な登場人物

芋ハゲ(オラフ・ショルツ)
元HTN。2019年のSPDの党大会でそこそこ重鎮のはずなのに、無名の候補者に破れるくらいには重要な存在。あまりにも影が薄いにも関わらず、首相の座を務めることになった人物。UKRへの戦車供与を今年に入って承認するまでスレはおろか、国内外から腹筋ボコボコに攻撃された。ただ、EUの盟主であるドイツの首相であるため、一挙一動がRUSを煽ったりすることにつながるため、このくっそ遅い行動も理解できないわけではないが、いかんせん、パフォーマンス力に乏しいのかそれなりに攻撃できる余地を与えてしまっている。スレでは主として芋ハゲと呼ばれ、定期的に愚弄されている。
政治面ではシュレーダーによる構造改革から、MRKLの対中・対露政策を2023年から抜本的に見直しを迫られ、レ帝よりの外交へとかじを切っている(わーくにのKSDを彷彿とさせる)。Deuの右翼とNTUYの姫であるアリス・ヴァイデルに演説でぶっ叩かれつつも、過去に未来によろめきながら、Deuを立て直そうと奮闘している。

UPDATE(2023年7月14日)

アンゲラ・メルケル
通称しわしわ。わざわざ宇露間でミンスク協定結ばせた上で裏では裏切る畜生。
ゲアハルト・シュレーダー
通称灰色の猊下。ガスプロムに献金貰ってノルトストリームのガスパイプライン敷設を推進したり、今でもSPDに凄まじい影響力を行使したりと洒落にならない人物。なんだったら、RUSを巡る一連の行動はこいつから始まっているともとれないことはない(2000年代のレジームにおいてシュレーダーが果たした影響力のDKさについてはアゲンダ2010や労働改革とかあるので、気になる人はCiNiiとかで論文を読まれることをおすすめする)。
アリス・ヴァイデル(Alice Weidel)
ゲッベルス♀ AfD党首。弁舌に長け、同性愛者としてAfDがナチスではないことをアピールしている(違う、(ナチだとかいうのは)そこじゃない)。
CHNにおける年金体制を巡る学位論文によって経済学博士号を得たのちに、ゴールドマンサックスの北京支店で勤務。そして、AfDに入党。以降は度重なる演説や討論においてイニシアティブを獲得していった侮れないポピュリスト。UKR戦争以降は親露的な言動や反ワクを匂わすなどの不穏な動きが多々見られる。