【ツクダオリジナル】

Last-modified: 2021-09-22 (水) 15:24:33

概要

かつて存在していた日本の玩具会社。玩具流通業ツクダの製造部門として1974年創立。
オセロやルービックキューブといった定番玩具を主力商品としていた。
「ボールを相手のゴールにシュウゥゥゥゥ!!」という妙にテンションの高いCMで知られる「バトルドーム」もこの会社の製品である。
ちなみにルービックキューブやバトルドームは海外の玩具会社の製品のライセンス販売で、ツクダオリジナル社の開発した完全オリジナルの玩具というわけではない。
 
ドラクエグッズや関連商品を発売したことは無いが、一風変わった事情でDQと深い関係にあった企業。
`90年代から2000年代初頭にかけて発売されたドラクエグッズのうち【スライム】のグッズには必ず「 スライムはツクダオリジナルの登録商標です 」と書かれている。
これはアメリカのマテル社(バービー人形が有名)が製造したゲル状の「スライム」という玩具を、ツクダオリジナルがライセンス販売し、その商標権を有していたためである。
現在でこそ子供向け実験の定番として知られる「スライム」だが、元々はマテル社の開発した完全オリジナルの玩具。
 
スライムやバトルドームなど、全く新しいコンセプトの玩具を意欲的に開発・輸入・販売する企業であったが、少子化とTVゲーム普及の波には逆らえなかったのか「バトルドーム」以降のヒット作に恵まれなかった。
2002年に親会社ツクダの経営不振からバンダイグループに吸収され、ツクダオリジナルとDQの奇妙な関係は終わりを告げた。
なお、かつての【エニックス】がこの問題においてツクダオリジナルとどのような契約関係にあったかは不明。
 
玩具「スライム」は現在、日本ではツクダオリジナルの事業の一部を引き継いだメガハウス社が販売しているが、諸権利はマテル社からバイアコム社に移っておりメガハウス社の「スライム」のWEBページには「© Viacom」と明記されている。
「スライム」の商標は現在スクウェア・エニックスが有しているものとバイアコムが有しているものがある。
スクウェア・エニックスは他にも「【スライムもりもりドラゴンクエスト】」や「【スライムのおへや】」という異なる商標を有している。
「スライム」単体にしないことで商標問題を回避しているのかもしれない。
 
現在では当時のスライムグッズを手に入れる事が難しいが、初期の4コマ劇場の巻末の広告などでも冒頭の一文は掲載されているので、古書店などで確認することはできる。
 
海外版ドラゴンクエストのタイトルがかつて【DRAGON WARRIOR】となっていたのも(7まで、8以降は日本と同じく「Dragon Quest」)同様の理由。詳細は当該項目で。