概要
戦車兵の初期装備などで手に入るイタリア軍の自動拳銃。
使用可能キャンペーン
モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード |
- | - | - | 〇 | - |
距離毎ダメージ減衰率
距離によるダメージ減衰 (改修前⇒改修後) | |||
---|---|---|---|
距離(m) | 10 | 100 | 200 |
打撃力 | 5.0⇒** | 2.5⇒** | 1.8⇒** |
貫徹力 (改修前⇒改修後) | ||
---|---|---|
距離(m) | 300 | 1500 |
貫徹力(mm) | 1.0⇒** | 0.1⇒** |
性能
項目 | 初期値⇒最大値 |
口径(mm) | 9mm |
---|---|
打撃力 | 5.0⇒△△ |
銃口初速(距離/秒) | 270⇒△△ / sec |
発射速度(発射数/分) | 330-360⇒△△ / min |
リロード時間 (秒) | 2.0⇒△△ |
垂直反動 | 31⇒△△ |
水平反動 | 17⇒△△ |
供給システム*1 | 7 |
重量(g) | 700 |
弾倉質量(g) | 11.2 |
射撃方法 | セミオート |
解説
特徴
戦車兵の初期装備で手に入る自動拳銃。ワルサーPPKと性能的には大差ない。
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【火力】
打撃力5.0、装弾数7発と最低限の性能。連続キルは厳しいものがある。
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【適正距離】
口径で打撃力を稼いでいるため距離減衰が小さいが、所詮拳銃なので屋内など50m以内の近距離で使用しよう。
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【命中精度】
比較的良好。ワルサーPPKと比較して若干水平反動が小さくその分垂直反動が大きいが、体感できるほど大きな差ではない。
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【総論】
Walther PPKと大差ない性能の拳銃。チュニジア枢軸では同じく銀チケ一枚でWalther PPも入手可能でありそちらの方が装弾数8発で使い勝手は良い。ただし二月の調整によりWalther PPはPPKに比べ反動が大きくなってしまったため20m以上離れた距離ではこちらの方が優秀かもしれない。
Walther PPKとどちらを選ぶかはお好みで。
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史実
ベレッタ社で開発された軍用自動拳銃。9mm口径の.380ACP弾を使用する。
イタリア軍では1910年代、リボルバーであるボデロM1889の代替として9mmパラベラム弾を弱装化したグリセンティ弾を使用するグリセンティM1910の配備を進めていたが、この銃はストライカー方式で無駄に機構が複雑でコスト的に難があった。そこでベレッタ社のマレンゴーニ氏が設計したBerettaM1915が採用され、以降ベレッタ社の拳銃がイタリア軍の正式拳銃として長らく運用されることになった。
M1934はマレンゴーニ氏の集大成であった。外見的特徴としてはやはりベレッタ製拳銃にその後も引き継がれるスライドの切り欠きである。M1915では軽量化のための工夫であり別に排莢口が用意されていたが、M1915/19以降では切り欠きが延長され排莢口を兼ねる設計とされた。使用弾薬は互換性に乏しい9mmグリセンティから当時欧州で広く用いられていた.380ACPに変更されている。動作機構はシンプルブローバックでシングルアクション、リコイルスプリングは銃身下部に設けられたシンプルで古典的とも言える設計である。それだけに軍の正式拳銃として必要な信頼性を備えていた。
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小ネタ
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