概要
試製五式四十五粍簡易無反動砲は、日本陸軍が試作した対戦車用のクルップ式無反動砲である。
BR・Tier
項目 | 数値 |
---|---|
Tier | △△ |
BR | △△ |
距離毎ダメージ減衰率
貫徹力 (改修前⇒改修後) | ||
---|---|---|
距離(m) | 10 | 7000 |
貫徹力(mm) | **⇒100 | **⇒** |
性能
項目 | 初期値⇒最大値 |
口径(mm) | 80.0 |
---|---|
爆発力 | △△ ⇒ 18.0 |
銃口初速(m/秒) | △△ ⇒ 82.0 |
発射速度(発/分) | △△ ⇒ 48 |
リロード時間 (秒) | △△ ⇒ 3.2 |
垂直反動 | △△ ⇒ 50 |
水平反動 | △△ ⇒ 50 |
供給システム*1 | 1/5発弾倉 |
重量(kg) | 8.2 |
弾倉質量(g) | 1.6 |
射撃方法 | セミオート |
銃剣 | - |
解説
特徴
日本軍版のパンツァーファウスト。ロケットランチャーとあるが本来の名前は「簡易無反動砲」である。
【火力】
対戦車戦闘に最適で、M13自走対空砲は一撃で吹っ飛ばせる他スチュアートやLVTも容易に吹き飛ばせる。
その貫徹力はカスタムバトルで遭遇するIS重戦車やパンターを側面から吹き飛ばす程であり、通常マッチングするシャーマンも正面から貫通できる。
【適正距離】
おおよそ50mまで。砲弾自体はかなりの飛距離があるが、下記のような問題があるため遠距離戦は不得手である。
【命中精度】
弾自体は素直な弾道だが、サイトが存在しないので中距離以降を当てるのは容易ではない。
砲身の左側に透明なサイトがあるかのようなイメージで撃つと遠くの敵にも比較的当てやすいだろう。
【総論】
日本軍版パンツァーファウストといった立ち位置だが、性能的にはパンツァーシュレックの方が近い。
九七式自動砲と違い遠距離に照準を合わせる事が困難であるものの、戦車に大打撃を与えられる他、後継の四式噴進砲には貫通後の威力で劣るが、貫通力で勝る事からこちらも対戦車兵にとって魅力的な選択肢である。
史実
1943年にドイツからもたらされたタ弾(対戦車成形炸薬弾)を参考に作成された。
同じモンロー効果弾頭を用いるパンツァーファウストと違いこちらは使い捨てではなく再装填が可能。どちらかと言えば後年に開発されるRPG-7のようなものに近いと感じるだろう。
四式と違い、製作に手こずったせいか量産はされず実戦を経験せずに終戦を迎えた。
尚、不発弾も多かったらしく説明書には、「もし上手く動作しなかった場合は敵戦車に向かって弾頭を投擲するか弾頭を持って自爆攻撃せよ」と記載されている。
小ネタ
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