ソフォン

指導者　　ソフォン三頭政治

ヘキムの天才民主デマーキー（ソフォン共和政体、またはシンプルに「ソフォニティ」と呼ばれる）は三頭政治によって統治されています。政府が変わるごとに体制と責任者が変わる場合がありますが、現在の役割分担は以下のとおりです。
ジーウィード・ディーミン：外政担当（外交、国防など）
ルーマック・セヤガ　　　：内政担当（警察、インフラなど）
キュイタ・チェードール　：将来政担当（教育、研究など）

種族 　　ソフォン

好奇心旺盛で、分析的で、探求心の強いソフォンは何よりも知識に誇りを持つ種族です。

完璧な理論や機械など存在しないため、何かしら弄り回して改良せずにはいられません。進歩とは大きな飛躍と小さな一歩の両方からもたらされるものです。そして時には、凄まじい爆発からも。

ソフォンたちは冒険心と知識欲にかられて銀河を旅しています。そのため、戦争を人生における大事なものから気をそらすものでしかないと考えており、高度な技術によって彼らは驚くほど危険な敵になる可能性があります。

母星　　ヘキム

青い恒星の軌道上にある岩石の多い寒冷な惑星、ヘキムにおいてソフォンは進化を果たしました。太陽の放射線が強いために変異と進化は迅速です。結果として、その虚弱な肉体とほぼ自殺行為に等しい好奇心にも関わらず、なんとか自然淘汰から生き残り、文明を発展させました。
驚くほど短時間の間に、ソフォンは銀河の宇宙ひもを辿って移動するまでになったのです。

社会 　　ヘキムの天才民主デマーキー

ソフォンの社会は学習、哲学、探検、研究に熱心です。宇宙を畏敬の念だけでなく、解き明かすための知的パズルとしても見ています。彼らは科学的進歩と技術的進歩に絶対的な信念を持っています。

ソフォンにとって戦争とは好戦的な異星人に押し付けられる無駄な仕事です。可能であれば、他種族と（場合によっては解剖を伴う）共同研究を望みます。

特性

• 種族特性：ソフォン

  特性	人口収集ボーナス
  ソフォン1人につき科学産出量+1 寒冷惑星に配置するとさらに科学+3	10人	科学派閥増加
  	20人	星系の科学+15％
  	50人	研究コスト-20％

• 勢力特性：オムニ科学
  他勢力が未研究の技術を研究している間科学産出量が+50％される
  1つの帝国が研究済のものは+25％、半数の帝国が研究済のものは+10％になる

• 勢力特徴

  ビルグリムの住人	開始時の初期惑星にビルグリムが1人追加される
  誘導者	隣接する未探索のノードの位置が分かる
  迅速な旅行者Ⅱ	艦隊の移動力+2
  脆弱な戦士Ⅱ	歩兵部隊の耐久力-20％
  異生態学	異生態学が研究済み
  希土類発泡化	希土類発泡化が研究済み

艦船

• 入植船ヘクト級「インキュベーター」
  必ず1スロットは入植モジュールを入れなければならず、標準的な能力。
  ただ種族特徴で移動力+2されるため少しだけ早く移動できる。

• 探索船デシ級「ディティクター」
  純粋な探査船としては補助スロットが二つしかないが移動力は平均的。
  エンジンを二つ積んで星図の開拓に特化させ、プローブによる探索は後に開発できる防衛艦に任せよう。

• 攻撃艦キロ級「アクセラレータ」
  やや防御よりの平均的な能力。

• 防衛艦デカ級「マグネット」
  最初から４つ、強化技術の研究で６つの補助モジュールを装備できるようになる凄まじい性能。
  勢力クエストで得られる「ソフォンフリームーブ」と合わせると移動力銀河の端から端まで動けるようになる。
  防衛艦のカテゴリだが防御モジュールは少なく、タンク役よりも艦隊加速器などの補助モジュールによるサポート役が得意。

• ハンター艦ギガ級「スマッシャー」
  平均的な性能。

• 調整艦ペタ級「リング」
  やや防御よりでバランスのとれた性能。
  強化技術で防衛艦と同じように幅広い役割をこなせる。

• 航空母艦ヨッタ級「コライダー」
  目立った弱点のない丸い性能で、攻撃・防御・補助と自由なスロット配分が可能。

解説

科学力に特化した勢力。特に変わった能力や独自要素はないので初心者におすすめ。オムニ科学の勢力特性を活かし研究を進めていこう。
他の勢力が研究していない技術を研究して、すでに他の勢力が研究している技術は外交で技術交換によって入手できると理想的。
元々移動力が+2され、補助モジュールが多く移動力も優れている。
地上戦にやや弱いという欠点はあるが、持ち前の移動力ですぐに攻め込まれた星系に駆け付けることができる。
ライバルに科学で先行できるのでどの勝利でも狙いやすい。
性質上ナカリムがマップにいるとオムニ科学の特性が半減するため辛い展開を強いられる。

固有技術

ソフォンの技術

• ソフォンの固有技術は寒冷惑星へのボーナスが追加されるものが多く、科学以外の産出が貧弱になりがちな寒冷惑星をカバーしている

  技術	名称	固有効果	その他
  異生言語学	メガ-インディ相談所 (ゼノ工業基盤)	寒冷工業+10が追加 惑星工業+10 温暖工業+10 肥沃工業+10
  自立採掘	コアサイエンス (緊急AI研究)	工業の50％→75％を科学に変換
  真核性樹脂	Home and Health Program (応用幸福プログラム)	寒冷幸福度+5が追加 惑星幸福度+5
  重力子研究	重力子防御研究所	科学+30→+50 住民ごとに科学+2→+3
  ソフォン知識集積	サイエンスガンツァ	恍惚科学+50 幸福科学+25 恍惚科学+10％	追加技術
  植物スキャン	超温室 (遺伝子操作種子)	寒冷住民ごとの食糧+2が追加 住民ごとの食糧+4