チョコボシリーズ/【グズグズ】

Last-modified: 2021-04-15 (木) 00:37:48

チョコボの不思議なダンジョン2

チョコボ2に登場するモンスター。カラーは黄色。
岬のダンジョンの1~3Fに出没する(期間限定モンスター)。
触覚が生えた猫のような姿で、2本の手と4本の足を持つ。戦闘能力は低い。
上位種にクスクスグルグルがいる。
力が弱い故に馬鹿にされたため、クリスタルに「力が欲しい」と願いラスボス・グラスゴスに変貌する。


この系統の特徴として「やつあたり」がある。
チョコボが一度でも攻撃すると、キューキュー鳴いて近くにいたモンスターにやつあたりで攻撃する。
それで簡単に上位種になることもあるので注意。
冒頭のイベントでゴブリンにいじめられているが、普段は逆である。

  • チョコボたちが攻撃しなければ、一方的にゴブリンにいじめられるモンスター。

ちなみにグズグズ種とグラスゴスの弱点は同じ聖属性、火属性
まるでアンデッドのような姿をしたグラスゴスはまだしも、かわいらしい小動物のグズグズの弱点がこれというのはいささか違和感がある。


通常攻撃でポカポカ殴りを使うが、威力も低く時折メソメソ泣いたりしてあまり積極的に攻撃して来ない。
リサイクルボックスをあさっている時もある。


「キミまでボクを いじめるの? ボクなんにも 悪く ないのに」
グズグズ種のlevel1。チョコボの不思議なダンジョン2の最弱モンスター。
いつも、ゴブリンに苛められている。そのためか、皆を見返すような力を欲している。
ストーリー的に見れば最弱モンスターとしての位置付けなので誰も気にしないと思うが
(ドラクエシリーズのスライム)この物語では、それを逆手に取っての弱き者の下剋上が見れる。
ゲーム内での最弱モンスターの苦悩が垣間見れる。
漫画版では世渡りが上手いと言うか強い者に取り入ろうとしているので
ゲーム版との印象は言わずもがな。
とにかく、ゲームとしての最弱モンスターの不遇又は、苦悩を意欲的に取り組まれた
モンスターなのだと思う。


チョコボのふしぎものがたり」では、「弱虫モンスター」と言われながらも、強い部下を抱えていたり、「ブラックグラス」でファズや村民を操ったりと、弱者らしからぬ器量を持っている。
あの手この手で、チョコボのクリスタル(強い魂)を狙っていた。
「自分を嘲笑った者に苦しみを与える」という想念の元で動いているが、チョコボすら苦しめる器量を持っているなら、チョコボのクリスタルを狙う程の事もあったのかと疑問が残る。
とは言え、これも作者が苦悶した末の産物である為、こうした追及はアレだが。

  • むしろなまじそういった要領の良さを持つからこそ自分自身は非力であることへのコンプレックスを肥大化させていったという解釈も可能。地位や権力を持っている者に限ってそれでは直接的に得ることのできないものを渇望するというのはよくあるケースである。

倒すとたまに衰弱のクラやカード類を落とす。
カードはマップカード識別のカードといった有用な物が多いが、時折迷子カードで出鼻をくじかれる場合も。
グズグズのある意味最大の脅威なのかも知れない。
採取できるエキスは小動物のエキス