モンスター/【イン、ヤン】

Last-modified: 2024-05-12 (日) 13:07:04

FF7

神羅屋敷の地底部分に出てくる雑魚敵。
身体は一つなのに頭部は二つという、いわゆる「シャム双生児」を連想させる姿。
エンカウント率が低く、HP、攻撃力が高いため、ボスと勘違いする人も少なくない。
動きは非常に遅く、のたくってみたり、ヒクヒクとうごめいてみたりで非常に不気味。
しかもFFの戦闘では敵の行動中はフレーム経過がないため、戦闘の流れも中断してしまい非常にストレスがたまる。
それ以上にこのインパクトは凄い。
ちなみに右がインで左がヤン。名前の由来は陰陽(Yin and yang)か。


FF7には他にも妙な冗談やインパクトのある敵が存在している。

  • 陰陽の「陰」の北京語は「yin」であって「ying」ではないのだが、北米版では「イン」がなぜか「Ying」と綴られている。
    後述のFF11の陰陽龍もその北米版FF7の綴りを使っている。
  • 過去作に同名のパーティキャラが登場したこともあり、一部のプレイヤーから物議を醸しだした。

通常で出る分にはまだなんとか倒せるが、闘技場で出る場合は辛い。
対応策としてレベル4自爆で攻撃するなどの手段があるが、ヤン自爆のカウンターに注意。
また、この敵の最大の恐ろしさは強さとは別にある攻撃時間の長さであり、そのいやらしさは攻略本にも嫌な敵1位にランクインする程。

  • 見た目の動きの遅さに騙されるが、二体一組のため行動ペースが早い。
    (そのせいでATBゲージの進みが止まる回数も多い)
    • またインは物理攻撃に、ヤンは魔法攻撃に強いので、闘技場のハンデでどちらか一方の攻撃手段が欠けていた場合は非常に辛い。
      通常版であれば、チョコボックルで倒せなくも無い。
  • 攻撃手段が限られるDisc1では、武器破壊と回復阻害系のハンデが重なると開始時点で詰んでしまうことも。
    チョコボックルが使い物にならないインターナショナル版以降であれば、ある程度削られたところで????で瞬殺を狙おう。
    これもコマンドマテリアが残っていることと、HP半減が累積していなければだが。
    • とにかくDisc1の闘技場8戦目ではダントツの危険度。
      あらゆる手段を出し惜しみせず速攻で倒そう、と言いたいが、そもそも通る攻撃が少ない。
      無理な時は無理なので、そういう時はすっぱり諦めよう。

DDFFのヒストリカルで記憶に残るモンスターとしてエメラルドウェポンと並んで紹介された。


FFVII解体新書にも記憶に残る嫌な敵ランキングで堂々の一位を飾ってる。
理由としては攻撃動作の遅さにあったりする。とにかく一つ一つの動作がトロくてプレイヤー側がストレスに感じる事も。
また、サブイベントの多さに起因する事も。
ヴィンセントを仲間にするさいにエンカウント地帯に足を踏み入れなければならないのでこいつと遭遇するプレイヤーは多いだろう。


ヤンは「ブリザラ」「サンダラ」「ヤン自爆」を使用。
またヤンを攻撃すると「ヤンはよろこんでいる。」「ヤンは興奮している。」というメッセージがたまに出る。
一方インは「サドインアタック」という物理攻撃技を持っている。


やたら印象に残る動作や不気味さもさることながら能力自体も高く、ストーリーで訪れた時点では非常に危険な敵。
HPは2人合わせると同マップのボスであるロストナンバーを越え、攻撃力もストーリー段階からすれば異常に高い。

  • イン、ヤンのHPはイン、ヤンともに1200で合計2400。
    ロストナンバーのHPは7000なのでロストナンバーの方がHPは高い。

リミットでも仕留めきれないことがあるので簡単に全滅することも。
対策していないのならば逃げてしまった方がいい。

FF7R2

イン&ヤン名義で登場。神羅屋敷地下の魔晄研究所にて、ケット・シー一人で戦うことになる。
登場演出付きのちょっとした中ボス格の扱いとなっている。
どちらか片方が起きているときはもう片方が眠っているというFF14版のギミックを採用しており、インが起きているときは物理攻撃主体、ヤンが起きているときは魔法攻撃主体で行動する。
エネミーとしては1体扱いだが、HPをある程度削ることで起きている方の頭が死亡しもう一方が狂暴化、自爆を使うようになる。


オリジナル版の鈍重な動きが嘘のような俊敏な動きで飛び掛かり、攻め立ててくる。
こちらが1人ということもあり、極力ダメージを受けない立ち回りを心掛けたい。
ヤン状態ではサイレスが通用するため、黙らせてしまえば一方的に攻撃できる。

  • 危険なのはイン状態で使用してくる「サドインアタック」。
    飛び掛かりからの連続攻撃を繰り出す技なのだが、高速高誘導高範囲であり通常回避ではまずかわしきれない。
    体力が減るとこれを連発してくるモードになることがあり、「回避できない攻撃は防御する」という意識をここまでに持てていないプレイヤーを容赦無くハメ殺す恐るべき怪物と化す。
  • アクション自体は俊敏だが、インとヤンのモード切り替えの度に時間停止を伴う演出(数秒)が入るあたり、ストレスにならない程度に原作のモッサリ要素を再現しているように感じられる。

英語表記はきちんとYin&Yangになった。


チャプター12ではゴーストホテルの従業員がこいつに化けている。

FF11

特殊エリア「デュナミス・ザルカバード」に出現する、ドラゴン族のノートリアスモンスター
上記エリアのボス「デュナミス・ロード」を護衛している、「イン」と「ヤン」という名の2頭のドラゴン。「陰陽竜」と呼ばれている。
デュナミスが仕様変更を受ける前は、
「インとヤンは同時に倒さないとお互いに復活させあううえ、この2頭が存在する間はデュナミス・ロードが無敵状態になる」
という、とてもやっかいな特徴を備えていた。


詳細はこちら→Ying・Yang

FF14

表記は「イン・ヤン」
禁断の地エウレカ:ピューロス編に登場するレベル49のノートリアスモンスター。水属性。
デザインはFF7のままで、殴られて嬉しそう?などイヤラシさは相変わらず。
ゲーム内時間帯によってインかヤンのどちらかが眠っている状態になっており、
どちらが起きているかによって攻撃範囲が逆転したものになるというテクニカルな特徴を持つ。

FF零式

FF零式の公式設定資料集にはなんとこいつの設定画がある。
どうやら野生モンスターの一種として登場することが考えられていたらしい。
FF7の時に野村氏が描いたイラストをそのまま再現したような姿をしており、設定等のラフ絵はFF7のがまんま使われている。
しかし結局未採用になり没モンスターとなってしまったが、登場してたらそのインパクトから面白かったかもしれない。

FFRK

FF7のものは「イン・ヤン」という名称で1体のモンスターとなっての登場になっている。
原作と違い他のモンスターと一緒に登場したり2体同時に出現したりする。また出現率が低いといったこともない。
動きの遅さも本作では関係ないので総じて見た目以外に特筆する点のない普通のモンスターになってしまっている。