FF3
トックル周辺に生息する謎の生き物。
足首から上は緑色の半魚人(ほとんどサハギン)の姿だが、なぜか足が無数の触手状に枝分かれしており
歩きにくそうなことこの上ない。見ているだけで妙な不安感を覚えるフォルムである。
上位種はネメシス。
直接攻撃に麻痺の追加効果がある上に、やはり麻痺効果の臭い息を吐くことがある。
名前の由来はこの辺にあるのかもしれないが、paralymerだと「(相手を)障害者にする者」なので
ちょっと不謹慎。パラライザ Paralyzer「麻痺させる者」の方が良かったんじゃ?
英語版ではParademon。
FC版では非売品の木の矢、聖なる矢、鉄の矢を落とす数少ないモンスター。
他に落とすのは期間限定のデーモンしかいないので、コレクターには必要かもしれない。
尤も、出現場所のすぐ近くで上位の矢を買えるので、通常プレイでは全く気にならないが。
ちなみに、データ上は更に上位でレア品のメデューサの矢や最強の与一の矢も落とすようだが、
アイテムドロップのプログラムミスにより、落とすのは上記三種+雷の矢のみである。
- 黒魔道士他、狩人以外で弓矢が装備できるジョブが使える矢は市販されていないのでコイツから集めるしかない。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
DS版(以下3DR版)でも打撃に麻痺の追加効果があるのは同様だが、3DR版では臭い息が他のFF同様の大量の状態異常を引き起こす危険な技へと強化された影響なのか、臭い息の方は使ってこなくなった。
また、3DR版ではメデューサの矢や与一の矢を低確率ながら実際に落とすように。
メデューサの矢の方は3DR版は石化効果が大きく弱体化しあまり価値はなくなったが、与一の矢の方は早期に入手して狩人に使わせれば大きな戦力に。
ただし、与一の矢の方も攻撃力が原作よりダウンしておりこの時点でもそこまで大幅な火力は出ない他、当然ながら入手に運が絡むため矢を1本入手するだけでも大変な労力を要する。
どうしても早期に入手して生かしたいというプレイヤー以外、ここで矢を無駄に粘って時間を費やすよりも無視してさっさと普通にストーリーを先に進めた方が攻略の面でも精神的な面でも良かったりする。
- ちなみに3DR版ではデーモンも同様に落とすが原作と同じく期間限定モンスターのままなので、早期に入手したい場合にはこいつから粘るしかなくなる。
FF3(ピクセルリマスター版)
基本的な仕様は3DR版と同じ。
ただし矢が非消耗品になったため、矢を1本手に入れるだけでも大幅な戦力アップが望めるようになった。
特にメデューサの矢や与一の矢は浮遊大陸内で入手できるのはこのパラライマおよびデーモンのみとなっている。
弓矢自体が仕様的に強化されたこともあり、あえて狩ってみるのも一興である。
出現テーブルが変化したのか、リンクス・ホーネット共々トックル周辺では遭遇できない。
砂漠から海を隔てて真南のエリアに進み、うろつけば遭遇可能。
PFF
FF3イベントなどで登場する。仕様は原作準拠。
第3回大迷宮で「強敵モンスター」として7階以降にパラライマ4体が出てくる。
通常攻撃が追加:麻痺の上に、チャージ技として「くさい息」による麻痺も追加してくるので、ほぼ全員が麻痺などになって戦闘が長引く。
幸い攻撃自体は強くないが、いやらしいモンスターである。