FF2
FF2のほとんどのダンジョンにあるフロア。特にミシディアの塔とジェイドは悪夢…。
小部屋の特徴は、
- 入っても何も無い。
- 少し強いモンスターが出現することもある。(ダンジョンの上層部、或るいは最下層のモンスターが多い)
- エンカウント率が『非常に』高く設定してあり、1,2歩でモンスターと遭遇する。
- 非常に高いどころか驚異の128/256! 乱数パターンが固定のFC版はともかく、
リメイク版では2歩連続エンカウントまで発生することがあり、尋常じゃなく面倒。- FC版はキャラが隠れる場所ではエンカウントしないので、最大1戦闘で外に出られた。
- 非常に高いどころか驚異の128/256! 乱数パターンが固定のFC版はともかく、
- 入った場合、必ず小部屋の『真ん中』から始まる(出口に向かうまでに大勢のモンスターと遭遇する)。
あせって変な方向に歩くと3~4戦させられることも。
要するに、ダンジョンの『ワナ・トラップ』なのである。FF2のダンジョンは扉がずらりと並んでおり、
中に入ると大抵、この小部屋に繋がっているので、正しい道を見つけるのにはかなり苦労する。
- 実は、この部屋が全くないダンジョンもある。それはあろうことかラスダン。
…詳しく言えばあるのだが、そこは隠し部屋とでも言うべき場所であり、必ず通るルート上には存在しない。ついでに、入り口も分かりづらい。
ただ、非常に強力な武器がある部屋でもあるため、寄らないのも考えもの。
だが、肝心のマサムネルームに高エンカウント率を頼ってうろついてもテツキョジンが出現しない。 - 焦って外に出ようとせず、1歩も動かずデジョンLv1を唱えれば…。
小部屋の中に宝箱があることもある(その場合、その部屋のエンカウント率は低いことが多い)ので、
ダンジョンのマップはしっかり把握しておくと良い。
- といっても、攻略本でも無ければ正しい場所は分からない。
まぁ熟練度稼ぎの足しにするとでも前向きに考えるべきだな。 - この仕掛けを前提にしているからか、FF2のダンジョンはあまり入り組んでなかった印象が。
4~5周もしていれば丸暗記も不可能ではないかも?- そりゃまぁ4~5周もすれば覚えられるだろうよ。それまでが怖いんじゃん…。
ただ、竜巻内部の小部屋はウィザードを狩るのに効率が良かったりするので、悪いことばかりではない。
竜巻程ではないが、パラメキア城の小部屋もウィザードを狩りやすい。
河津氏の関わったロマサガなどにも、この手の「ハズレ部屋が並ぶ」仕掛けが見られる(運河要塞など)。
大体のダンジョンは最後の方に小部屋3つと正解の扉1つが並んでいる。
もちろんそれまでに正解の扉のヒントなんかあるわけもないので、最後の最後で当てずっぽうのクイズをやらされるハメに。
逆を言うと、4つ扉が並んでいる場所まで来たのなら、そのダンジョンの制覇は目前というわけである。
FF2(GBA版以降)
かなり怖いのがSORのラキア。まだ仲間も集まってない序盤にグラシャラボラスとエンカウントしたら蹂躙が待っている。
- SORのラスボスまでまだたどり着いていない人の場合にはどこかわからないだろうが、初めにいる「謎の洞窟」のことである。
FF2(ピクセルリマスター版)
ピクセルリマスター版ではダンジョンのエンカウント率が平準化された関係で小部屋でもエンカウント率が変わらなくなった。
代わりに通常のエンカウント率がやや高くなったが……。
- 家庭用版では任意エンカウントOFFが可能なため、一切脅威でなくなった。