ストーリー/【Soul of Re・birth】

Last-modified: 2022-10-22 (土) 17:17:48

特技/【ソウルオブリバース】

FF2(GBA版以降)

GBA版以降のFF2リメイク作に追加されたシナリオ。
読みは「ソウルオブリバース」。
このシナリオに突入したセーブデータには「SORデータ」と表示されることなどから、当wikiではSoRと略してある。
本編でラスボス皇帝を倒した後で挑戦できる。
本編とは別に、SoR用にセーブデータをもうひとつ作成することになる。
うっかり、本編のセーブデータをSoRで上書きしないように。
主人公はミンウスコットヨーゼフリチャードの死亡したサブキャラ四名。
時間軸はフリオニールらがパンデモニウムを攻略している時の様子。


アルテマの封印を解くため命を落としたはずのミンウは、
死者が集う地獄ジェイドに酷似した謎の洞窟で目覚める。
さらに、そこにはスコット、ヨーゼフ、リチャードら帝国との戦いで命を落とした者たちがいた。
4人は謎の洞窟を抜け、また戦争で犠牲になった人々によって作られたマハノンの町にたどり着く。
町の北にはワープゾーンが存在し、パンデモニウムに瓜二つの宮殿へと続いていた。
宮殿の最奥にて、死者たちを集めた張本人の正体が明らかとなる。


データは引継ぎの為、本編でミンウらを育てていない場合、専用最終武器を入手するまで苦戦を強いられる。
逆に言えば、それさえ手に入れてしまえば案外あっさりクリア可能。プレー時間は数時間程度。
追加シナリオのわりには、意外とストーリーがしっかりできているので、FF2総合スレの住人にも支持されている。
SoRのエンディングにより本編のエンディングの印象が大きく変わり、感動したプレイヤーも多い。


ザコ敵を含め、戦闘からの逃走一切不可

  • 逃走不可能なのは敵も同じなので、敵を含めて誰も逃げない。

本編でミンウをろくに育てないまま装備を剥いでいたりすると、シナリオ序盤がかなり辛くなる。
その場合はブリンクなどをうまく使って凌ぐべし。
リチャードを仲間にできれば一安心。
彼は本編で仲間になるのが後半なので、特に育てていなくとも即戦力になる。
逆にヨーゼフは本編で意図的に育てない限り、最初は戦力にならない。
PSP版では秘紋の迷宮で各々専用装備を入手しておくと非常に楽。ヨーゼフも十二分に戦力になる。


入手不可能な魔法が意外に多い。
特にアスピルは便利な上に他で代用できないため、本編でリチャードに覚えさせておくと良い。
デスペルテレポチェンジなどはお好みで。


出てくるモンスターのドロップアイテムの組み合わせは全て本編のモンスターと同じ。
キャプテンと同じパターンの敵が2種類いたりするあたり、疑問を感じる。


本編にあった、ワードメモリーシステムは登場しない。
「ことば」のコマンド自体は存在するが、覚えることができる言葉も尋ねる相手も存在しないのである。


GBA版ではSoRメンバーに離脱前に装備させていた物が、離脱後に何故かアイテム欄に戻っていたというバグが時々報告されている。
発生原因は不明、またこの状態でSoRに装備品を引き継げるかも不明だが、SoRを始めたら装備品は引き継げていたという報告も一応ある。
PSP版以降で発生したという報告は聞かないが、一応注意しておいた方がいいだろう。


本編から持ちこめる装備品、魔法はミンウ、ヨーゼフ、リチャードに装備、修得させたもののみとなるため、
コレクションなどのやり込みに挑戦するなら色々考慮する必要がある。
装備品はSoRで入手不可な物全てを持ち込むのは当然不可能なので、変に悩まず自分が使いたい物を持ち込むのがいいだろう。
その際本編から無くなるのがイヤならセーブデータを分けておくなどの工夫が必要となる。

  • 地味だがスコットの回避率もゴードンのものを引き継いでいる。
    このゲームにおいて回避率は何よりも優先すべきものであるため、少しでも楽がしたければ本編でゴードンに盾を装備させて稼いでおくといい。

一方魔法はSoRで入手不可な物を本編で修得させておけば最終的には全て使用可能。
白魔法はバリア、ウォール、デスペル、サイレス、フォーグ、スロウ、チェンジ、フィアー、テレポ。
黒魔法はドレイン、アスピル、ストップ、ブレイク、デス。
離脱前に以上を修得しておけば問題ないが、SoRに行ってから忘れさせるとアウトなので、誰に覚えさせるかよく考えておこう。
この内ブレイクは本が1冊限定なため注意(PSP版は複数入手可能)。
また、オーラもSoRでは本が1冊限りなため、本を手元に残すならこれも本編にいるうちに覚えさえせておくべし。
ちなみにボス敵の内ルシファーのドロップ品にだけは注意。
白のローブ、聖者の心、ウィンドフルートとSoR内で他に入手手段のない物を3つも持っている。
この内白のローブは本編でリチャードに装備させて持ち込むことは出来るが、残り2つはどちらかしか入手できない。

  • ちなみに上記SoRで習得不可能な魔法のうち、敵味方共に逃走不可能なSoRでは唯一フィアーのみ全く意味のないただの邪魔な魔法になるので、
    たとえ完全に無意味でもどうしても覚えさせたままにしておきたいというこだわりのあるプレイヤー以外は別の魔法を覚えさせた方が良い。

ラストでは同時進行で地獄の皇帝と戦いを繰り広げるフリオニール達の勇士も拝める。
ラストバトルなだけあってマサムネ、与一の弓、ルーンアクスなどの最高クラスの武器を振るいながら
ホーリーLv16、フレアーLv16、アルテマLv16、いんせきLv10などの最上級魔法が飛び交う激戦である。
ただ、ここでフリオニールが放ったアルテマのダメージが700程しか無いのを見るとちょっと切なくなる。


もし一度クリアして、一味違ったSoRを楽しみたい場合、PS版以前のように後列において弓を引かせたり、離脱前に全裸にしてやってみよう。


変更も効かない男達4人のコンテンツって、ある意味原点回帰じゃ……。

  • ミンウ→白魔術師、スコット→赤魔術師、ヨーゼフ→モンク、リチャード→戦士と考えればかなりバランスのいいパーティ編成だな。
    原点と違って装備や能力に制限は無いが…。
    • エンディングでフリオニール達の前に登場するがこの演出はロマサガ2と同じである。

実は本編のエンディングとは異なり、竜騎士親子のその後が描かれている。竜騎士のこどもが成長した様子は必見。