書籍/【ファイナルファンタジーVI 完全攻略編】

Last-modified: 2016-02-08 (月) 17:15:18

NTT出版から発売されたFF6の攻略本の第3弾。
(「ザ・コンプリート」を除けば)最後に発売された攻略本であるため、記述にそれほど間違いは無い。


町とダンジョンのマップ、イベントの解説、非売品の入手法一覧、竜の首コロシアムの賞品一覧が
収録されている。

  • 前作までの攻略本と違って、硬い文体になっており、お遊び的なコーナーは一切無い。
  • ガウの親父の家でのシャドウとの会話が「金次第では俺が案内してやってもいいんだがな」というものになっており、「金を取られるが強力な助っ人になる」と解説されている。実際のゲーム中では「金次第では」というセリフは無く、料金も取られない。
  • シャドウがリルムの父である事と、バニシュデスの裏技が堂々と紹介されている。
  • 他にもレテ川のオルトロスが干し肉を落とすことが書いてあるため、内部データを参照しているのかとおもいきやリゾーパスが出現する条件をオピニンクスを24体倒すと表記してあったり、キングベヒーモス(アンデッドじゃない方)の戦利品をバリアントナイフとしてあるなど実際プレイした感覚でデータを載せている部分もある。

世界崩壊前のダンカンの小屋については一切触れられていない。

  • 帝国軍陣地のバリアリングと、瓦礫の塔のリボン(2つ目)についても触れられていない。
  • 魔列車の隠しテントもスルー。

目次の前のページのティナとともに書かれている「PROLOGUE」と称されたポエムが印象深い。
「彼らはただの人間だった。光の戦士でも神の意志を継ぐものでも、勇者の子孫でもなく、ただ自分の自分らの持つ力を信じ、そして気高い幻獣達の力を得て戦いぬくものに過ぎなかった
愛するものの喪失、裏切り、別離と出会い、さらには世界の崩壊――様々な経験を重ね、彼らは成長してきた。平和への願いと仲間を愛する心が彼らをここまで育ててきたのだ」
「そして邪悪のものが待ち受ける塔にたどりついた。これで最後だ。自分たちがこの愚かしい戦いに幕を引くのだ。誰が誰に向かってでもなく、みながそうつぶやいていた…」