モンスター/【すべてをしるもの】

Last-modified: 2024-02-22 (木) 21:58:37

FF5

Lv53、HP16999、MP30000、種族:なし。
攻撃力100、物理倍率20、素早さ26、魔力20。
防御力0、回避力0、魔法防御8、魔法回避0。
弱点属性:風。無効化・吸収属性なし。
有効な状態異常:暗闇、沈黙、バーサク、麻痺、老化、スロウ、ストップ、ゾンビ、リフレク。
行動:
通常時:各種魔法。

  • HP4000以下:ファイガ/ブリザガ/サンダガ
  • ファイナルアタック:フレア
  • ※魔法でも「ぬすむ」でもない行動を受けた場合のカウンターリターン

盗み:通常枠ポーション/レア枠コルナゴの壺。落とすアイテム:なし。
ボス系耐性持ち。
開幕プロテス・シェル・リジェネ(ディスペル解除可能)。


フォークタワー左塔(魔の塔)のボス。ミノタウロスと対になる。
黒魔法魔法剣の最上位であるフレアを司る。
魔法について全て知っているようで、専ら魔法攻撃を行い、こちらにもそれを強制して魔法と盗み以外はリターンで無かったことにする。
翁の趣味はカエルとりなのか、コルナゴの壺を持っている。

  • 盗みはリターンされない。ポーションを盗んだらわざと殴ってリターンさせよう。

撃破すると飛空艇の移動範囲が拡大し海底にも行けるようになる。ものしりじいさんにも会いに行ける。


HPは16999。最初はケアル、ファイア、ヘイストなど低レベルの魔法から、徐々にコンフュ、バイオ、グラビガなど高レベルの魔法を使ってくる。
HPが4000以下になると、本気を出しファイガ、ブリザガ、サンダガを連発してくる。
行動パターン中、リフレクへの対策が一切無い。
風属性が弱点なので、エアロ系やシルドラが活躍できる。


使用する魔法はローテーションによって決まっている。
解析ページによればHP4000以下になるまでは8ターン1サイクルで行動している。
 
具体的な行動ローテーションは各ターンで3つの内1つを選択して使用する。

  • 1ターン目:ケアル/ファイア/スロウ
  • 2ターン目:ライブラ※/ブリザド/リジェネ
  • 3ターン目:サイレス/ポイズン/ヘイスト
  • 4ターン目:ミニマム/レビテト/何もしない
  • 5ターン目:ケアルラ/トード/グラビデ
  • 6ターン目:コンフュ/ファイラ/ストップ
  • 7ターン目:ブリザラ/サンダラ/グラビガ
  • 8ターン目:リフレク/ドレイン/バイオ

HPが4000以下になると毎ターンガ系魔法。

  • 1ターン:サンダガ/ファイガ/ブリザガ

※(2ターン目のライブラはSFC版~GBA版。旧スマホ版以降はライブラの代わりにサンダー)


リフレクトリングを装備したキャラ1人で挑んで放置すると、あっという間に戦闘がループしてしまう(乱数固定)。
相方のミノタウロスともども、擬似乱数のいたずらを招きやすい敵である。

  • 「時間が経つと同じ規則で選ばれた8つの魔法のみを使い始める。その8つの中にストップやサイレスがあれば勝ち確定」というプレイ感想は乱数固定によるもの。

全機種共通の仕様として、魔法剣サイレスの場合はボス系耐性の効果時間短縮の対象にならないという特徴がある。白魔法サイレスやメイジマッシャーで沈黙にするとあっという間に回復するが、魔法剣サイレスだと回復まで露骨に数ターンかかるのですぐ分かる。


重要な状態異常として、沈黙、バーサク、暗闇、ストップ、麻痺、老化が効く。
その気になれば魔法を一切使わずに倒すことも出来る。

  • 老化の仕様として、SFC版は魔法攻撃力と素早さは落ちるが物理攻撃力は減らない点に注意。
    SFC版でも早めに老化させればガ系魔法もフレアも怖くなくなる。
  • GBA版以降は物理攻撃も老衰して無力化できるので、オールドをかけてからバーサクで完封。

この戦闘ではミュートを使っても効果がない。
もしミュートが効いていたらリターンが使えず完全なるサンドバッグと化してしまう。


最初からプロテスシェルリジェネが掛かっているが、これはディスペルで解除できる。リジェネのため単純な放置だけでは撃破できない。
蜃気楼の町でディスペルを売っているので、未入手なら是非買っておこう。
魔法しか使わないのにサイレスが効くので、「サイレス剣」で延々斬っていれば何も出来なくなる。

  • 魔法しか使わないならプロテスに意味はない、と思わせて、プロテスで倍率半減する魔法(ゴブリンパンチグングニル)があるからちゃんと意味はある。
  • もちろん物理攻撃を狙うプレイヤーへの対策としても機能している。
    シェルはあるがプロテスはなしという状態だとサイレス剣と強力な物理攻撃持ちを入れて殴り続けた方が速く倒せてしまう。

裁きの杖を使って発動させたディスペルではリターンされる。アイテム使用は魔法とみなされない。
先に魔法剣サイレスで沈黙させるか、白魔法Lv6をセットすること。
エアナイフ属性強化したエアロガやシルドラもシェルで半減されるため、出来ればディスペルは使っておきたい。


実はバーサク状態のほうが強いのは有名。暗闇も有効。バーサク戦法を取るなら是非。
NTT出版完全攻略編179Pには、
彼にバーサクをかけてゴーレムを呼べば、FAのフレアも使わず完璧と書いてあるが、
素の攻撃力が100×20もあるので、ゴーレムなど2撃程度で吹っ飛ばされ、その後の打撃で普通に死ねる。

  • 攻略本の該当箇所の全文は
    「A・攻略パターン(正攻法)
     『ストップ』を使えば1ターンは稼げるので
     連続でくらった魔法のダメージを回復しよう。
     魔法戦になることは確実なので『エアロガ』で攻め立てよう。
     もちろん物理攻撃は厳禁だ。」
    「B・攻略パターン(必勝法)
     まず敵に『バーサク』をかける。
     魔法攻撃が出来なくなるので
     あとは『ゴーレム』で直接攻撃をシャットアウトするだけ。
     死ぬ間際の『フレア』もバーサク状態のため使えないのだ。」

上記の様にただでさえ最大2000食らうのにバーサクをかけると攻撃力は168まで跳ね上がる。
つまり最大3360ダメージになり、前列だと毎ターン平均2000ダメージをくらう。はっきり言って死際のフレアより断然恐ろしい。

  • GBA版の攻略本では、「リフレクトリングを装備する」「魔法剣サイレスで魔法を封じる」とまともな攻略法になっている。

SFC版攻略本のせいで変に有名になってしまったが無策でバーサクをかけるのが駄目なだけ
前述の通り対策としてゴーレムではあまりに心許ないが、暗闇も効くので沈黙中に暗闇の弓矢で射かけて暗闇+バーサクにしたり、GBA版以降は老化させてバーサクさせたりやりようはある。
そして当然バーサク必勝法であるブリンクやぶんしん、まもる+かばうも有効。スロウもかけておけばより確実。

  • すぐ破壊されるゴーレムではなくブリンクと併用すれば、バーサクでも敵の攻撃力関係なく楽に完封は可能。
    相手の攻撃力が高い場合はゴーレムよりブリンクの方がいいという一例。
    リフレクや魔法剣サイレスのが楽なのだが、攻略本もせめてブリンクなどとの併用を書くべきであった。
  • バーサクをかけると杖では無く素手で攻撃してくるのが分かる。格闘術の全ても知っているのか?

必勝法はやはりリフレクトリング全員装備戦法。
もしくはカーバンクルを絶やさないようにする。
唯一彼が知らないものはリフレクで魔法が反射されることだった。戦い方次第で相当楽になる敵といえる。

  • リフレクトリングは非売品。フェニックスの塔でチャムキュビアから簡単に盗めるが、その知識というか情報は必要。
    あるいはカーバンクルから盗めていれば十分。

ドレインを使うとリフレクを貫通するのだが、使用するのは8ターン目かつ1/3の確率。
その上発狂後はファイガ・ブリザガ・サンダガしか使わない。
結局のところ反射に弱いことに変わりはないのであった。

  • ドレインはボーンメイルで逆吸収できる。
  • すべてをしるものは「リフレクを自分にかけてからケアル反射」という攻撃をしてくるのでボーンメイル着用で敵にリフレクがかかっていればダメージを受ける。
    問題はその行動を「ボーンメイルを装備していない」状態でも行ってくる事。

いずれも低確率なので、敵にヘイストがかかっている前提でも普通の体力があれば簡単に回復が間に合う。
やはりリフレクトリングを必勝法とみなして問題ないだろう。


放つブレスウイングを使うと風属性弱点のため2倍ダメージとなり、2発で倒せる。
リターンされないようにマインドブラストで麻痺させて、フレアはリフレクトリングで防げばよい。
瞬殺したい時にどうぞ。


バーサーカー縛りでは攻略法が確立されているので楽勝の部類。
サンドウォームとは比較にならない。

  • メイジマッシャーや鞭系等の追加効果を利用すると良い。
    発動率は微妙なので二刀流を併用する必要がある。
    ロッド装備による力の杖でバーサクを発動させ、弓矢装備「暗闇の弓矢」で暗闇化させて回避する手もある。
  • すっぴんなど物理攻撃しか使えないジョブ縛りでも同様。

ミノタウロスよりも攻撃力高い。正攻法で戦えということか。
牛の二倍のパワーを持っていながらあえて封印して魔法一本で勝負してくるところが粋である。

  • レベルはミノタウロスよりずっと高いが、HPでは負けている。

対策が簡単なためカタストロフィーと並ぶゲーム後半の雑魚ボス。


炎のロッド折りで使う系の魔法攻撃や魔法のランプの召喚魔法などアイテムの使用は魔法と見なされないのでリターンされる。
これらはキングベヒーモスに使ってもカウンター・メテオが来ない。


ミノタウロスもすべてをしるものも、邪悪な存在ではないような気もする。
もともとフレアとホーリーの魔法は、1000年前の戦士たちによって封印され、石版を動かすと封印が解けるよう仕組まれていたものである。
ということはフォークタワーの守護者二人もまた、バハムートやリヴァイアサンと同様、1000年前の戦士たちのしもべだったのかもしれない。
そうだとしたら、新たな光の戦士たちに試練として挑んできたとしても、おかしくはないのかもしれない。

  • 「戦闘を巻き戻す」というカウンターは、「ゲームプレイヤー」へのある意味最も有効な攻撃手段になる。
    弱点を突けばあっさり沈む点も含め、案外この敵は本当に「全てを知って」いたのかもしれない。

英語版ではomniscient。意味は、そのまま「全てを知る者」。
Omniscienceで「全知」の意味にもなる。


スクエ二スタッフはこの大げさな名前が気に行ったようで、以降のシリーズでたまに「○○するもの」的な名前の敵が強力で重要な敵としてでてくる。

  • ロマサガ3の破壊するものもその系譜か。

関連項目
マジックマスター

  • 次作FF6のマジックマスターもFF5「全てを知る者」と類似した魔法使いである。
    FF6のFAは絶対に発動するためもう一手間加える必要があるが、バーサク+ゴーレム戦法がそのまま問題なく使える。

FF5(GBA版)

亡者の巣窟ではLv53、HP23000で第五グループの一番手に登場する。

FF5(iOS/Android版)

旧スマホ版でも沈黙の仕様は変わっていない。
魔法剣による沈黙ならばボス系耐性の効果短縮が適用されないので、長く沈黙状態に出来る。

  • ゲーム全般の仕様として状態異常が視覚化されたため、白魔法サイレスメイジマッシャーによる沈黙がすぐ切れるのが目視できる。そのため沈黙の持続時間が短くなった誤解を与えるが、従来も魔法剣以外だとすぐ効果が切れていたのが、旧スマホ版だと目に見えるだけ。
  • 沈黙が有効な複数の雑魚戦で、竜の口づけを使った/使わない個体に同時に魔法剣サイレス/白魔法サイレスをかけて検証確認。
    • 魔法剣サイレスなら、長い沈黙の後ボス系耐性のある個体もない個体も同時に沈黙から回復する。
      白魔法サイレスやメイジマッシャーだと、同時にかけてもボス系耐性のある個体が先に一瞬で回復する。

ゲーム全般の仕様として乱数固定は発生しないよう改善されている。


SFC版とは違って魔法のランプはリターンされない。ただし、最終段階のエッグチョップはリターンされてしまう(最新版のver1.1.3で確認)。
ロッド折りや杖折りはやっぱりリターンされる。麻痺の効果をうまく使えばABP0のすっぴんのみでも撃破可能。


旧スマホ版ではカウンターでリターンの効果がない場合でも行動が1ターン目のものに戻るようになった。
GBA版までとピクセルリマスター版もは沈黙中にリターンを唱えて効果がない場合も行動ターンは継続して進行する。


旧スマホ版の仕様変更で、マジックハンマー(MP半減)・ダークエーテル(現在MPの3/4分減少)などMP割合ダメージではMPを0に出来なくなった。
0にするには割合ダメージではない黒魔法版のアスピルやリリスの口づけ竜剣ミステリーワルツなどが必要。

  • SFC版、GBA版共にマジックハンマーだけですべてをしるもののMPが枯渇し、サイレス状態を解除してもリターン(消費MP1)に「MPが足りない」となるのを確認。両版共、半減MPが1になってからさらにマジックハンマーを使えばリターンも発動しなくなる。アスピル不要。
    ダークエーテルでもSFC版でリターン不発を確認。
  • 魔法剣アスピル(現在MPの1/4吸収)はもともとどの機種でもMPを0に出来ない。

黒魔法アスピルなどでMPを0にすれば旧スマホ版全てを知る者のリターンも不発となるのを確認。「魔法のリターンではなくリターンの効果を持つ行動を行っている」というのは誤り。

  • 旧スマホ版からマジックハンマーの最低ダメージが0になった。
    マジックハンマーのダメージ0状態から魔法剣アスピルでさらにMP0の吸収を発生させてもリターンされる。

MP1万を超える敵にエーテルなどでMPを回復させると、MP9999カンストに強制的に引き戻される現象は継続しており、また新たに旧スマホ版ではMP1万超えの敵に魔法剣アスピルなどの割合MPダメージを与えた場合もMPが9999に引き戻されるようになっている。


※以下のリフレク反射によるライブラリターンは、挙動的にも過去のバージョンのバグと推測される
最新版のver1.1.3ではそもそも2ターン目でライブラを使用せず、代わりにサンダーを使用し、味方が直接使ったライブラおよびリフレクで反射した味方のライブラにもリターンを行わない。これらはフォークタワーおよび亡者の巣窟でも同様(どちらも2ターン目を30回試行。2ターン目で使用したのはサンダー・ブリザド・リジェネの3つ)。

こちら側にリフレク状態でライブラを反射されると、それに対してカウンター・リターンするようになった。
これにより、大きな弱点だったリフレクを克服。
-普通にリフレクトリング単騎のエアロガ連打で完勝できたんだが…
-すべてをしるもの本人がライブラを撃たない限りはリフレクは返されない。そしてライブラは2ターン目に1/3の確率で飛んでくるだけ。火力不足で詰み さえしなければ1度くらいリターン食らっても特に被害はない…。
-ローテンションが上記のものから変わっていないなら、次に可能性があるのは8ターン後。毎ターン平均2200与えれば倒せるので、制限プレイをしていないなら困ることは無いと思われる。ライブラに限らず、リフレク反射でリターンなら面倒になっていただろうが…。
--自身がリフレク状態の時のみ反射して攻撃でもよかったな。リフレクはローテーションで使うだけでいいから。リフレク状態でもケアルラを自分に使う。だったらこういう使い方もあるよって要領でそういう行動パターンもあってもいいかも。

FF5(ピクセルリマスター版)

オリジナル版等にあった「エーテルを使うなど一旦MPを回復してやればMP9999に引き戻される」仕様が無くなっているため、「MPが足りない」すべてをしるものをみたい方は要注意。

  • エーテルを使う→マジックハンマー使用でMP9999ダメージを確認(iOS版ver1.0.3、1.0.8)。

2ターン目にライブラの代わりにサンダーを使う。
引き続き魔法剣サイレスがボス系耐性を無視して長く沈黙させる。
敵の1ターン目魔法使用中に当てて比較した結果、魔法剣サイレスは5ターン目まで沈黙させたが白魔法サイレスは敵の次ターンまで持たなかった。


沈黙中にリターンを唱えて効果がない場合も行動ターンは継続して進行する。

FFRK

FF5からボスとして登場。ノーマルダンジョンではフォークタワー 黒の塔のボス。
物理攻撃に対して使用するリターンについては、HP全回復という効果で再現されている。
魔法縛りとなるため、魔法の精錬が十分でないと勝負にならない。
バトル開始時にリジェネ状態であるため、解除しておくのが良い。

メビウスFF

偉大な魔道士でしたが、すべてを知るかわりに人の心を失いました。

召喚のみで入手できる魔導士タイプのアビリティカードとして登場。
使用できるアビリティは「フレア」ではなく、なぜか「禁断のブリザド」というオリジナル技。