FFT
死兆の星の七つの影の 経絡を断つ! 北斗骨砕打!
聖剣技の一つ。単体にダメージを与え、時々追加効果で即死させる。
単体攻撃なので微妙な存在だが、一撃必殺を期待して使うことはできる。
ただし、追加効果の発動率はさほど高くない。
追加効果は乱命割殺打より強力だが、垂直方向の射程は狭くなっている。
言うまでもないが、敵に使われる分にはかなり恐ろしい。
ちなみにエフェクトは敵の足下から巨大なトゲのような光が出現する、というもの。
- 追加即死はアンデッドにも有効。だからどうだというものでもないが……
- 無双稲妻突きが強力なため近い性能の乱命割殺打ともども使われなくなる。
ただし追加効果が強力なので、低確率の即死効果に頼らざるを得ない状況では使われることも。
そうそうないが騎士剣を手にする前のアグリアスにとっては有用な選択肢。 - 即死効果は自分で使った時よりこの男に喰らわされたほうが記憶に残っているというプレイヤーも多いのではないだろうか。
- 基本威力は「武器攻撃力+2」×物理AT。
FF12に登場するアーシェのミストナック『北斗骨砕斬』の技名の元ネタ。
ただし、効果は異なる。
星座相性普通のLv99のキャラクターに対してLv99のキャラクターがこの特技を100回使用したところ、26回戦闘不能が発動した。
つまり、追加効果発動確率の95%信頼区間は約17.4%~34.6%となる。
FFT(TIC版)
「エンハンスド」では、詠唱文の「経絡(けいらく)」が「経路(けいろ)」に変更されている。見た目だと違いが判り辛いが、ボイスもしっかり「けいろ」と読み上げられている。
下記の余談にある通り、あまりに意識していると思われたからだろうか…
- まあそこを変えても死兆の星と七つの影はほぼモロなのだが…
- アフレコ音声の時も旧作通りに読まないように釘を刺された可能性はある。
- TIC版の制作にあたり、紛失したソースコードの代わりにスタッフがファンサイトの情報も参考にしたことを明言している*1が、そのファンサイトを執筆した方が経絡を経路と誤って書いてしまい、スタッフがそれをそのまま移してしまったという説が有力。
同様の原因での詠唱文の変更が疑われる魔法としてトードジャがあり、そちらも当該ファンサイトの記述では「だい がっ しょ~」の空白部分がTIC版同様に消失していた。- もしそうなのだとしたら、データ/FFTの詠唱文を参考にすれば良かったのに。
- エンハンスド版のみ何故か効果音が獅子戦争版のものになっているため、クラシック版と比べると迫力に欠けるかもしれない。
- 聴き比べると分かるが獅子戦争版とも違う効果音。耳コピして作ったと言っていたので獅子戦争版を元にしてしまったのかもしれないが。
なお、「クラシック」のほうでは、オリジナル通り「経絡」になっている。
エンハンスドとクラシックで参照している資料が違うのか、あるいはやっぱり「エンハンスドでは何らかの意図があって「経路」に変更している」という可能性はある。
- 意図があって「経路」に変更するのならば当然クラシックも変更すべきであり、むしろ「クラシックで修正されていないのがミス」と言う事になる……が、それはちょっと考えにくいだろう。と言ってわざわざクラシックとエンハンスドで参考にする資料を変えると言うのもまた考えにくい。ありそうな説としては「ボイス収録後にミスに気づいたので、ボイスのないクラシックしか変更出来なかった」と言う所だろうか。
2025年11月17日のVer1.4.0のアップデートで、「エンハンスド」での詠唱文およびボイスが「経路(けいろ)」から「経絡(けいらく)」へと従来通りのものへと修正された。
- 「経絡」と「経路」の読み間違いが発覚したのは10月上旬頃、そこから修正アップデートが配信されるまでの1ヶ月程度で北斗骨砕打を使用するアグリアス役の佐藤 利奈氏・オルランドゥ役の大塚 明夫氏・ディリータ役の内山 昂輝氏・ダイスダーグ役の小松 史法氏・ウィーグラフ役の福田 賢二氏の5名に詠唱文の再録を依頼したと思われる。
…そもそもフルボイス化にこだわらなければこの修正作業は必要なかった、というのは野暮か。
FF14
聖騎士アグリアス及び雷神シドが使用。いずれもFFTと同様の詠唱を伴っている。
聖騎士アグリアスは直前の「聖域束縛式」で行動不能にした1PT8名をターゲットにした直線攻撃。当たれば即死級のダメージ。
全員が回避するには束縛から発動までの時間を使い、専用コンテンツアクションで解放する必要がある。
雷神シドは自分中心の円範囲攻撃。フィールド構造上彼から離れた外周が安置。
発動前に体を捻り剣を構えるのが特徴で、後半は技名表示と詠唱がなくなるためモーションで判断する必要がある。
PFF・PFFNE
ディリータのプレミアムスキル。
チャージ速度は中速、知恵メメント対応。
単体に物理攻撃の中ダメージを与え、追加で時々即死させる。
即死の発動率は低めなので、出ればラッキーな程度。
FFRK
ディリータの超必殺技。
必殺技が付いている装備は「さんごの剣【FFT】」。修得ボーナスは攻撃力+10。
ディリータ初登場のFFTイベント「持たざる者」で追加された。
また、ディリータの英雄専用アビリティとしても登場している。
カテゴリは魔法剣で、敵単体に5回連続の聖&炎&雷&氷属性物理攻撃。
英雄王・北斗骨砕打
ディリータの覚醒奥義。
必殺技が付いている装備は「ゴールドアーマー【FFT】」。修得ボーナスは攻撃力+10。
2020/9/19、6th ANNIVERSARYフェス第1弾で追加された。
覚醒北斗骨砕打
ディリータのデュアル覚醒奥義。
必殺技が付いている装備は「クリスタルメイル【FFT】」。
2023/12/31、「クリスタルダンジョン(FFT)」装備召喚第1弾で追加された。
余談
こんな名前なので、技の名前を読む度に神谷明や内海賢二あたりの声が聞こえてきそうとか思うのは俺だけじゃないはず。
即死の追加効果もあることだし…
追加効果が発動すれば、『ピーーブーー』・「お前はもう…」状態である。
- いつものBGM、テーレッテーが聞こえてきそうである。
- なんとなく特技の項目見てたら「なんでこんなところに北斗の○ネタがあるんだよ(笑」と思ってしまった。
FFT知らなくてすみません…… - しかも詠唱文は「死兆の星の七つの影の経絡を断つ!」。明らかに意識している。
- 「七つの~」だけなら単なる北斗七星由来で片付くが、
「死兆の星」まで入ってるんじゃそりゃガチである。 - 「死兆星」という物は漫画で光っている場所に実在する星なんで、北斗七星をネタにしていたら取り上げるのはおかしくない。
「死兆の星が輝く~」とかであればガチといえるかもしれんが(本来の死兆星は「見えなくなると」死期が近いとされる)- 「七つ」「死兆の星」までなら確かにただの北斗七星由来かも知れない。
しかし「経絡」は言い逃れできません(本来は東洋医学用語だが、北斗七星とは何の関係もない)。
ちなみにこれ、FFT本編中では表示時間が短いせいでプレイヤーには「経路」とよく間違えられる。 - 死兆星アルコルは見えるとヤバイ説と見えないとヤバイ説が混在してるから…。
(兵役の身体検査時の視力測定に使われ、見えると戦場送り→死亡率UP…というもの)
- 「七つ」「死兆の星」までなら確かにただの北斗七星由来かも知れない。
- 「七つの~」だけなら単なる北斗七星由来で片付くが、
- ちなみに「お前の命は後3秒」もあったりする
- でも、骨を砕くのであれば、南斗のほうだよなあ
- 原作にも秘孔を突くことで骨を砕く技があるよ。
ただ、もし外から無理矢理破壊してるんなら、それは紛れも無く南斗の技である。
- 原作にも秘孔を突くことで骨を砕く技があるよ。
- しかしこの技、上記を見て分かる通り聖剣技に属している。
「打」なので打っているのだろうが、剣の場合は柄で殴ったりしてるんだろうか。
素手の場合は間違いなく「打」である。- 平たい部分で振り返って、葬らん。いや、経絡だから突きか。
- 刀で斬り付けることを「打つ」と表現することもある。
(例:剣道・剣術における『面打ち』)
- そもそも「アルコル」は実在するけど、「死兆」と言う言葉は存在しない。この時点で全く言い逃れ出来ない。
- 意識して似せたかどうかはともかく、製作陣が誰一人類似性に気づかなかったとも思えないので「なんとなく似てるけどまあいいか」という意識は最低限あったと思われる。