キャラクター/【アグリアス・オークス】

Last-modified: 2024-04-08 (月) 18:34:28

FFT

言語別
日本語アグリアス・オークス
英語Agrias Oaks
韓国語아그리아스 오크스
ロシア語Агрия Оакс

FFTの登場人物の1人。
ルザリア聖近衛騎士団に所属し、オヴェリア王女の護衛を努める生真面目な美女。
オヴェリアの数少ない理解者であり、彼女の身を案じていた正義感と忠誠心に溢れる女騎士である。
固定ジョブは「ホーリーナイト」だが、劇中での彼女の肩書きはあくまで「騎士」となっている。
つまりザルバッグディリータのように、公的に「聖騎士」を名乗れる貴族身分をもつ者ではない。

  • 聖騎士ではないが、王家の近衛騎士団所属な辺りそれなりに名門貴族の出であると思われる。
  • ちなみに、ディリータが「聖騎士」になるのはChapter4の後半からである。

中盤の主力だが終盤はシドの加入により主力メンバーから外れることもしばしばだが、
未だに多くのファンがいる人気キャラ。
「アグリアス姐さん」「アグ姐」という愛称で呼ぶファンも。


アリシア、ラヴィアンという女剣士(ナイト)の部下2名を引き連れ、オヴェリア王女誘拐事件では率先してオヴェリア救出のためにディリータを追いかけていたが北天騎士団の裏切りに遭い、北天騎士団を離反したラムザ及び誘拐の実行犯であるディリータの手で助けられる。

  • 護衛隊に傭兵を使わざるを得ない状況の時点で既にオヴェリアは誘拐される運命にあった。たとえディリータが誘拐に失敗してもただ相手が変わるだけだった。傭兵の存在がいかに劣悪であるかはニコロ・マキアヴェッリをはじめ当時ですら知識人の多くが指摘していたことである。もっとも正規軍は数が減っているうえに軍紀も緩み切っており完全に詰んでいたんだけど。
  • 正規軍が誘拐を防げたかといえばそれも怪しい。アグリアスはご覧の通りアホの子だが、他に人材がいたとしてそれより「多少まし」になるだけである。「多少まし」なだけの人材でディリータからオヴェリアを守れたとは思えない。たとえ防衛に成功したとして今度はガリオンヌへの道中でさまざまな勢力に狙われ無事到着してもダイスターグに始末されるというグッドエンドがまるでない典型的な無理ゲー・詰みゲー状態である。

その後、オヴェリアを連れてグレバドス教会の庇護を求めライオネル城へと向かうが、その地の領主ドラクロワ北天騎士団と繋がっていたため、オヴェリアは連れさられてしまう。
城を脱出するもライオネル軍に追跡され危機に瀕していたところを再びラムザ達に助けられたアグリアスは、その後の戦闘でラムザが北天騎士団の長であるベオルブ家の人間である事を知るが、最早彼女にラムザを疑う理由はなく、その後もラムザと共にルカヴィとの戦いに挑んで行く事になる(プレイヤーが除名しなければ)。


あんなに心配していたはずのオヴェリアは一体どうするんだ?というのはおそらくツッコミ禁止…だったが、PSP版の追加シナリオでは、オヴェリアとのその後の関わりが描写された。
その内容たるや、例のエンディングの遠因を作り出したとも言えそうなものであったが。


騎士であるためか基本口調は堅いものだが、
反面ヘルプメッセージでは女性的な一面も見せ、これまで利用され裏切られ続けてきたラムザを
全肯定する名台詞もあって、FFT内でも屈指の人気キャラである。
(前述の愛称が「姉さん」でなく「姐さん」なのもこういう威風堂々たる人格によるもの)

  • 仲間としては加入当初は固定ジョブキャラが少ない事もあって、聖剣技が猛威を振るう。
  • しかし後半、聖剣・暗黒剣・剛剣を操るオルランドゥが仲間になってからは一気に立場を失う。
    が、それでもアグリアスを使い続ける人も結構多い。愛にすべてを。

加えて、FFTはラムザと恋人関係になるヒロイン的キャラクターが特に存在しないため、
同人業界のカップリングでは彼女が筆頭として上げられている。
根強いファン人気はこの理由も大きい。

  • 貴族だとすると(政略結婚の相手としては)かなりの優良物件。一番の理由はオヴェリアの存在が大きい。
    • 獅子戦争中はどちらが勝利するかわからないのでともかく、最終的にはオヴェリアが玉座につく。
    • そうなると彼女の側近にして信頼厚いアグリアスを嫁にすれば爵位が上がる可能性はかなり高い。
      ついでにかなり美人なのもポイントが高い。

アグリアスはおそらく貴族。そう聞くと一部の人はなんで貴族令嬢が騎士を?と考えるかもしれないが、まず結婚の際の箔付けが考えられる。
王女(最終的には女王)と昵懇の間柄となればそれだけで魅力的。
次に実家の地位向上。近衛ともなれば王族に見初められる、そこまでいかなくとも覚えが目出度ければければ栄達も夢ではない。
そんな思惑があったのだと推測できる。
まあ、LoV3で生存は確かなものの畏国では史実上は行方不明なので実家の目論見は夢幻となってしまったが。

  • 騎士ってのは大半は貴族やその子弟がなるもん、女性の戦士が多い世界観のFFTならなんでって話にはならない普通の事だと思う。
    • 騎士は貴族が修行で腰掛けたり、軍人系の貴族、爵位をつげない貴族の子弟とかがなるもので基本貴族につらなる存在。
    • 女性の戦士がイベントバトルでも多いくらいには女性が戦える世界だから、そうなれば女性にも騎士の道は開かれてると思われる。
      平民が女騎士になるよかよっぽどありうると思う
  • 王妃が元老院から警戒されるほどの辣腕の持ち主だったり、
    (いろいろ政治的な思惑かあったとはいえ)オヴェリアが女王としてすんなり即位してたりと、イヴァリースは意外と男女平等な気風なのかも知れない。
    • 男女平等かどうかではなく、伝統的にどうやって王朝を引き継ぎ、維持してきたか、の問題である。
  • モデルとなったイギリスでは女系の王がそれまでと同一の王朝として認められるかはともかく、少なくとも女性の王(すなわち女王)自体はわりと普通にいたりする。イギリスだってつい最近(2022年)まで女王だったのだ。
  • 女性が最高の実権を持っていた事例は洋の東西を問わずいくつも存在する。
    • しかしヨーロッパ史全体で見てもやはり最高権力者としての女王は割合としては極小であり、オリナスに押されるオヴェリアもまた候補としては例外的な存在だったのかもしれない。

「姐さん」と呼ばれるのはアグリアスがラムザより4歳も年上だからでもある。


足が致命的なまでに遅い(素のMoveが3、女性キャラなのでPS版ではMove+3習得不可)という
欠点があるがそれでも中盤から聖剣技を駆使し味方の主力になるキャラ。
しかし攻撃力の差からシドの加入と共にリストラ候補にあげられる。

  • ホーリーナイトがあまり攻撃力が高く無く、服と帽子が装備できないのも痛いが、なによりアタッカーなのに女性ユニットなのがミスマッチ。
    • ディリータの剣技の強さを見ると物理ATの3~4の違いの大きさがよく分かる。
  • 基本的には加入時期の速さがアグリアスの最大の武器なのでホーリーナイトは聖剣技を覚えるためのジョブと割り切り、さっさとナイトで剣装備可能を覚えてモンクや忍者で鍛えていく方が良い。取り立ててやりこみせずともシド加入時点で白刃取りやテレポを覚えたうえで踊り子の条件を満たす事もある程度には後の剣士キャラと加入時期に差がある。

アグリアスとは南米アマゾンの熱帯雨林の木の上部に生息する蝶の事。
「森の宝石」「幻の蝶」「世界一美しい蝶」と言われ、1匹1匹すべてが違う模様を羽に持つ。
花の蜜ではなく腐った果実の蜜を吸って生きている。

  • ソロモン72の悪魔の一つ“アガレス(Agares/Agreas)”が由来の可能性もある。
    前作にはそれらの悪魔に由来した人名が多数登場している。
  • ギリシア神話に登場するギガースの一体がアグリオスという名前。
    ギガースだから元ネタというわけではないだろうけど。

シドにアタッカーNo1の地位を奪われることは確実。
ただしそれでも、シド登場まで主力として使ってきたレベルと聖剣技のおかげで、特別な配慮をしなくても考慮を重ねた他固定ユニットを圧倒することができる。
そのためたとえ愛がなくとも彼女をベンチウォーマーまで下げるプレイヤーは実はそれほど多くないとも。

  • まあ普通に考えて、ほかのキャラより強いからこそ主力に据えてるのであって、さらに強いキャラが来たからといってリストラすべき理由などないのである。
    • 大抵の場合、先にリストラすべきキャラがほかにいるであろう。
  • オルランドゥは店売りの剣でも十分に一線級の戦力なので、アグリアスにエクスカリバーを譲ると戦力を平均的に底上げできるのでアグ推しでなくても悪くない戦略だと思う。
  • 稼ぎプレイをしてしない場合、固有ジョブとして最初期に加入し多くのジョブとアビリティをシド加入前に覚えてるだろう点はかなり大きな利点。
    チャプター4時点までくれば暗黒剣が使えない欠点も白羽取りや見切るでカバーしたうえでテレポやMove+2等の移動系、踊り等のサポート系を充実させるのも難しくないだろう。
    反面最強育成を目指すと固有ジョブの成長率の低さが足を引っ張るなどむしろ愛が必要な場面ほど重たい女になるのでは…?
  • 算術を習得させると良い。ホーリーナイトだし、算術ホーリーで攻撃。

カオスブレイドイージスの盾リボンローブオブロードセッティエムソン
(常時効果:リジェネ・全状態異常耐性・プロテス/シェル・ヘイスト)
アビリティ:白刃取りメンテナンステレポ
 
これだけあればアグリアス一人で十分。
しかしそこまで有ると「これアグリアスじゃなくても良くね?」となりかねないが、彼女のアビリティが聖剣技であることを考慮するとそうは言えなくなる。

  • こんな無茶な装備が実現できるのも彼女が女性であるから。かの雷神に勝る数少ない長所の一つといっていいだろう。
  • 香水とリボンが強い、特にシャンタージュはシドが魅了・混乱してしまった時の保険をも兼ねている。
  • PSP版なら体装備をグランドアーマー、アクセサリをティンカーリップにすると更に凶悪度が上がる。

ホーリーナイトは実は固定ジョブの中では成長率も補正率も微妙であるため、そのままで育てると終盤の固定キャラ連中に見劣りするステータスになったりする。
補正値の微妙さと女性キャラであるが故に初期状態で魔法ATが物理ATを上回っているのが泣ける。
「加入したばかりのメリアドール(固定ジョブが成長率・補正率ともに優秀)にステータスが負けてる!?」なんて事が嫌なら計画的に育てよう。愛にすべてを。

  • 成長率は上記のとおりだが補正率は十分高い。
    • 正直、ホーリーナイトで補正値・成長値が高いと言えるのはHP位で、特に物理ATに関しては補正値・成長値共にシーフと同程度だったりする。
  • ホーリーナイトの補正・成長は、「HPだけモンクであとは見習い戦士」というもの。
    モンクのHP+重装備や、聖剣技があらゆる範囲魔法を過去にする便利さで忘れがちだが、能力値だけみれば平均中の平均というべき。
    • 補正率はHPだけ高く、他は基本値そのままという特殊なもので、成長率は白魔導士とほぼ同じ。
      前衛系の中では物理ATの補正・成長ともに最下位であるのが難点。
    • そもそもそこまで強いか? 加入した時点では全然強化したガ系魔法や召喚魔法の方が強い。
      必中と即時発動、消費0はもちろん魅力だけど。いなくても困らないレベルではある。
      • それらの魔法は威力こそ高いものの詠唱時間や燃費の悪さがネック。それらの問題が全くなく、通常打撃以上の威力で範囲攻撃を行えるという時点で汎用の物理系ユニットの大半がアグリアスに蹴落とされるだろう。
        魔法系ユニットがホームランバッターだとするならアグリアスは確実にヒットを狙える巧打者である。
        どちらも別々の必要な場面で必要なだけ活躍できるのだから、そもそも比較するのがおかしい。
  • HP以外の長所として忍者に次ぐ全ジョブ中2位のジョブ固有回避率の高さがある。(シーフ、空賊と同率)
    • 盾やリボンを装備できて防御面でも安定感があり聖剣技と併せて非常に扱い易い。
      • 単純な打撃力ではオルランドゥとメリアドールに劣るので物理火力以外の面で活路を見出すのも1つの手である。

防御力というステータスが無いので気づき難いがドーピング無しの前提ならアグリアスの耐久力はトップクラス。
高いHP、リボン、盾、重装備可能、アビリティセット可能と防御面で必要な要素を全て兼ね揃えているのはアグリアスくらいで、他のジョブではいずれかの点で彼女に劣るのである。
自己回復用のアクションアビリティや「防御力UP」で更に耐久力を上げれば正に鉄壁。
ただ、上記のとおり成長率自体は大した事が無いので意図的にモンクやものまね士でHPを高める育成をしなければならないのが難点ではあるが。

  • しかし幸いにもFFTではレベルアップ時の能力アップがかなり小さいので、無理してまで別のジョブで育てなくても良い。
    • 終盤になり環境が整ってから多少ドーピングしてやれば、差はあっさり埋まるだろう。
      聖剣技をある程度覚えたら、ATの高いナイトにすると火力が高くなる。
  • ナイトとホーリーナイトを比較すると、物理ATではナイトが勝るがHPと魔法ATではホーリーナイトが上。
    魔法剣士にするのならホーリーナイトとして出撃させよう。
  • 攻撃力の低さは結構痛く、後半になると汎用キャラにも強力なジョブやアビリティが出てくるのも相まって火力が物足りなくなってくる。
    • しかし騎士剣があれば欠点を補うどころか主力レベルに返り咲く。密猟すれば最速入手が可能だが手間が掛かる。
    • 手っ取り早いのはメリアドールから盗むかシドからエクスカリバーを取り上げるか。
  • 10のルールーと共通している。

メリアドールの持ってくるセイブザクイーンはキャラ性能・キャラのイメージなどからしばしば彼女に召し上げられる。


姓のオークス(Oaks)には樫の木の意味がある。樫は名前の通り非常に堅く、作業道具や武具にも使われている。彼女の性格や生き様を連想できる名前かもしれない。

  • また、オークの木は「勇気」や「騎士道精神」を象徴するらしい。
    • 騎士の象徴とも言えるオルランドゥが、結果的に主君を見限ったのに対して、アグリアスはオヴェリアへの忠誠心を全うし、加えてラムザへの信義をも貫いた。
      その生き方を象徴する姓ではなかろうか。
  • オヴェリア様への忠義を全うできたとは思えないけど。
    • そんなことはない。
      ゲーム冒頭のイベントを見れば分かるが、オヴェリアは元々戦いで人が傷付くことを何より嫌う優しい少女だった。
      それなのに自身が戦争のための御輿として担ぎ上げられてしまった。
      獅子戦争の原因は裏で糸を引いていた教会、そしてそれを利用していたルカヴィなので、一刻も早くそれらとの決着をつけて戦争を終結させることは、ひいてはオヴェリアのためにもなるのだ。
  • 楢の木も同じくオークですね。カシ・ナラともにアレルゲンにならず、人類にとって最重要な樹木の友人と言えるでしょう。
    楽器・炭材などでもおなじみです。

正式に仲間になるとゲストのときは覚えていた魔法はきれいさっぱり忘れてる。なぜだ?

  • ゲスト時と正式加入時の習得済アビリティはそれぞれ(ある程度の候補の中から)ランダム。
    内部的には別ジョブ、あるいは別キャラ扱いと思われる。
  • ゲスト時はHPの補正値がより高く石化、カエル、チキン、チャーム、アンデッド、死の宣告、戦闘不能を無効化する強固な耐性を持つ。

若干話が変わるが正式に仲間になる際の戦闘(ゲスト状態)ではなぜかフル装備。
首尾よく逃げ出せた(と思っているが実は餌としてわざと見逃された)のはともかく装備をしているのは不自然。
ひとつ前の戦闘時のムスタディオみたいに身ぐるみはがされているのが普通だと思うのだが。

  • わざと逃がされたのなら、「これがあれば逃げれる」という気にさせるために、あえて目に付くところに装備を置いておいたのかも知れない。
  • ちなみにこの時の装備は離脱前より多少品質が高くなっている(プレイヤーが編成画面で装備をいじってない限り)。
    おそらくバート商会から買ったんだろうがわざわざ前よりもいいものにする必要はなかったんじゃないだろうか。
    • 逃走中にガメたんじゃないの?脱獄後に倉庫とかを漁って装備を整えるのはFFのみならずRPGの伝統。

メリアドールに、「この人、騎士なのに腕力が弱い」とか思われたのだろうか。

FFT(PSP版)

PSP版では特殊イベントが複数追加され、FFTの既存キャラの中でも開発に愛されたキャラと言えそうだ。


PSP版ではラヴィアンとアリシアを除名してしまっていると、些か悔しい思いをする
かといって残していても、ある意味悔しい思いをするとも言える。

  • 二人を派遣に出していても悔しい思いをする。私のように。
  • 仲間の数がPS版に比べて飛躍的増やせるようになったPSP版ではそう簡単には除名されないはず。
    PS版の方だと本気で邪魔だったけど。

上記イベントで自分で口紅をつけられる所から、意外にも女性的な化粧をした経験がある様だ。
オヴェリアにしてあげる為に習得したのかも知れないが。

  • オヴェリアの護衛と言ってもいつも騎士の格好をしてるわけにもいかなかったんじゃないかな、と思ったんだけど。
    そもそもオヴェリアにしてもずっと修道院に軟禁状態だったんだよな…。
    • 適切な例えかは分からんが女性はこれから自殺するって時でも外見を気にして化粧するらしいぞ。
      軟禁と言っても犯罪者って訳じゃなし望めば出来たんじゃないかな。
  • あの時代の王族に対する軟禁ってのは、修道院(軟禁箇所)からの外出以外はすべて自由になっているケースが多い。
    もちろんお世話係という名の見張りは付いているがそれは王宮でも同じこと。化粧もドレスもある程度は許されるのでは。
    • お付きももちろん王族のそばに侍る以上身綺麗にしてなきゃいかんはずだし。
  • アグリアスが単純にデレないところも良かったと思う。
    デレたらそれはそれで個人的には某騎士みたいで面白かったが、世界観考えるとああいう大人な反応にならざるを得ない気もする。

追加イベントのアグリアスとオヴェリアの再会後、酒場で特定の噂を聞くと盗賊の砦でイベントバトルが発生する。
この戦闘ではアグリアスがNPCになり、敵と会話する。
内容は「身ぐるみ置いて失せろ。だが女は置いていけ」に対してアグリアスが激昂するというもの。
彼女のファンも一緒にキレること間違いなし。とっとと、ぶちのめしてしまおう。
…と言いたいところだが、敵ユニットはレアアイテムを多数所持しているので、勝手に行動するアグリアスを戦闘不能にして(心が痛むなら行動不能に)盗んでおこう。

  • 盗賊にいやらしい目で見られた上、味方に倒されるとは不運の塊だな…。
  • アグリアスの行動は付けているアビリティ等にも影響されるので、サポート系のジョブにしておけば邪魔にならない。
  • かと言ってアグリアスを育てたアイテム士なんかにしておくと貴重なエリクサーをガンガン使ってくれたりする。
    合掌。

「女は置いていけ」と言われて激昂する前にアグリアスが一瞬「なっ…」と言う。
何気にそっち方面のことを想像して動揺するアグリアスが見られる貴重なイベントでもある。

  • 敵サイドは出撃メンバーにメリアドールやレーゼがいても、アグリアスだけを指名する。なぜ?
  • アグリアスは加入時点では即戦力の物理アタッカー。
    ラファは(PSP版では)やや不安定ながらも火力だけなら全キャラ中最強クラス。
    メリアドールのディバインナイトは物理ATの成長率だけなら剣聖すら超える。
    レーゼに至っては総合力で彼氏を尻に敷きオルランドゥと双璧を為す(場合によっては超える)チートキャラ。
    ……この部隊の女性陣を敵に回してはいけない。

名セリフ

FFTS

事前登録特典やFFBとの連動キャンペーンの報酬として手に入る限定のヒュム族のユニットとして登場。
レア度が上がるに連れて近衛騎士アグリアス→騎士~→誠心の騎士~と名前が変わる。

FF14

アライアンスレイド「楽欲の僧院 オーボンヌ」の2ボス「聖騎士アグリアス」として登場。CVは佐藤利奈氏。
聖石の力で天使の翼を生やした異形と化し冒険者たちに挑んでくる。
ラムザ共々、聖石に魂を封じ次世代の光の戦士の腕を試すため待ち続けていた。
プレイヤーが勝利すると道を開き、決戦となる聖天使アルテマ戦でも助力してくれる。


戦闘では原作の聖剣技を主とした剣技を用い、この戦闘専用のアクションでの対応を必要としてくる。
全体的に騎士然とした凜々しい台詞が多く、例のセリフへの答えのような言葉も放つ。

TFFCC

仲間キャラクターの一人として今作で追加された。
対応するクリスタルの欠片は橙色。
リーダー時に呼び出す召喚獣はラムウ


キャラグラフィックではセイブザクイーンを持っている。
イメージとしてはピッタリだが原作では別に関わりのある武器では無かったりする。


修得アビリティは、ケアルケアルラがまんLv1~3、ウェポンブレイクLv1~3、アーマーブレイクLv1~3、マイティガードまもりのうたLv1~2、風のラプソディLv1~3、りゅうけんLv1~3。
固有アビリティとして無双稲妻突きを修得する。


ちからが高く、防御系アビリティを多く覚える騎士タイプのキャラ。
マイティガードをはじめとした優秀なアビリティで生存力を高める他にも、対ボス用固有アビリティもあるので攻撃役としても活躍可能。
なおすばやさはからっきしだが、風のラプソディをLv3まで修得するのでFMSも出来ないことはない。


彼女が参戦してくれたことはかなり嬉しいが
原作では正式に仲間になって以降ストーリー上ではノータッチでムスタディオのようなサブイベントも無かったような気が。
なぜディリータが出ずに彼女が出たのかがやや疑問。

  • ディリータファンには悲しいことをいうことになるが、FFTでも屈指の人気を誇るアグリアスが参戦したのは妥当と言わざるをえない。
    • アグ姐さんはもはやFFTの顔といってもいいぐらいの知名度があるので、それと比べるとどうしてもディリータは……。

コレカ

ナンバー#051のコレカ
コレカクリスタリウムでの強化値は以下の通り。
N:ちから+1 たいりょく+1
R:ちから+3 たいりょく+2
P:ちから+6 たいりょく+3
成功率:50(%) クリティカル率:0(%)

TFFAC

光のクリスタルで解放すると使用可能になるキャラクター。防御タイプ。
召喚魔法はリヴァイアサン
アビリティはレベルで上書きされていくため、レベル160では無双稲妻突きいのりIIIショートチャージIII

DFFOO

イベント「騎士の信義」で初登場。自分が異世界にやってきたことに自覚がなく、困惑していた。
発言から2章のイベントを終えているようで、
元の世界で陰謀を巡らしている者達への対処を急がなくてはと思っていたため、この世界のことにあまり頓着していなかったが、
ラムザと合流して彼が他人のために戦う姿勢に変わりがないと知って、
ひとまずマーテリアの戦士として協力することを決めた。


王家に仕える騎士繋がりでセシルと絡みがあり、
彼が元の世界で親代わりでもあった国王と対立してしまったことを不忠ではなかったかと苦悩しているのに同情を示した上で、
「主君が間違った道を歩むなら諫めるのが忠臣」と諭した。


紹介映像は雨振る中でWOL・ビビ・セラのイミテーションを相手にする戦闘と
セシル・スタイナー・セラのイミテーションを相手にする戦闘が使われている。
敵編成から前者はバリアスの谷の救出イベント、
後者はゴルゴラルダ処刑場ガフガリオン戦のオマージュだろう。


武器種カテゴリで、クリスタル覚醒では緑色に対応する。
アビリティは「騎士の誇り」「不動無明剣」、EXアビリティ「無双稲妻突き」、LDアビリティ「聖光爆裂破」、FRアビリティ「ノーブルオース」、フィニッシュバースト「揺るぎなき信頼」。


強力な固有バフを持ち、メンバーの強化とHPリジェネを兼任できる器用万能。
braveの分配やマヒやサイレスの付与と強キャラ要素がバランスよく抑えられており、特に無双稲妻突きの範囲火力は圧倒的。
レベル70覚醒とセイブザクイーンの真化解放が実装されてからはマヒを確定で付与する事が出来るなど、
物理アタッカー枠最強の一角を担っている。


断章の追加イベントでは、ティナたちにおしゃれを勧められ、その時が来たら…という返答をしている。
後述の「10年後の自分」や「おはようシリーズ」の内容を踏まえたセリフだったりして…?

FFB

FFBとの連動キャンペーンで報酬として手に入るレジェンド。

FFRK

FFT出身のキャラクターとして登場。ジョブは「ホーリーナイト」。


初期必殺技は「不動無明剣」。
カエサルプレート【FFT】を装備することで専用必殺技「乱命割殺打
ディフェンダー【FFT】を装備することで超必殺技「無双稲妻突き
ベネチアプレート【FFT】を装備することで超必殺技「ホーリーナイトレイド?
エクスカリバー【FFT】を装備することでバースト超必殺技「聖光爆裂破
ラグナロク【FFT】を装備することでオーバーフロー超必殺技「ホーリーブレード
デュランダル【FFT】を装備することで超絶必殺技「信義の騎士剣?
聖剣セイブザクィーン【FFT】を装備することで超絶必殺技「聖光忠烈斬?
サンブレード【FFT】を装備することでオーバーフロー奥義「聖光爆裂連破
アグリアスモデル【FFT】?を装備することで覚醒奥義「ホーリークロスブレード
聖剣カオスブレイド【FFT】を装備することでシンクロ奥義「真・不動無明剣
聖騎士の盾【FFT】を装備することでリミットブレイク・オーバーフロー「我が主君に捧げし剣?
ミネルバビスチェ【FFT】を装備することでデュアル覚醒奥義「覚醒聖光忠烈斬?
ローエングリン【FFT】を装備することで究極神技「究極無双稲妻突き
ザンクブレス【FFT】を装備することでクリスタル神技「耀光聖光爆裂破
を使用できる。


また、ヒスイの腕輪【FFT】にレジェンドマテリア「揺るがぬ信義」、キャラビニエール【FFT】にレジェンドマテリア「王女の守護者」がついている。

FFBE

実装当初は最高レアリティまで強化できなかったが、後に最高レアリティまでの強化が可能になる。
性能的には盾役に近いが、強力な攻撃技である聖光爆裂破を習得する為、アタッカーにもなれる。
(ただし、デフォルト状態では、オルランドゥの習得するそれよりも弱い為、アビリティ覚醒での強化が必須)

PFF

2014/06/23に実装されたプレミアムメモリア。

今さら疑うものか!私はお前を信じる!

武器は騎士剣。白魔法がそこそこ得意。


公式ベアトリクスと間違えられた過去がある。
そのこともあったか以前、ベアトリクスとすり合わせてステータスが調整され、力が強化された。
(ベアトリクスは力と知性が同じくらい)
騎士剣で魔法剣が使えるので、弱点は突きやすい。

PFFNE

エリア28-6で手に入る。
騎士剣装備、専用は「デュランダル」。属性なし。
アビリティはケアル(ケアルラまで)・プロテス(プロテアまで)、スキルは「ホーリー」、プレミアムスキルは「不動無明剣」。

ロードオブヴァーミリオン3

LoV3にてラムザと共に参戦することになった。
なぜか神族枠。ホーリーナイトだから?
敵のタワー近くに居ると防御力が上がる「エネタワーアップD」を超覚醒アビリティに持ち、
更にアーツとして不動無明剣を持つ。
こちらの不動無明剣は時々ではなく当たれば必ず敵の動きを止められるのだが、
アーツの常として発動までやや時間があるので、狙ったような感じで止められない事もしばしば。
アグリアスに初めてボイスが付いた作品でもあり、声優は沢城みゆきさん。


イヴァリースを離れて早5年の月日が経ちました。
ふふふ――、おかしなものですね。 出すことのない手紙を書き続けて5年になるなんて。
私たちは、今、鴎国ゼラモニア州にいます。
この地は、古来より鴎国の支配下に置かれていますが民は独立を望み、長年にわたり紛争が続いています。
鴎国は独立を阻止するために厳しい粛正を実行し、自由を求める人々との間で多くの血が流されてきました。
驚かないでください、オヴェリア様。
私たちはこの民のために戦いを始めようとしています。
あの時、もう二度と戦わないと誓ったはずなのに――。
――そういえば不吉な噂を耳にしました。 畏国王がこの紛争に兵を出すという噂です。
どうして殿方はすぐに力で解決を図ろうとするのか。 ただの煩慮であるとよいのですが。

後にアップデートで超覚醒アビリティが「サクリスピードD」に変更された。
移動速度は僅かに落ちてしまうが、そのぶん防御力の伸びは良い。
原作ファンからするとラムザと一緒に使いたいところだが、
特段ふたりの性能がシナジーすることもなく、ましてやラムザの性能はかなりピーキーなためオススメしない。


DATA
身長:168cm
体重:失礼だと思わないの?
出身地:畏国ルザリア
職業:ホーリーナイト
大切にしているもの:騎士としての誇り
10年後の自分:愛する夫と子供との生活


この時点でオヴェリアがどうなっているか、また畏国王が彼であることを考えると、
FFTは本編が終わってもなお悲劇を積み重ねている感じなんだろうなあ。
っていうかゼラモニア州って五十年戦争の原因になった地域のはず。
そこにイヴァリースが派兵ってキナ臭いどころじゃなく、畏国、鴎国、ゼラモニア独立派の行動次第では、
また大戦争に繋がりかねないような…。

  • 「10年後の自分」が叶わない夢に思え過ぎて悲しすぎる…。まさに人の夢と書いて儚い…。

「10年後の自分」が乙女過ぎて驚いたファンもいたかもしれないが、
FFT本編から5年は経っているので今回のアグリアスは最低でも20代後半にさしかかっている。
そこから10年後の自分となると…ラムザは早く嫁にもらってやれという気がしなくもない。

  • まぁ、人によっては獅子戦争時にとんでもない年齢になっていた、なんて事もあるのだが。
  • オヴェリアが死んでいたら、家庭を持つ事が夢だの畏国王(ディリータ)の事を「殿方」という敬称で書かない気がする。
    • 「殿方」ってのはディリータに限らず男性全般……というか、FFT本編を含めて敵対した男性キャラたちのことと思われる。
    • 「出すことのない手紙を書き続けて5年」だけならば、逃亡生活だからなのかもしれないが、
      「あの時、もう二度と戦わないと誓ったはずなのに」あたりがもう既にオヴェリアが亡くなったことを知っているのかもと思わせる。
    • そうでもないと戦わないと決める理由づけがあまりなさそう。
      • そうすると戻ってきたオリナスかそうでなくても男が王位を継いでる可能性が高いので…ということなんだろうなぁ。
        なんというか切ない話だな。

ロードオブヴァーミリオンアリーナ

ラムザと共に本作にも登場。


この剣を、置こうかと思ったことがある。
時、利あらず反逆者と及ばれ、幾度も死線を越えてきた。
過酷な状況の中で多くの仲間を喪った。多くの夢と希望が潰えるのを見てきた。
全力を出し尽くしてもなお、救えない者たちも。そしてルカヴィと呼ばれる伝説の悪魔。
私は自分の無力を、非力を呪った。
これで騎士だと、弱き者の守護者と言えるのだろうかと。
だが、ラムザがいた。ラムザは、強くなった。
初めて会った時は、ただ運命に翻弄されるだけの若者だったことを思い出す。
今では──彼の真っ直ぐな瞳が、私の戦う道標だ。
イヴァリースを離れた今、この道は果てない。
私が剣を置くこともあるまい。

ラムザのことを自分が戦う道標と評するなど、彼女の中でラムザの存在はかなり大きいものになっているようだ。


シナリオ中で喪った仲間なんていなくね?
その気になれば味方の戦死者どころか敵の殺害数さえ0のままでクリア出来てしまうことを松野は忘れてしまったのだろうか。

  • FFT本編だけでも、少なくとも部下1人(オープニングで敵襲を伝えてきた女ナイト)は失っている可能性が高い。
  • またオーランは共に同行こそしていないが立派な仲間であり(少なくともラムザとオルランドゥはそう認識しているはずである)、
    この時点で既に処刑されている彼も含まれているかも知れない。
    • さらに仲間とはちょっと違うが、やはり既に亡くなっているオヴェリアのことも剣を置こうとした理由の一つだろう。

また(全くの推測になってしまうが)本編エンディング後に我々の知らないところで得た(そして喪った)仲間がいた可能性も否定はできない。

  • クラウドとか死都ミュロンドではぐれてしまって死亡扱いになっているとかありそう。
  • シモン先生やサルバッグ兄さんは含まれませんか?
  • 殺害数ゼロはゲーム上可能なだけに過ぎない。ストーリー上は少なからぬ犠牲者が出たとするのが「正解」。
    ガチの戦争なら犠牲は避けて通れないのが当たり前だし、それについて触れるのも当然というか自然。
    • 万一「仲間を一人も失わず戦い抜きました」等としたらFFTそのもののヌルさを疑われる(主にストーリー面で)。

聖剣伝説RoM

FFT 獅子戦争とのコラボで登場。
限定クエスト「逃亡者たち」でラムザと共にボスとして登場する。
ボス前のデモではセリフは無いが、ラムザの傷の様子を見ていたと思われる。
そこにやってきた追手であるプレイヤーに気付くと剣を振り、戦闘態勢をとる。
また、くじびきで魔ペットとして入手可能。

余談

以上のように、味方や肉親から裏切られ続けてきたラムザに対し
真正面から「信じる!!」と言ってのけた彼女に魅せられたプレイヤーは多かったものの
PS版ではchaptar3以降イベント上の出番がなく、またリメイク版の獅子戦争では追加されたイベントがあんなんだったため
ラムザに対し、戦友として以外でのスタンスが公的に言及されることはほぼなかった。


…のだが、2012年、松野氏がtwitterでやっていた「おはようシリーズ」にて突如、それは起きてしまった
ではさっそくご覧いただこう。

お、…おはよう…ございます。
…なんだ、何かヘンか?
平和な時代になったのだ、私だってこうしたドレスぐらいは着るのだ。男ではないのだからな。と、当然じゃないか。
…女らしく…ないかな? …いや、ヘンならヘンと言ってくれ、ラムザ。
…お願いだから…ね?


…おわかりいただけるだろうか。でれんでれんてろんてろんである。
元々は松野氏のあいさつツイートに対し、
とあるフォロワーが「ガフガリオンぽく言ってください」と頼んだのが発端で始まった『各松野キャラによるあいさつシチュエーションのシリーズ』であるため
これ自体には公式性はないのだが(実際、作中の流れに反したシチュで荒ぶっているキャラが何人かいる)
それでも生みの親の中ではアグリアス・オークスというキャラ(の本性)はこういう人だということになる。 

  • …にしても、でれんでれんてろんてろんである。
  • そしてトドメのLoV3の「10年後の自分:愛する夫と子供との生活」である。

FFT発売からちょうど20年後の2017年6月20日に生みの親である松野氏の手によって
「よぉし、この女はおまえたちにくれてやる。好きにしろッ!」と差し出されてしまった