自動加速ツール蔓延疑惑

Last-modified: 2020-06-09 (火) 13:05:09

運営が不正ツール対策専用チームを組織した模様。
今まで沈黙してた運営が不正ツール(特に加速に関して)を認めたことは大きな一歩だと考えられる。

自動加速ツール蔓延疑惑

自動加速ツールとは、沖田ねる事件の発端となった主に中国製の自動周回が可能であり、またバトル中の演出を超高速化出来るツールのことである。
加速速度はLow、Middle、Highと3段階で変更することができ、Highに設定した場合、召喚、アビリティ、フルチェイン(全員奥義)の一連の行動が一瞬で終わるのはもちろん、アルティメットバハムートやルシファーといった登場演出も一瞬で行われる。グラブルの仕様上、アビリティや経過ターンの間にインターバルが設けられているが、演出の長い水着ゾーイのコンジャクションなどのアビリティが一瞬で行われるため、リロードをする必要がなくなり、ツールを使用しないユーザに対して圧倒的有利に貢献度を稼ぐことができる。
自動加速ツールは違反性の高いツールとされながらも、利用者らしきユーザーがマルチバトルで多々見受けられ、アルバハや強バハなどでMVPを取っていく姿がよく目撃されている。
このことから、課金して装備揃えるよりツールに課金した方が強くなると、半ば本気で言われることもある。

 

2019年4月末に軽量版が無くなったことでツール利用者が目立ち始め、2019年5月古戦場では猛威を振るったとされている。
同古戦場1日目にアクセス障害が発生した際にグラブル運営は、「同古戦場の直前に改修した同一フレンドの召喚石を最大20回連続で選択できる機能により、サーバへの負荷が想定以上に増した」ことが原因とし、フレンド召喚石の選択機能を改修前に戻した。しかし、対処を行ったにもかかわらず2日目もアクセス障害が発生してしまった。その原因をグラブル運営は「ルピの計算タスクが想定以上に多重発行された」とし、古戦場中はフレンドの使用された回数にかかわらずルピの配布を中止し、3日目以降にアクセス障害が発生することはなかった。

 

これに対し「フレンド召喚石の選択機能を改修前に戻し、前回の古戦場と同条件になったはずなのになぜ2日目にアクセス障害が発生したのか?」「フレンド召喚石の選択機能やルピは根本原因ではないのではないか?」「本当の原因はこの自動加速ツールにあるのではないか?」などの声が散見された。
そのような意見が発されたのは、2日目に起きたアクセス障害に対して、ほんの数十秒程のメンテナンスを入れただけでアクセス障害から復旧したためである。そして、ツールが猛威を振るったと思われるもう1つの理由として、古戦場における全ユーザの貢献度を集計し、グラフ化している中国系サイトで10数時間一切休憩を入れることなく等速で貢献度を稼ぎ続けているユーザが複数確認されており、そのユーザがマルチバトルで貢献度を高速で稼いでいる姿も確認されている。食事やトイレといった人間として必要最低限の行動を行いながら、召喚、アビリティ、攻撃、再バトル、召喚石選択を全て同じ速度で誤らずに10数時間行うことは不可能であるため、何らかのツールを使用していることは確定的に明らかである。
この等速で貢献度を稼ぎ続けるユーザについては、2019年4月古戦場でも確認されており、その時点で加速の有無はともかく自動周回していたといえる。

 

自動加速ツールは違反性が高いとされながらもグラブル運営側はこのツールを検知出来ているのか?そもそも検知するつもりがあるのか?という声が挙がっている。
自動加速ツールが存在していることを多くのユーザに知らしめ、警鐘を鳴らそうとしたユーザがyoutubeやニコニコ動画にツール使用動画をアップロードしたが、グラブル運営により動画の削除要請が出され、動画をアップロードしたユーザのグラブルアカウントに対し永久利用停止処分を下した。
これまでグラブル運営はツール使用者に対して最低1週間から最大1ヵ月ほどの利用停止処分しか下していなかったが、皮肉にも注意喚起を行ったユーザが一番重い処分を受けてしまった。
2019年5月古戦場終了時には既に中国製やそれ以前の自動加速ツールが万単位でダウンロードされているとの話もあり、735アカウント数程度の取り締まりでは少なすぎるのではないかとの印象をユーザーに抱かせた。
またグラブル運営は違反性のあるアカウントを取り締まったとあるが、自動加速ツールについては特別名指しで取り締まったとは言っておらず、どのようなツールに対する対策を講じたのかも不明である。
それでも2019年6月のこれグラではさすがに何かしら言及するのではないかとユーザー側は期待したが、運営は自動加速ツールについてはまったく触れず、ユーザー側を落胆させる結果となった。
そしてグラブル運営は現在も沖田ねる事件と同様、自動加速ツールに対して沈黙を続けている。

 

運営は自動加速ツールの存在については把握していると考えられる。PCブラウザ版では左に黒い帯が出るが、その中の「今週の人気動画」において一時ツールに関する動画が掲載されていた*1。しかしAM6:00更新と書かれているにも関わらず、5月26日18時頃おすすめ動画からツール関連の動画は削除された。
また5月28日15時頃、ニコニコ動画にアップされていたツールの使用動画が社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会の申立により、著作権侵害として削除された。この動画のアップロード者はツール検証アカウントと本アカウントの両方が永久BANされている*2
以上2点より、運営はツールの存在については認識をしていると考えられる。しかしながら加速ツールなどへの対応は未だに行われておらず、共闘やマルチバトルなどで猛威を奮っている。

即時参戦ツールの存在

自動加速ツールのみならず救援即時参戦や共闘部屋即時入室を可能とするツールも存在する。
アルティメットバハムートHLでは自発者のみならず参加者全員が低確率でヒヒイロカネがドロップする可能性がある。本ツールでは、そのような美味しいマルチバトルを行おうとしている部屋を自動で検索し、入室、召喚石を選び、バトル開始まで行う。上記の自動加速ツールと併用することで、延々と美味しいマルチバトルを周回することができる。本ツールを使用することでヒヒイロカネを20個/1月入手することができるとの触れ込みがあり、ツール使用者と不使用者との間には絶対に超えることができない戦力の差が生まれている。
共闘部屋の即時参戦ツールでは、「ルームに貼られているクエスト」と「ルームのコメント」の両方の反応することができる。

 

例)
コメント:ギルガメッシュHL     クエスト:アルティメットバハムートHL 結果:自動入室
コメント:アルティメットバハムートHL クエスト:ギルガメッシュHL     結果:自動入室

 

小ネタとして、前者のギルガメッシュHL部屋(クエストはアルティメットバハムートHL)に即時参戦ツールを使用して入室したユーザがギルガメッシュ部屋にも関わらずトール担当のコメントを発言する姿が目撃された。また、クエストをアルティメットバハムートHLからギルガメッシュHLにキチンと貼り替えたところ息を合わせたかのように一瞬で全員が退出した。
このように自動加速ツールと同一のツールによるものかは不明だが、グラブル内では徐々に多方面でツールが蔓延し始めており、迷惑だと感じてるユーザーがいる。

 

この即時参戦ツールのユーザー側による自衛対策として「アルバハ収容所」「アルバハ開始しません」等の文言で共闘部屋を建て、ツール使用者らしきユーザー達を確認と隔離する(クエストを開始しない限り居座り続けるらしい)方法がある。
いわゆる嘘部屋の類で騎空団人員確保のために部屋建てするような迷惑行為の一種なのだが、一方でツール使用者に憤りを持つ一般ユーザー側からすれば、アルバハ等の高難度マルチ部屋がツール使用で即時埋まる状況も許し難いものであり、またツール使用者らしきユーザーの検出に一定の成果は上がっている。
しかし、ツール側も収容所に対する対策を行っており、特定の時間内に特定のクエストが開始されない場合、自動的に部屋を退出し、再度部屋を巡回するように改修されてしまい収容所としての効果が薄まってしまった。

 

このような収容所を作成することは推奨されるような行為では無く、間違って入ってしまった一般ユーザーがツール使用者疑惑を掛けられる本末転倒な状況も多少は起きてるようだ。
しかしながら一般ユーザーがツール使用者に対する数少ない自衛手段でありかつ成果があることも事実であり、収容所とする嘘部屋作成を悪とは言い難く、むしろ善良なプレイを望むがゆえにそういった強行に出ている状況である。
なのでやはり自動加速ツールや共闘部屋即時入室を可能とする不正ツールに対して運営主導で対策を行い、少しでも楽しくゲームを遊べる状況にして欲しいところである。

 

最近ツーラー対策チームの動きが無いことについて(2019/11)

一時期は自動や加速を可能とするツール等のためにツーラー対策チームを作ったと言うが、最近は彼らの行っている報告をとんと聞かない。
彼ら対策チームは今は一体何をしているのだろう?

 

2019/11/8に久方ぶりのBAN報告がグラブル公式ツイッターから上がった。
BANされたのは909アカウント。
大分人数が減ったように感じられる今のグラブルにおいては相対的に大きい数字かもしれない。
ただ今まで音沙汰が無く、またキャラ調整後の批判を鎮めるためにサプチケと共に報告してきたことに火消しのためにやっていると疑念を感じている人も出てきている。
ユーザー側としては、運営に他意は無くゲームをよりよくするためにツーラー不正者を取り締まったと思いたいが、このwikiが出来た理由とその後の対応を思うと運営に他意があると考えてしまう部分があるのは否定できない。

 

2019/11/13にも運営は1892のアカウントを停止した。
11月になって短期間に2度もアカBANを行ったということで、ツール対策チームは一応仕事をしているようである。
ただここに来て仕事しましたアピールのように見えて仕方ないところがある。
ちょうどサプチケに闇スタレ(キャラ、召喚石が別個で切り替わる日)と重なってるにも関わらず推定売上はあまり伸びない状況にある。
今までの振舞いを考えると仕事したので課金してくださいというように見えてならない。

 

2019/11/16に運営は144のアカウントを停止した。
随分と数は減っただが一応仕事はしているようである。
とはいえグラフェスを控えてることを考えるとゲーム環境をよくしようというよりは、売り上げのためにやってるというようにしかまだ見えない状況である。
不正者あぶり出しも良いが、ツーラーを取り締まって欲しいという声が最初に高まった時期とその他に何が起きたのかを運営には思い出して欲しいところである。

 

本当にBANしているのか?という話

8月からまったく動きが無いと思ったら11月になって突然動き出したグラブル公式ツール対策チームであるが、実際にツーラーをアカウント停止(BAN)しているのか疑わしく思うところがある。
ツイッター上ではたまにBANされたと言うものもいるが、グラブルではBANの数を表示するだけで実際にどのゲーム内IDがBANされたかまではほとんど分からない。
一応ユーザーからは刻印と呼ばれる丸に一本の斜め線が入った赤色のマークがBANされたアカウントには付き、それが騎空団の団長、副団長には見えるようになっているが、それ以外のユーザーからはまったく見えずBANの数に少なからず疑わしさがある。
プライバシーの保護という観点からゲーム内IDを表記しないことには一定の正しさがあるものの、ユーザー側の気持ちからすればBANされたIDを表示して欲しいということがあることを運営には知っておいて欲しい。

 

コメント


*1 掲載はyoutube,ニコニコ動画にアップされているもので、再生回数の多いものが選ばれていると考えられる。また更新はそこに記載の通りAM6:00
*2 IPアドレスによるBANで、マンションやネットカフェ等IPアドレスの共有される環境だった場合、誤BANを生む可能性あり