三点照明の基礎

Last-modified: 2009-08-05 (水) 12:23:45
なぜ、その対象をライティングするのか?この点に意識を置く

この目的意識は、段階的な作業としてのライティングに取り組むのではなく、様々な原則とその原則が当てはまる状況を理解する上で役立つ。

三点照明

映画撮影の世界で従来から用いられている確立された技法。
CGにおいても基本的なライティング方法の1つ。

⇒3Dの形状を際立たせる事ができる。
  • ライトをモデリングツールと捉える
    各光源はそれぞれ異なる役割を持つが、3つの光源が揃って初めて作品の形状や外観を際立たせる事が出来る。
    ※光源が1つだけでは、プロの写真家がフラッシュのみで撮影するようなものになる。
  • 三点照明における各光源の機能
    • キーライト(Key Light)
      ・最も明るいライト
      ・最も目立つシャドウを作り出す
      ・夜間の屋内ショットのプラクティカルライト
      ・屋外シーンの太陽光
      ・日の当たる屋内ショットでは、窓から射し込む太陽光
      シーンのライティングを大きく左右し、"想定光源"の位置を示す最大の手がかりとなるのがキーライトである。
    • フィルライト(Fill Light)
      直接光が周囲のサーフェスで跳ね返って生じる間接光を表す役割のライト
      ◆フィルライトの配置
      被写体に対して、キーライトと反対側に配置する。
       ⇒被写体のキーライトが当たらない側を照らしたり、シャドウの濃さを和らげたりする目的
    • バックライト(Back Light)
      背景から被写体を切り離して、シーンに奥行きを与える効果をもたせるライト
      ◆バックライトの配置
      被写体の背面を照らす事で、被写体のエッジにわずかな"輝き"を与え、被写体を際立たせる。

 これらのライト配置後に求められる結果は、

⇒全体に大きなシェーディング領域がない、メリハリのついたライティングである。

ライト配置の検討

ライティングの変化具合を測定する方法
・サブディビジョンサーフェスなどのスムージングアルゴリズムをオフにする
・被写体の低解像度プロキシバージョンを作成する
⇒ライティングを細かい領域に分けて評価できるようにすればよい。
※滑らかなサーフェスではなく、より大きなポリゴンで定義された状態の方が、
 被写体のサーフェス上での光の様子がよくわかる。

キーツーフィル比の検討

シーンの雰囲気をセットアップする為の重要な作業