キャラクター/【イギリス】

Last-modified: 2021-01-21 (木) 10:57:54

彼自身がイギリスという国全体に対応して描かれることも多いが、「イングランド」という地域として「ウェールズ」「スコットランド」「アイルランド(アイルランドには北部アイルランドという地域とアイルランドという国がある。彼がどちらに、または両方に対応するのかは不明)」の三人の兄がいる国内では四人兄弟の末っ子として描かれることもある。いずれの兄とも仲は不良で、呪いの人形を送り付けられることもあったが今はそこまででもないらしい。
シーランドとは公式で兄弟扱いされている。

容姿

金髪、緑色の目を持つ青年。髪はぼさぼさだが、ちゃんと手入れをすればサラサラにもなるらしい。特筆すべきはその眉毛であり、何本もの横線が重なった太いものである。初期のころは太くなかったそうだが、この眉毛はいまや彼のアイデンティティと化している。ちなみにこの眉毛は彼の紳士的な何かを象徴するらしく、大抵の英領の「国」、またイギリスの兄たちはこのような眉毛である。

  • 少なくとも前者がそのような眉毛であることは「眉毛の呪い」ともいい、独立しても普通の眉毛になることはない。また、英領でなかった「国」も英領になると眉毛が太くなるようである(例、香港)。
  • 例外はアメリカカナダセーシェルなどであり、フランスは「お兄さんのおかげじゃない?」と言っている。また、ワイは「女の子がこんな眉毛なのはさすがにかわいそう」との理由で若干細くなっている。

慌てた時などに独特の白目になる(他のキャラクターもなることがないわけではないが、イギリスはフランスとともにその頻度が圧倒的に多い)。

性格

紳士を自称しているが、大航海時代に海賊行為をしていたこともあって口の悪さ、狡猾さが染み付いてしまい(このため「元ヤン」とも呼ばれる)、相手を罠にかけるのが得意だったり怒った時などにスラングを吐いたりする。色々突拍子もないことを言ったりしたりすることが多い「国達」に対してツッコミ役に回ることも多いが、ボケ役に回ることがないわけでもない。
妖精、妖怪の類を信じており、また実際に見ることができる。彼らはイギリスの友達である。彼らは世界中にいるようだが(土地固有の妖怪が登場したのは見えるやつら以外は日本のみ)、イギリス自身の家(住居)にも沢山の妖精がいるようで、フランスに目撃されている。イギリスが留守の際寂しさ故か会議場まで来ることもあるが、他の人間には見えないため、何もない空間に向かってしゃべったり戯れたりするイギリスは奇異の目で見られることもあるようだ。最近ユニコーンのうち一体がアメリカに行きたいと希望し、彼はアメリカ独立記念日の際イギリスからアメリカに贈られた。魔術をすることもあるが、魔術自体は成功してもその魔法が彼自身の思った通りに効果を発揮しないことも多い。
少なくとも「国達」を、子供に戻す魔法が使える。最初使ったときは天使の格好をしていた(その天使(またはその恰好をしたイギリス)は出てきた漫画のタイトルを取って「ブリタニアエンジェル」とも呼ばれる)が、のちにそれ以外の衣装でその魔法を発動したため、天使の格好は必ずしも必要ではなかったと思われる。

  • ただし前者は星が上についたステッキを持っており、それ以降もそのステッキを取り出していたことから、それは必須だと思われる。
    • 後に“アメリカが”このステッキを用いてイギリスとフランスを子供に戻すような描写が見られるので、これはほぼ確定と思われる。
  • 呪文は初出では「ほぁた☆」だったが、のちに普通の文章を逆さまにした呪文も唱えている。

召喚魔法も使えるが、失敗することもある。

性格も手先も不器用である。皮肉っぽく、世話焼きだが素直ではなく、「お前のためじゃなくて俺のためなんだからな」とよく言うため、日本に「ツンデレ」と評される。

  • というより作者がツンデレテンプレをしゃべらせたらなんかうまくはまってしまい今の性格になったようである。

手先が不器用であるためもあって料理が致命的に下手であり(レパートリーも少ない)、彼の料理はよく黒い物体として描かれる。プロイセンが彼の料理を食べて倒れている。

  • ただ、ここで謎が残る。たとえドイツが言うようにプロイセンが今「世間知らず」だとしても、プロイセンも真っ黒な料理を食べるのだろうか、ということである。しかもプロイセンは一応昔からイギリスを知っている(一緒に戦ったこともある)のでその料理の腕も知っていた可能性がある。この答えとして、イギリスの料理は漫画ではモザイクがかかっているというだけでもしかしたら本当に見た目はまともなのかもしれない、プロイセンはイギリスも流石に料理の質が向上したと思ったのかもしれない、プロイセンはイギリスの料理を本当に食べたことがなかったし評判も聞いたことがなかった、などが考えられる。そうでなければプロイセンがわざわざ自殺行為に走ったとしか言えないだろう。

イギリスはその料理の腕のせいか「おいしい」という基準が異様に低いように描写される。自身の料理が他人にとってまずいことは自覚しているが、自分では得意だと思っているため「誰かがおいしいと言ってくれるかもしれない」とも思っているようだ。
だが刺繍が趣味であり、「自分の刺繍は芸術」と自負しているほど上手でもある。絵もそこそこうまく、WWIIで連合国の会議をするときは会議室に早く来て枢軸国の似顔絵を描いていた。
紅茶が好きで、たとえ敵に囲まれようが宇宙だろうがかかせない。
会議中にエロ本を堂々と読み、フランスに「エロ大使をお前に譲る」と言われる。「世界一エロい都市」や「お○にーマラソン(英国にあるらしい)」など散々いじられ、涙を流す場面も。(しかし二次元は「本物ではない」という理由で好きではない(そのためか先述の日本の「ツンデレ」という言葉がわからなかった)。
酒癖が非常に悪く、酔っぱらうと一段と乱暴になったりねちねちと愚痴を言ったりと手に負えなくなる。パブ(英国の酒場)が大好きで、「パブってGO!」というキャラソンまで出ている。また、酔っぱらったイギリスはよく「ネイキッドバトラー」の衣装で描かれる。酔いがさめた後は「もう二度と酒なんて飲まない」と言って毛布にくるまって震えることもあるが、多分無理であろう。
「友達が少ない」と言われるが、別に仲が悪い者が多いというわけでもなく、大抵の「国」とはそこそこ仲良くやっているようである。ただし「栄光ある孤立」時代は本当に友達がいなかった。
一度体を鍛えようとしたが、車の鍵が開かずイギリスに開けてもらおうと車を引きずって持ってきたアメリカを見て、やめた。
「独立関連は具合が悪くなる」と漫画にかかれたことがあるが、それが本当に起きているのはその時だけであり、他のシーンでは酔っ払ったあげくアメリカを前にして堂々と独立したことについての愚痴を言ったり、アメリカの独立記念日パーティーに出席しても体調が悪くなってなかったりするので、確定した特徴であるかははなはだ疑問。独立記念日のパーティーに珍しく行った時一週間前から体調が悪くなると愚痴を言いながらもプレゼントを渡すなど、一応気を使ったりしている。

幼少期

フランスに振り回されながらも、「流行の最先端」という言葉に弱く、フランスがそう自慢した格好を真似したり、フランスより早く流行を先取りしようと偵察に行ったりする。

W学園にて

生徒会長だったりする。忙しい生徒会活動の合間を縫って魔術部に出席したりもする。日本によってポエムを書いたりテディベアと一緒に寝たりしていることをばらされる。

他国との関係

アメリカ

イギリスは大抵アメリカのことを批判する役割だが、振り回されたり、逆にアメリカにあきれられたりもする。アメリカが小さかった頃を懐かしみ、「あいつは変わってしまった」と嘆くこともある。だが一度自分が作った武器で重傷を負った際、アメリカに対して喧嘩ばかりしていたが嫌いだったわけじゃないと告げるなど、イマイチ本音をアメリカに告げない。

フランス

1000年腐れ縁。隣国で特にWWIIなどともに行動することも多いがそりの合わないことが多く、喧嘩をすることも多い。イギリスはよくフランスの勝手に振り回されており、その鬱憤を晴らす機会を狙っている。しかし時々意見が合うこともあり、一緒に飲みに行くこともある。このような事から、2人は「ナイスドーヴァー」と呼ばれる。彼曰く、イギリスが失敗するのは「入れ込みすぎる」から。

カナダ

カナダをアメリカに間違えることがあるが、両方が一緒に出てきたときは(たとえ恰好を似せていようと)見分けることが出来る。

ノルウェー

妖精が見える同士仲がいい。

日本

日英同盟結んでた時は異常なまでに日本のためにいろいろしていた。

スペイン

大航海時代海の上で争っていた元ヤン(元海賊)仲間。でもいつも勝ってばかりいたため下に見ている。今でも仲が悪く会う度に嫌味を言い合っている。

ポルトガル

昔から仲が良く、数少ない友達の1人(国)。ポルトガルもまたスペインを昔からからかっていたため、2人でスペインをバカにする場面も。