外付け部品の作成
外付け部品はリード線との戦いです。リード線を持ちながらボリュームを定位置に固定させつつハンダ線を上手いことたぐり寄せてハンダする、手が2本以上必要そうな作業が時々発生します。くじけずに頑張りましょう。
電源SWとLED
電源SWの配線は、
[電池スナップ+][電源SW][基板+]
[電池スナップ-][基板-]
です。LEDは
[R1][LED-]
[基板+][LED+]
と接続します。
今回使ったLEDは基板付け用のため、ボンド等でシャシー側に接着させた方がイイのですが、LEDの+側の足を電源SWのON側のラインにハンダ付けしてLEDの位置固定を兼用させました。LEDの-側はリード線を伸ばしてR1と接続させています。
また、LEDの足にはショート防止のために熱収縮チューブをつけて保護します。
リード線の前加工
リード線は数mm被覆をカットして、むき出しになった線材を撚ってから少しハンダをつけておきます。こうすればハンダ付け時に細い線材がまとまった状態で付けられます。
部品とリード線のハンダ方法
リード線のハンダした先をJの字に曲げておきます。
スイッチ等の部品の取付部に穴があいている場合、その穴にリード線を引っ掛けた状態にしてハンダ付けします。
部品の取付部に穴があいていない場合は、あらかじめ取付部にハンダを少し付けた状態にして、リード線を付けるときに取付部に付いたハンダを溶かしながらリード線を付けてあげると比較的簡単に付けられます。
電源まわりの接続
電源まわりの接続が終わってケースに収めた所です。リード線は各所ある程度ゆとりをもたせましょう。
電源まわりの接続はこのような感じになっています。
#写真は抵抗分圧版で、多少定数も違います。
入出力の接続
入力と出力でLRが逆にならないように、リード線はGND、L、Rの色分けをしておきます。今回は青をL、緑をR、黒をGNDと決めてハンダ付けしました。
LとRはどっちがどっちか分からない場合でも、入力と出力のジャックの接続端子に付けるリードの色を統一しておけば、迷わなくなると思います。
出力ジャックの接続
ヘッドホン出力のジャックは基板と繋ぎます。リード線をステレオジャックに付けます。
入力ジャック、ボリュームの接続
入力は少しややこしくて、
[入力ジャック][ボリューム][基板の入力]
と繋げます。
ボリュームの真ん中はショートしやすいので熱収縮チューブを使って絶縁した方が安全です。
基板と接続
最後に基板とを接続します。
少しわかりにくいかもしれませんが、こんな感じで付けていってください。