使用部品について
ここでは部品を完全に指定します。
従わなくて動作しないのは知りません。
オペアンプ交換できないじゃないかという方のためには
対応対策表を用意する予定なので勝手なことをしないでください。
パーツ1つ1つには大切な役割があり、それを理解出来ない
うちは下手に回路をいじらず、まず動作を理解することが大切です。
ネットにある、定数を変えたものについても間違っているものが多いです。
ここでは'原典chumoy'を作るので全てオリジナルのままです。
部品表
名称 | 値 | 個数 | 回路番号 |
オペアンプ | OPA2134 | 1 | U1 |
抵抗1/4W | 100k | 2 | R4,R5 |
抵抗1/4W | 10k | 3 | R1,R6,R7 |
抵抗1/4W | 1k | 2 | R8,R9 |
抵抗1/4W | 4.7k | 2 | R2,R3 |
LED | 赤 | 1 | D1 |
アルミ電解コンデンサ | 16V220uf | 2 | C1,C2 |
無極性アルミ電解 | 16V1uf | 2 | C3,C4 |
トグルスイッチ | 3P(ON-ON) | 1 | SW1 |
配線材 | LANケーブル1m | 1 | - |
ハンダ面配線材 | Niメッキ線 | 1 | - |
ミニジャック | パネル用 | 2 | J1,J2 |
電池 | 9V | 1 | V1 |
ボリューム | 50k2連Aカーブ | 1 | VR1 |
ケース | 好きなの | 1 | - |
ユニバーサル基板 | 秋月C | 1 |
部品選定Q&A
部品選定の際の疑問を解決します。
単3を直流9Vにして006Pの代わりにしても大丈夫か
Q.抵抗の定数間違って買っちゃった。使っても良いよね?
A.抵抗値はこの回路に適切なように選択しているので、100kΩを間違って1MΩつけちゃうと上手くなってくれない可能性が出たり、4.7kΩを470Ωとか47kΩとかにしちゃうとどこか壊れたりするかもしれないので、抵抗値は守りましょう。部品にはそれぞれ役割や効果があるからついているのです。
Q.青LEDにしたいんだけど?
A.そのまま差し替えて下さい
Q.コンデンサの耐圧って指定?
A.表記以上のものならokです。
Q.コンデンサの容量って指定?
A.多少大きい容量であれば構いません。
注意:回路全体の容量が1万uFを超えると、突入電流により回路や電源が壊れたり、ブレーカーが落ちたりします。極端に大きなものは避けてください
Q.抵抗のW数は指定?
特に指定がなければよく出回ってる1/4Wや1/8Wで大丈夫だと思います。
Q.抵抗の種類、誤差は?
A.カーボンまたは金属、巻線など誤差はどれでもOK(5%以下なら)
Q.オペアンプ交換したいんだけど?
A.オペアンプにより使用できるものとできないもの、条件付きで使用できるものがあります。詳しくは以下の表を参照してください。
Chumoyアンプで指定されているOPA2134は、FET入力のオペアンプで動作電圧が±2.5V。
・FET入力であること
・006P電池の電圧を考慮して、オペアンプの動作電圧が±3V以下からであること
の条件をクリアするものは差し替えだけで使える可能性が高いです。
名称 | 可否 | 備考 |
OPA2604AP | ○ | ±9V前後に上げないと実力が発揮できません |
TL072CP | ○ | ±4.5Vですがギリギリ使えます |
OP275GP | ○ | ±4.5Vですがギリギリ使えます |
uPC812C | ○ | ±5Vですがギリギリ使えます |
OPA2277 | △ | |
NJM4580 | △ | 定番のオーディオ用 ±2V以上で動作 |
NJM5532 | △ | 定番のHi-Fiオーディオ用 |
NJM2114 | △ | NJM5532の高性能版 |
NE5532 | △ | NJM5532のオリジナル |
○:差し替えるだけで使うことができる △:C1を10uf,R1を2k前後にする必要がある ×:対応不可
Q.1回路もので作りたい
A.勝手に作ってください。今は対応予定なし
Q.ボリュームってどれがいい?
A.安いので結構です。高いですが、質の良さではALPSのRK27は鉄板です
Q.ケースはどれでもいい?
A.ノイズ対策面では金属製のものの方がいいです。加工はプラの方が楽
Q.OSコン使いたいけどいい?
A.漏れ電流が多く、故障時に短絡状態になるので対策ができない人は止めた方がいいです。
Q.DCアダプターをつなぎたい
A.9~18Vの範囲内であれば、電池ボックスの代わりにつないでも問題ありませんが、リップルノイズなどの問題があるので、こちらの記事にしたがい回路を追加してください。