データ/食料と忠誠

https://imperator.paradoxwikis.com/Province
https://imperator.paradoxwikis.com/Food から抜粋、翻訳

州の忠誠度

州の忠誠度はその州がどれほど国家の統治を支持しているかを表す。州忠誠度が0になると反乱を起こすほか、低い州は内戦で反乱側につきやすくなる。
忠誠度の変動は月ごとであり、テリトリーごとの忠誠度変動を人口で重みづけしたものと、統治政策など州単位で変動させるものがある。

• テリトリー単位の変動要因

  分野	説明	変動値
  不穏度	1点ごと	-0.08
  	ゼロの時	+0.1
  建造物	大神殿	+0.05
  	大劇場	+0.05
  	法廷	+0.01

• 州単位の変動要因

  分野	説明	変動値
  総督の汚職	1点ごと	-0.0025
  総督の忠誠	0を超えるとき、超過1点ごと	+0.004
  過酷な処置	総督の知略1点ごと	+0.03
  アナバシス	2年間	+0.25
  宗教	神のパッシブ効果	+0.03
  	啓示	+0.04
  NI	中央都市空間/Central Urban Spaces	+0.05
  発明	もろもろ	+0.02
  遺産	tierごと	+0.02/+0.04/+0.07/+0.10
  統治者の個性	セレウコスの血統/Blood of Seleukos	+0.05

忠誠度が33未満の時、その州は不忠とみなされ、建造物の建設や撤去、州内のテリトリーを起点とするPoPの移動が不可能になる。
また忠誠度が0になると、反乱を起こすか反乱に加わる。詳細はこちら

食料

食料の生産

食料は交易品と土地から得られる。
まず土地であるが、これはテリトリーの地形によって異なる。農地は5、平原は4、丘陵とジャングルは3、森林、沼沢、砂漠、山脈は2を産出する。
農地は交易品生産に要する奴隷の数を減らすため、二重の意味で食料産出に優れているといえる。
交易品では穀物、魚、家畜といった食料系の交易品が食料を生む。これはほかの州から輸入することも、交易品を産出する州から得ることもできる。
これらの加算値を合計したのち、州食料補正、国家食料補正をかけたものが最終的な区域の食料産出となる。
革新や宗教のほか、塩、はちみつ、野菜といった交易品、温暖気候やアルプス気候といった気候補正がこれに当たる。
占領下の州では-40％、包囲下の州では-150%の補正が与えられる。つまり州都の大都市が包囲されると猛烈な勢いで食料が減少する。

食料はまず区域ごとに計算され、それを合計したものが州の食料収支となる。交易品は、輸入したものも、州都以外の区域で生産したものも州都の食料産出に加算される。
したがって一区域の食料が赤字でもそれだけで飢饉が起こることはない。

食料の用途

食料は主にPoPによって消費される。貴族は１PoPにつき0.5、市民は0.3、自由民は0.2、部族民と奴隷は0.1を月ごとに消費する。

食料許容量と貯蔵

食料の産出が消費を上回った場合、余剰分は自動的に食料許容量を超えない分まで貯蓄される。
食料許容量はその州がストックすることのできる食料の上限である。
1テリトリーにつき+100、宗教や建造物、ＮＩによって上限を拡張できる。

貯蔵されている1年の食料消費分につき、州内のテリトリーは以下の補正を受ける。最大値は10年分

• 人口増加:+0.02%
• 要塞防御:+2.5%

州に食料が不足している場合、PoPは非常に不幸になるほか、以下の「深刻な食糧不足/Critical Food Supply」の補正を得る

• 最低不穏度:+5
• テリトリーの不穏度:+5
• 人口許容量:-75%
• 補給限界:-25%
• 要塞防御:-50%

州内のテリトリーは以下の「人口の死滅/Population Dying」の補正を受ける

• 補給限界:-25%
• PoP移住速度:+10
• 移住の魅力:-10
• PoP降格速度:+33%

州の食料は0未満にはならない。
また州の食料が100未満の時、食料不足の警告が表れる。

軍隊の補給

軍隊は毎月食料を消費するが、ある程度の食料を持ち運ぶことができる。
およそ1~2年分だが、戦象などのユニットではより少なく、逆に輜重隊/Supply trainsは非常に多い。
敵地、ないし補給限界が軍量を下回っているとき、軍隊は手持ちの食料を消費し、使い切れば消耗を受けることになる。

友好的な領土か、州都を占領している州*1では食料を補給できる。
十分に食料が貯蔵されていれば、毎月上限の1/12だけ補充できるが、その分だけ州の食料は失われてしまう。
つまり、大軍の存在する州は食料収支がプラスであっても食料を使い果たす可能性がある。

召集兵と傭兵は食料許容量が最大の状態で動員/雇用されるが、軍団はごくわずかの食料しか持たない。

軍隊を統合したとき、食料も統合され、分割したばあいは食料も分割される。この時、輜重隊には食料は配分されづらくなっている。
このため包囲時に輜重隊を分離、友好的な領土に戻して食料を補充し、包囲軍に補給することができる。