わかばメモ

Last-modified: 2022-03-21 (月) 19:22:24

概要

「ケムリクサ わかばメモ」は、たつき監督自らがテレビアニメ版ケムリクサをコミカライズした作品である。
2019年1月19日より、ウルトラジャンプにて連載された。全3回。
おおまかな内容としては、わかば視点でアニメ本編を振り返るというもの。
1回あたり多くても8ページほどだが、本編では描写されないわかばの心情が綴られており、物語への理解を深める一助となるはずである。
このページではネタバレに関する情報も多く取り扱うため、先に当該作品の閲覧をおススメする。
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また、2019年8月12日にコミックマーケット96で頒布された「ケムリクサIROIROBOOK(仮)」にも全話掲載された。

解説

第1回

第1回は1月19日(本編2話~3話の間)に公開された。

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画像はウルトラジャンプホームページより

ネタバレ注意!
  • 内容はわかばがダイダイに書き込んだメモという体でわかば視点のケムリクサを描いたもの
  • わかばは冒頭に「あなたがこれを見てるってことは 僕は死んでると思いますが」と自らの死を仄めかすメモを残している
  • 主にアニメ1話の姉妹との出会い~大型撃破までのわかばの心情が綴られている
  • わかばから見た姉妹は「すごくキラキラしてる」とのこと
  • また話の終盤で、わかばが赤霧に飛び込んだのはりんが人知れず流していた涙がきっかけであることが描かれている
    • 目の前でアカムシにりなよが食べられたのを見たわかばは、自分もすぐ死ぬだろうと直感し、どうせ死ぬならと姉妹のために命をかけた
  • 最終ページ中段のコマでは、背景にうっすらとバケットホイールエクスカベーターが見える
    画像
    背景のBWEと台詞の内容から、キャラの配置や背景に差異はあるものの、このコマは10話のワンシーンであると考えられる。
    このコマには、姉妹とわかば全員が映り込んでいるが、りなちゃんズが3人しかいない。
    本編10話でも最終的にりなちゃんズは3人になっており、残り1人のりな(おそらくりなむ)がどうなっているのかは不明。
  • 「そんな感じで」「あと少し」と締めくくられている

第2回

第2回は2月19日(本編7話前日)に公開された。

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画像はウルトラジャンプホームページより

ネタバレ注意!
  • 第1回に続き、第2回もわかばの綴ったメモという形で話が進む
  • 今回はわかばから見た3姉妹の紹介
  • わかばは、りんが(いわゆる)毒に侵されていることを認識していない模様
    • わかばは照れ隠しで顔を合わせないりんを見て避けられていると思っていた
  • りなちゃんズはわかばから見ても、いつも寝ているりなむ以外ほぼ見分けがつかない
    • リーダーぽいのがりなっち、かしこそうなのがりなじ、みんなを追いかける元気なりなよと、それぞれに個性が存在する
  • りなを紹介するページの最後のコマで、りなむ(と思われる)が薄目を開けてわかばを見る姿が確認できる
    • 本編10話で同じようにりなむが薄めを開けている様子が確認されている
  • りつとわかばは、ケムリクサの育て方の話で盛り上がることがよくあるとのこと
    • 本編5話でもりつがウスイロを育てるわかばに共感したり、ミドリちゃんの話で2人が盛り上がる様子がみられた
    • また、りつは地獄耳らしい
  • 最後のコマは翌日放送の本編7話で七島を進む一行のもの
  • 過去に旅で姉妹を何人も亡くしたにも関わらず、明るくふるまい互いを支え合っている姉妹は、わかばにとって「ケムリクサ以上にすごくキラキラ」して見えるという
    • わかばも姉妹に支えられて生きてきたことで、自身も姉妹の力になりたいと強く思うようになった様子が描かれている
  • 「なんとかして、あの、赤い木を…」とメモは締めくくられており、赤い木が障害となっている様子が窺える
    • 翌日放送された本編7話では赤い根が大量のアカムシと濃い赤霧を発生させている衝撃的な様子が描かれた
    • そして、本編10話では赤い木の元へりんとわかばがたどり着くこととなった

第3回

第3回は2019年3月19日(本編11話前日)に公開された。

ネタバレ注意!
  • 3ページと非常に短い構成ではあるが、わかばがどういった決意を持って最終決戦に挑んでいるのかが語られた
    • 「僕の目的は、りんさんを無事に帰すこと」
    • 本編12話ではその決意に従って行動するわかばの姿が描かれた
  • 最後はわかばが何かに気付くところで終わっている
    • 本編11話でわかばは赤い木が幹ごと移動している姿を目撃したことが分かった
  • 「To be continued」の表記がないため、これが最終回である