趣味のアニメ

概要

2018年8月31日から2019年1月2日までの間に「趣味のアニメ」と題して、たつき監督のツイッター上でケムリクサの先行PVが順次公開された。
全6本存在し、内容はテレビアニメ版の前日譚に相当するものと思われる。
また、舞台は現実の日本各地がモデルとなっている。
2019年1月12日にたつき監督のツイッター上で全話をモーメントにまとめたものが投稿された。

また、本編終了一週間後の2019年4月3日には12.1話が公開された。
これまでの「趣味のアニメ」と異なり、ニコニコ動画とYouTubeにもアップロードされている。

DVDメディアによる頒布

2019年8月12日にコミックマーケット96にてirodoriから「はじまり」～「12.1話」までを収録したDVD「ケムリクサ .x話まとめ」が頒布された。

タイトルロゴについて

「はじまり」を除いたすべての話で、最後に必ずタイトルロゴが表示されるが、これは公式サイトに掲載されているものとは微妙に異なる。
特筆すべき点として

• 話が進むたびにタイトルロゴが明るくなっていく。
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• 0.5話の時点でタイトルロゴの「リ」の葉（？）と思われる部分がすべてピンクに染まっている。
• この「リ」の葉は、話が進むたびに一枚ずつ白くなっていっている。
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  0.5話
  0.6話
  0.7話
  0.8話
  0.9話

• 0.9話の時点で、公式サイトに掲載されているものと同一になる。
• また、0.9話までは、タイトルロゴ右下のピリオドが付いていない。
• 趣味のアニメではないが、1/9日に公開されたティザー画像では、白くなっていた部分がピンク色に薄く染まっている。
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  等が挙げられる。

りんの変化について

• 話が進むにつれ、りんの服装に変化が見られ、表情も徐々に険しくなっていくことが伺える。(0.9話ではりんの顔は映されない)
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りなの変化について

• りなが分裂前か分裂後かは靴によって見分けることが可能
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はじまり

2018年8月31日公開

内容

姉妹が遠くに見えるという特徴的な島について話す。
「ふね」についての言及がある。
りょくがダイダイを手に持っている。
りょうのパンツが後に登場する時の物に比べて赤い生地の面積が大きい。
りなのスカートも後の物と異なる。0.6話の時点で分割後と同じデザインになるため、分割が理由ではなさそう。

考察

この段階では姉妹はまだ島から出たことはない様子。
水を必要としているようだ。
また、りょくは他の姉妹と比較して視力に優れる。

登場人物

りん、りつ、りな、りく、りょう、りょく

0.5話

2018年9月30日公開

内容

りんとりょくの会話が全体を占める。
りょくが橙の端末を操作している様子が伺えるほか、「もじ」について言及している。
りょくセーラー服胸当て部分の生地がのちに登場する物と異なり黒一色である。
りんはこの時点ではジャケットと短パンしか装備していない。

考察

舞台は長崎県の端島（軍艦島）の70号棟がモデルであると思われる。
70号棟はかつて小中学校として使われていた。
そのため、りょくはこの学校に残された教材を使用し、文字を学んだのではないかと思われる。

りんの「私それわからないから」のセリフから、りんは文字を理解していないものと考えられる。
最後のシーンで日の光にかすんで見える遠景は長崎の女神大橋。

登場人物

りん、りょく

0.6話

2018年10月31日公開

内容

前半はりょくを除いた姉妹の会話で始まる。会話の内容から赤いムシとの戦闘があったことが伺える。
りょうとりつの2人で「無敵の布陣」らしい。
りんの装備にタイツとスカートが追加されている。
後半はりんとりょうの会話シーン。りんはとても頑丈な体をしているようだ。
遠い場所からとんでもなく強い存在のにおいがするらしい。

考察

りょくが一切映らないことから、既に死亡しているものと思われる。
周囲の探知した際に「におい」と表現することから、りょうは嗅覚に優れているかもしれない。

登場人物

りん、りつ、りな、りく、りょう

0.7話

2018年11月31日公開

内容

前半は姉妹が水を見つけたシーンから始まる。
また、りんの装備に手袋が追加されている。
後半はりんとりなの会話シーンで、りなが鉄パイプを食べている姿が見られる。

考察

姉妹の生命維持のために水が必要であることが伺える。
りょうが一切映らないことから、既に死亡していると思われる。

登場人物

りん、りつ、りな、りく

0.8話

2018年12月31日公開

内容

前半は線路上での姉妹の会話シーンから始まる。
また、見切れているが分裂したりなが映り込んでいる。
後半はりんとりくの会話シーンで、りんがりくに先へ進むことを断念するよう進言している。

考察

りくのセリフから察するに、水のある位置を探知できる模様。
りなは声が若干高くなっている。

登場人物

りん、りつ、りな（分裂済み）、りく

0.9話

2019年1月2日公開

内容

りつがミドリちゃんの成長を見て喜ぶシーンから始まる。
分裂したりなが6人映り込んでいる。
また、この回からりんはマフラーを装備している。
最後の部分が１話の狼煙になっている(狼煙についてはWEB予告を参照)。

考察

りくが一切映らないことから、既に死亡していると思われる。
りんの装備に追加されたマフラーはりくのものと色が異なる。
この話では、りんの表情が一切映されない。

登場人物

りん、りつ、りな（分裂済み）

12.1話

2019年4月3日公開

内容

12話で消えた直後と思われるりょう、りく、りょくが見知らぬ場所に立っているシーンから始まる。
りょくはその場所が記憶の葉に似ていると言う。また、赤い木が倒された事で船の機能が正常化したのではないか等さっそく考察を行うが、他の姉妹は全く興味が無い様子。
それに呆れるりょくだが、背後からの物音に振り返ると、そこに現れたのはワカバだった。

EDは本編EDと同じく登場人物シルエットが並ぶものだが、絵的にはワカバがりょく、りく、りょうを引率するような内容。
また、シルエットの色は紫色となっており、シルエットの足元には蓮の葉と思われる意匠が回転している（葉の角度も各シルエットで微妙に異なっている）。
EDにはスタッフ「監督とか」「作画とか」「背景とか」および声優４名がクレジット。

考察

• 周囲には11話でワカバがプリント作業としてBWEで引上げていたビルらしきものが乱立している
  • 島の基部となっている大きな葉の底面か？
• また登場人物の足元（靴）にはプリントされたビル等と同じくサポート材のように光る模様が存在
  • 登場人物は同様にプリントされた可能性がある
• 白衣を着ている事から、わかばでなくワカバと判断
  • EDクレジットでも”ワカバ”表記
  • そもそも、わかばだった場合は２人存在する事になってしまう
  • もっとも、"第三のワカバ"である可能性も無い訳ではないが
• 当然ながら、ワカバは姉妹らについて何も知らない様子

登場人物

りょう、りく、りょく、ワカバ