自主制作アニメ版

Last-modified: 2022-03-21 (月) 19:11:27

※注意
このページでは2010年から2012年にかけて公開された、自主制作版の「ケムリクサ」について解説しています。
2019年公開のテレビアニメ版と混同しませんようお気を付けください。

作品概要

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2010年6月21日に自主制作アニメーションとして1-1話の投稿に始まり、毎月1タイトルずつの計3話および最終回で構成されており、それらをまとめた「総集編」が2012年3月1日に投稿されている。(第1話-計7タイトル・第2話-計5タイトル・第3話-計1タイトル・最終回で構成されている。)
2019年放送のテレビアニメ版との関係は漫画で言う所の「読み切り」と「連載」と考えると分かりやすい。

ものがたり

ずっと昔、さいしょのひとが船に乗ってこの星に不時着したとき
船の外は紅霧に汚染され外に出られませんでした。
さいしょのひとはこの星で生きていく為に、
ピンクの液体(名称不明。後に鳴も使用)を使い自分を7分割し、
それぞれに特化させた能力をもたせました。

 

そのうちの一人は脳を特化させ、
さいしょの人の記憶と情報を引き継ぎましたが、
分割の直後に自ら紅霧に飛び込み死んでしまいます。
残った6人は手探りで生活をはじめました。

 

近くに生えていた樹のまわりは紅霧の濃度が低いこと、
紅霧のなかには虫が出ること、虫には樹から取れる葉が有効なこと、
色々なことを時には命がけで学んでいきました。
それぞれ名前もつけ、互いに識別しやすいように髪を結わえました。

 

それから2000年ほどの月日が流れました。

 

※自主制作版「ケムリクサ」冊子より

登場人物

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凛(りん)

CV 琥遥ひより
物語の中心人物。主に“壁”の内外の探索・調査や哨戒、“虫”からの防衛を行う。
かつては陸を相棒としていた。
“視覚”の能力は綠(りょく)から引き継いだ。
上向きに束ねた髪が特徴。ライダースーツ風の服装をしている。
凛とした態度で行動的な性格をしており、言葉遣いもボーイッシュ。責任感が強い。

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律(りつ)

CV kokko
常に浮遊している猫耳を持つキャラクター。アオザイのような服装をしている。語尾が「~にゃ。」
“ケムリクサ”の原料となる木の管理をしており不用意に木に近づく者には容赦が無い。
しかし凛が認めた者には寛容であり、わかばの身を案じマーカーを渡す一面もある。
“触覚”の能力の一部を陸(りく)から引き継いだ。

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鳴(りな)

CV 桜音恋
語尾が「~なっ」一人だけ「のっ」
もともと1人の鳴(りな)だったが能力・記憶・感情を代償に7人に分割。
現在の生き残りは「りなっち・りなじ・りなぞう・りなよ・りなむ」の5人。
自分たちを「りなちゃんズ」と自称する。
メイド服風の服装をしており、髪型はツインテール。

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わかば

CV 万広寺悠宇
“ケムリクサ”の原料と思われる樹の池から現れた青年。
この世界では赤い血液は“虫”であるとされる為血液が赤いことから“虫”ではないかと疑われるが
“ケムリクサ”を服用した際に拒絶反応が見られなかった為信頼を得て行動を共にするようになる。
人の外観をしており、いわば現実での一般的なヒトであると思われるがこの世界では珍しいらしい。

「めっさ」が口癖。「でら怖い…。」「めっさ気になる~。」

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さいしょのひと

アニメには未登場。
2000年前にこの星に不時着した始祖。星の環境に適応できなかった。
自身を7分割して消滅、記憶はななしに引き継がれた。

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ななし

アニメには未登場。
記憶に特化。髪は結っていないロングヘア。
さいしょのひとの記憶と情報を引き継ぐも分割直後に自死。
その理由は不明。

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稜(りょう)

アニメには未登場。
嗅覚に特化。長い髪を1本の三つ編みにしている。
初期探索時に虫に襲撃されて死亡。

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綠(りょく)

アニメには未登場。
視覚に特化。髪の毛を4本に束ねて先端に円形の飾りをつけている。
村上空、赤霧の層にて大型に襲撃されて死亡。
能力は凛に引き継がれた。

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陸(りく)

CV 桜音恋
凛の回想シーンで登場。
触覚に特化。髪を6束に結ぶ特徴的な髪型でギザ歯。
姉御肌な性格のようだ。
壁超えにてヌシと戦い死亡、凛にトラウマを植え付けた。

視聴手段

2019年4月以降、諸般の事情によりWeb上で視聴できるのは最終回を除く作品の一部のみとなっている。
また、各収録DVDも入手困難であるため、2019年4月以降本作を公式な手段でフル視聴することは非常に難しい状況である。

公式DVD

irodoriが頒布していた公式な冊子付きのDVD。
既に頒布が終了しており、入手困難となっている。

第24回CGアニメコンテスト入選作品集DVD

こちらもWeb上でフル視聴ができなくなって以降、需要が急増したことにより入手困難となっている。

ニコニコ動画

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