コンセプト
このローバーは、0.21.1以降の製品版にあるパーツのみで作成されています。
Minmus等極端に重力の低い場所では、安定して走ることができないと思います。もちろん、Munでも速度を出していた場合はその限りでは無いですが…。
早速作ってみよう!
まず、このローバーの核となる"Probodobodyne HECS"(以下:HECS)をPodsから呼び出しましょう。
呼び出したら、Structuralから"M-2x2 Structural Panel"(以下:M-2x2)を1枚、HECSの下に取り付けましょう。
この時、カメラがHECSの横にあったりすると、こんなかんじで取り付けにくいです。
そんな時は、カメラを少し下の方に持ってきましょう。そうするとつけやすくなります。
これ単体でローバーとして使うには、ちょっと長さ等で不安定になるかもしれません。なので、ちょっとだけ大きさを長くします。
"M-1x1 Structural Panel"をsymmetry Modeを2つのものに切り替えて、前後にくっつけてください。この時、若干高さがズレるかもしれませんが、誤差の範囲なので気にしないでください。
Angle Snapに関しては、今後特に記述がなければ六角形のモードにしてください。
次は、タイヤの取り付けです。これがなければローバーはただの鉄の塊になってしまいます。
今回は、Impact Tolerance(衝撃に対する強度)が200と大きく、車高もある程度確保できる"RoveMax Model M1"を使います。これから使うタイヤ・バッテリー・ソーラーパネル等は全てUtilityタブに存在します。
同じくsymmetryを2にセットして前と後ろのパネルの真ん中にくっつけます。この時もはやり高さが若干ズレると思いますが、サスでなんとかなると思うので無視します。
次に、動作に必要な電力(ElectricCharge)を貯めておくためのバッテリーを装着します。
動力となるタイヤは、燃料などを使わない代わりに電力を消費します。ですが、HECSはその電力を10しか溜めることができません。基本的にはあまり電力を消費しないタイヤですが、これではさすがに不安です。
なので、バッテリーの装備が必須となります。
今回はスペース的に余裕があるので、"Z-400 Rechargable Battery"を4個使用し、1610の電力を貯められるようにしようと思います。
symmetryを4に切り替えて、HECSを十字に囲むように配置します。
バッテリーを消費し続けるだけでは遠くへは行けません。なので、どこにいても基本的には使える太陽光を使った発電をすべく、ソーラーパネルを装着します。
"SP-L 1x6 Photovoltaic Panels"をsymmetryを4にして、M-2x2の四隅に取り付けます。
展開型ソーラーパネルにはいろいろありますが、今回は影でも太陽光を拾えるように、1x6のモデルを使用しました。
ソーラーパネルさえ装備しておけばどこでも安心!…というわけには行かないのが宇宙です。
大きな山の影、太陽光の届かない場所などに移動してしまうとどうしようもありません。
なので、通称"原子力電池"を装着します。これは、太陽光の無い所でも少しだけ発電してくれるすぐれものです。具体的な説明に関してはWikipedia等に任せることにして、"PB-NUK Radioisotope Thermoelectric Generator"を装着しましょう。
symmetryを2にして、タイヤのくっついているM-1x1のハードポイントにくっつけましょう。
宇宙は暗い、いくらKSPの世界では真っ暗な世界というものが存在しないと言えど、修理などができない場所でこれから行く所が見えないというのは怖いものです。
ということで、ライトを付けましょう。今回は近くを幅広く照らすものと、遠くを照らすためのものを使用します。
まずは遠くを見るための"Illuminator Mk1"をくっつけましょう。symmetryは2で、手前の端っこにくっつくようにしてください。角度がズレると思うので、A,Dで回転して正面を向けましょう。
ただし、この状態ではライトが上を向いてしまっています。これではあまり意味が無いので、パーツを選択した状態でCtrl+Q、またはCtrl+Eで角度を調整してください。これを左右両方にやります。
なんだか目みたいで可愛いことになってきました。次は広範囲用の"Illuminator Mk2"を真ん中にくっつけます。同じように角度を調整してあげてください。多分これはCtrl+Wを使うと思います。
あとはお好みで、Scienceからセンサーつけるなりするのもアリです。
最後に、アクショングループの設定をしましょう。これを忘れると、いちいちソーラーパネルを手動で展開したりしなければなりません。
ここらへんは既に記事があるので、宇宙船作成のアクショングループにお任せしましょう。
打ち上げ
あくまでローバーの作成なので、打ち上げはおまけ程度の解説をします。右下のほうに出てるDelta-V StatusはMechJebによるものなので、導入していなければ表示されることはありません。
HECSの上に"TR-2C Stack Separator"を乗っけて、その上に"CModular Girder Segment"を二つ、上のSegmentに"Modular Grider Segment XL"をsymmetry4でくっつけて、"FL-T8000 Fuel Tank","LV-N Atomic Rocket Motor","Z-1k Rechargable Battery Bank","Inline Advanced Stabilizer","SP-W 2x3 Photovoltaic Panels"と着地用の足をぺたり。
スペーサーとして"FL-T400 Fuel Tank"をくっつけて、オレンジ+冷却用のタンクをくっつけて、外側の8本には"Rockomax "Mainsail" Liquid Engine"を、内側には"Rockmax "Skipper" Liquid Engine"を付けて2本ずつ落としていく設定にしたらできあがり。だいぶ暴れるんでワイヤーでがっちり固定してください。vanillaの弱いワイヤーでもいっぱいつければどうとでもなります。
Craftデータ
実際に月に置いてくることは可能でした。
Craftデータをおいておきます。
コメント
- 作成の参考になりました!ありがとう -- 2013-10-12 (土) 18:45:53