MOD・ツール/Kethane

Kethane概要

Kethaneは架空の資源「Kethane」を採掘・利用して各種燃料に変換できるMODです。従来だとKSCから補給船を上げるしか手がなかった燃料補給を、打ち上げなしに出来るようになります。
Ver0.23.5のキャリアモードに対応しています
Kathaneから生成した燃料を使うには、ドッキングなしで燃料移送ができるKAS Kerbal Attachment Systemがあると便利です

&flash(http://www.youtube.com/v/oEyvuQkDxUA,560x315);

ダウンロード&インストール

KethaneのGitHubからダウンロードしてください。
インストールは解凍して出てきたGameDataごとKSPのディレクトリにつっこんでください。

各種パーツ説明

• Kethaneタンク(Kethane Storage)
• Kethaneジェットエンジン(Turbine)
• 変換器(Converter)
• 地質調査器(Detector/Survey Unit)
• 掘削機(Extractor/Drilling Unit)

が追加されます。

詳細については作者がwiki(英語)を用意しているので、読める人はそちらを見てください。

KE–WAITNONOSTOP–01 Kerbal Unreconstitutionatorはやや特殊なKethane抽出装置(Extractor)です。作者のWikiによると「側面取り付け式の抽出装置で、現在Kerbal人権団体の調査を受けている」とあり、使用方法など詳しい説明はありません。
VAB/SPHでのパーツ説明には「ゴーサインを出すために、OKEP(Organization of Kethane Equipment Producers)は、すでに存在していてかつ再生可能な資源からKethaneを取り出す方法を考案した」と書かれており、Kethaneが生成できることは確かなようです。普段のKethane利用には知らなくてよい事実ですが、OKEPがKethaneの開発で何をしていたのか、その真実を見てみたい方は使ってみるとよいでしょう。 Kerbal Unreconstitutionator...つまり緑を分解してKethaneを生産する装置です。

使い方

ここでは基本的な流れであるスキャニング→採掘→変換について書いてあります。

スキャン

まず、採掘するための資源がどこにあるのかがわからないので、スキャニング衛星を飛ばします。
Scanningのページを参考に選んでください。
現状、最大高度とインターバルしか違いはありません。体感だと、Smallが50倍速、Mediumが100倍速で問題なく動いてる気がします。
スキャニング衛星なので、極軌道への投入をオススメします。高度は装置と相談してください。

打ち上げてしばらくスキャンすると、こんな感じになってくると思います。

灰色の部分が資源が埋まっていない場所、緑色の部分が資源のある場所を示しています。
カーソルを合わせると、座標と残量が出てきます。

採掘

つぎは採掘をしてみましょう。
適当にKethaneタンクとDrillingUnitのドリル、あと発電用のソーラーパネル等を取り付けます。
注意点: Kethane 0.8ではKE–X270 Heavy Drilling Unitのアニメーションバグがありましたが、0.8.1で修正されました

マップの緑色のところに置いたらソーラーパネルとドリルを展開して採掘します。
機体設計の時にKER等の計算をしてくれるmodを使用した時に、DryMassで計算されるのでTWRに1.5ぐらい余裕をもたせると安心かもしれません。

資源の変換

次は資源の変換をしてみましょう。変換にはConverterと空きタンクが必要になります。中サイズと大サイズがあります。

ConverterはKethaneと電力Electric Chargeを消費して燃料(LiquidFuel|Oxidizer|Monopropellant|XenonGasのすべて)を生産します。消費電力はあるため、比較的大きなソーラーパネルの搭載がオススメです。
生産された燃料は、供給可能な空きのあるタンクに入ります。空きタンクがなければ生産は止まります。MonopropellantとXenonGasは、(通常燃料を使うのと同じように)船体と繋がっているすべてタンクが対象になります。一方、LiquidFuelとOxidizerを流すには、CrossFeedルールに従い、上下方向にしか流れません。基本的にはConverterと空きLiquidFuel/Oxidizerタンクは縦に接続しておき、上下方向以外には燃料パイプを接続して供給するのがオススメです。燃料パイプで配管する場合は、(Converterが負の燃料消費をする装置として実装されている都合)直感に反して、タンクからConverterに向けて繋ぐ必要があります。万全を期すなら、往復するように燃料パイプをつないでおくとよいでしょう。

さて、採掘のためにつくった乗り物の燃料が残り少なくなってしまいました。なので、一応補充してから帰りたいと思います。

Converterの「Active (Liquid Fuel|Oxidizer|MonoPropellant|XenonGas) Convert」ってのを押すと変換が開始されます。燃料が最大まで溜まっても、ActiveのままだとKethaneと電力を消費するので気をつけてください。特に離陸後に変換が始まってしまうと大電力が消費され、無人機なら最悪の場合、制御を失ってしまうことがあります。

消費した分をまた回収したら戻りましょう。

溜めておく

適当なタンクをつけたものをつくって、そこにKASなりドッキングなりでつないで入れておきましょう。

惑星のKethane貯蔵量

各惑星ごとにKethane埋蔵量が決まっています。埋蔵量が多い星もあれば、少ない星もあるようです。

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