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作品紹介
大橋可奈のクラスメイトである関口綾花が、下半身のない死体で発見された。
この事件を機に、学校では"テケテケ"の話しで持ちきりである。
この噂は、可奈の耳にも入ってきた。"テケテケ"を見た者は、72時間以内に必ず死ぬ。
この謎のパーティー会場となるキャンプ場へと向かった姉妹を不気味な日本人形が付き纏う。
その人形の体が大きくなった時、決して引き返す事の出来ないパーティーが始まる。
登場人物
- テケテケ:線路上の歩道橋に出現し「てけてけ」という移動音をで接近してくる
現れる際は風を伴う
その気配に振り向くと上半身と下半身を切断し殺害に及ぶ
もし逃げ切れても三日後に改めて殺害しに現れるカシマレイコさん:昭和23年にアメリカの進駐軍人にファックされて心神喪失状態となり
無念により鉄道歩道橋より線路へ投身自殺しAパーツとBパーツに分かれテケテケとなる
処女であったためその際の出血で赤色がトラウマとなるカシマレイコさん死後、親族がビルドした鎮魂の石碑が経年劣化で崩れたため再活性化する
ファックされた際のヴァージンオイルを見てから赤色を異様に忌み嫌うようになる
かわいそうなのは抜けない
- 帰宅途中のOL:清水 弘美さん(29歳)。作品冒頭でテケテケスポーンの条件に会い、逃走するもテケられる
- カナちゃん:主人公。死亡した親友のアヤカちゃんへ花を手向けに訪れた際、テケテケと遭遇する
その場は逃げ切るも三日後に現れるという噂を恐れ解決のための調査を行う
- アヤカちゃん:カナちゃんの親友。ウツミくんに惚れたアヤカちゃんはカナちゃんに仲介を頼みウツミくんと付き合うことになるが…
- ウツミくん:カナちゃんと過去の同級生。カナちゃんに頼まれてアヤカちゃんと付き合う
- リエ姉ちゃん:カナちゃんのお姉さん。大学生で文化人類学専攻。
- 文化人類学の教授:テケテケに繋がる過去の事件を教えてくれる。民俗学教授ではない
- タケダくん:教授のパシリ。リエカナ姉妹に意味深なアドバイスをするが主体性がないフニャチン野郎
- カシマレイコさんを知るおばさん:噂話が好きそう
- カシマレイコを知るおじさん:なにやらおばさんの話に否定的
- 恐怖人形
作品評価
都市伝説「テケテケ」にスポットを当てた作品
テケテケについては「身体欠損の怪」や謎多き「カシマレイコの怪」などに繋がる魅力が大きい題材である
だが本作においてテケテケは異常な殺傷力を持つクリーチャーでしかなく上記魅力的なバックボーンについても大きく触れず
悲惨な目にあった女性の怨霊という形に最適化してしまっているが残念である
映像作品として語るならば恐ろしいテケテケを描いているも登場から被害者死亡の様子が単調であり
お化けが殺しにやってくるという恐怖が弱くなってしまっている
日本ホラーであると嬉しい怪異解明パートも半端な形で終わってしまっているのが残念である
せめて学者枠のタケダくんやウツミくんが活躍していればもっと楽しいホラー映画になっていたかもしれない
この作品が好きな方には申し訳ないが課題多き作品と言いたい
女学生のイチャイチャパートがあるので☆5です