リング

Last-modified: 2021-07-23 (金) 13:14:00

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作品紹介

ビデオに殺されるなんて。>ちまたに勃発する原因不明の突然死。
呪いが込められたビデオテープの存在の噂は、
都市の人々の間に急速に広まっていった。
浅川玲子(松嶋菜々子)は、ある事件を追いかけるうちにそのビデオテープを観てしまう。
そのビデオには観たものを7日間の期間で確実に死に追い込むという、
恐怖の呪縛が潜んでいた。玲子は別れた夫の高山竜司(真田広之)に相談するが、
彼もまたそのビデオを観てしまう。息詰まるような限られた時間の中で、
彼らは生き残りをかけてその謎に挑む。
この謎のパーティー会場となるキャンプ場へと向かった8人を不気味な日本人形が付き纏う。
その人形の体が大きくなった時、決して引き返す事の出来ないパーティーが始まる。

あらすじorz

もはや言わずと知れた日本ホラーの金字塔。
原作を元にしながらも映画としてのアレンジが利いている。
原作小説や続編映画で分岐した未来を持っている。

登場人物

  • 呪いのビデオにかかわった学生たち:旅行で呪いのビデオを見てしまった若者たち。
    • トモコちゃん:令子さんの姪で陽一君の従妹。自宅で雅美ちゃんとお泊り会を開くがこれが話の始まりとなる。
    • ヨウコちゃん:トモコちゃんの同級生。タケヒコくんと付き合っている。
    • タケヒコくん:車持ちの19歳予備校生。
    • イワタくん:メンツの関係からトモコちゃんとどういう関係だったか気になる。
      ネタバレを含みます

      この四人で伊豆のコテージへ旅行に出かけていたことが同級生の証言より判明し、四人は同じ日に死んでいる。
      主人公である令子さんがこの奇妙な一致に興味を感じたことにより話は進んでいく。

  • メインパーソン
    • 浅川 令子さん:本作の主人公。報道局に努めるシングルマザー。呪いのビデオを追う内にそのビデオを見てしまう。
       今までの事件や視聴直後から起きる怪現象に呪いのビデオが本物であると確信し元夫の高山竜司へ助力を求める。
    • 高山 竜司さん:大学の非常勤講師。常にクールに物事の分析に当たる。
       霊視のようなこの世ならざる者を見る能力があり作品中も何かを感じながら真相を追求する。
    • 浅川 陽一:令子さんと竜司さんの子。
      ネタバレを含みます

      竜司さんの霊視的な力を受け継いでいるようで死んだ従妹のトモコちゃんの声に従い呪いのビデオをみてしまう
       陽一くんを巻き込もうとしたトモコちゃんの意思は不明である。

    • 浅川家のおじいちゃん:令子さんのお父さんで陽一くんのおじいちゃん。
       不可解な事件が発生しているのを察しているのか非常に協力的ないいおじいちゃん。
    • 高野 舞さん:竜司さんのカキタレ。本作では大きく関わらない。らせんで活躍する。
    • 雅美ちゃん:智子ちゃんの友達。間接的に事件に関わっていまったために悲惨な結果に。
  • NNB報道局
    • 吉野さん:本作においては特に活躍はないが「らせん」において役割を見せる。「らせん」見るときに「ああ居たかも」程度で覚えてればいい。
    • 岡崎さん:本作においては特に活躍はないが「リング2」において役割を見せる。「リング2」見るときに「ああ居たかも」程度で覚えてればいい。
    • 小宮さん:冒頭で令子さんと一緒にいたカメラマン。忘れていい。
  • 伊豆大島山本家:話の根本にかかわる人たち。ネタバレ注意。
    • 伊豆のおじさん:山本家の人ではないけど何かと面倒を見てくれるおじさん。
    • 山本家のおじいちゃん:貞子の周りで起きた事件を知ってそうなおじいちゃん。
      ネタバレを含みます

      志津子さん、貞子ちゃんの血縁者。
      不思議な力のある志津子さんでお金儲けを企み伊熊さんと接触させる。

    • 山本家のおばちゃん:民宿運営してるおばちゃん。あんまり貞子ちゃんの事とか知らない。
    • 山本 志津子:山本のおじいちゃん曰く海ばかり見てるメンヘラだったらしい。
      ネタバレを含みます

      不思議な力があり、伊熊さんのプロモートで透視、予言などの超能力で世間を騒がせる。
       しかしペテン扱いの迫害が原因か、もしくは何かほかの事に絶望したのか自殺する。

    • 伊熊 平八郎
      ネタバレを含みます

      志津子さんによる超常現象を証明するためにマスコミの前で霊視実験を繰り返す。

      しかし…

      志津子さんの自死による実験頓挫や貞子の力を恐れた伊熊さんは貞子を古井戸に落とし殺害を図る。

    • 山本 貞子:本作もう一人の主人公。
       母である志津子さんより強い力を持つサイキック・ガールで念ずるだけで人を殺せるほどの力がある。
      ネタバレを含みます

       伊熊さんに井戸へ落された後、執念の念写能力によってコテージにで録画中のビデオに呪いを念写し呪いのビデオテープを作り上げた。
       その目的を理不尽な死によるこの世への呪詛と感じた令子さんと竜司さんは貞子が沈む井戸を目指す。

  • 恐怖人形

作品評価

往年のJホラーに強い影響を与えたというだけあってスリル溢れる作品です。この先ネタバレあり。

ネタバレはすべて隠してください

謎の不気味なビデオテープの映像はなんなのか?何を示唆しているかもわからない映像内容から
呪いのビデオが生まれるまでを追うミステリーパートと一週間というタイムリミットによる緊張感は
ただ怖いお化けが出てきて襲われる恐怖という単純なホラーを超えた優秀な作品です。
そしてラストに現れる貞子により彼女の望みが成仏ではないとわかることで
この作品が世にいくらでもあるチェーンメール型怪談であったとわかる仕組みに膝を打ちます。
リングを一躍有名とさせた貞子登場のシーン。もちろん作品の大事な要素ですが
20年たって観た今だとあのシーンがなくてもこの作品は良作だと言えます。
貞子ちゃんフタナリだって?☆5です

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