想定外の事象

Last-modified: 2021-03-18 (木) 19:11:08

2020年6月9日の横浜DeNAベイスターズ対読売ジャイアンツ(横浜スタジアム)の練習試合中に起きた采配に対する、スポーツナビ公式の反応。


経緯

この日の試合はDeNAが先発・濱口遥大を立てたのだが、DH制が採用されているもののシーズン中を想定し、DHを放棄して試合に望んだ。
濱口は予定通りの5回を投げた後降板し、代打に楠本泰史が送られたのだが、ラミレス監督はここで代打に送った楠本をそのままDHに配置した

これに対し試合速報を行うスポーツナビ公式はDH復活にシステム上対応が出来ず、試合速報を中止してしまった。
この際に表示された「DeNAvs巨人は想定外の事象が発生したため速報を中止しました」という文面がネタにされるようになった。
最終的にシステムが正常に動作していた日刊スポーツの速報サイトへリンクすることで事なきを得ている。


解説

一度放棄したDHを試合中に再度復活、というのは通常の試合ならば当然ルール違反であるが、練習試合ならば(両軍申し合わせの上で)認められている。
試合の勝敗よりも育成・状態の確認を目的とした紅白戦や練習試合ではそれなりに見掛ける光景であり、
したがってDH復活自体が決して前代未聞の采配というわけではない。

 

スポナビの一球速報においても「練習試合のためシステム上対応できない事象があり、速報を中止します」と断りを入れている。
今回は例年ならばスポナビの試合速報で配信されない練習試合が、新型コロナウイルスの影響で公式戦が遅れた関係で配信されたことが原因で起きたわけである。


速報画像



転送が行われたニッカンのページ。


類似例

翌10日の同カード*1では、今度は巨人がこの変則采配を敢行。巨人はこの日先発の鍬原拓也を9番に据えたが、その鍬原が3回までに6点を失うと、4回の第2打席に代打・重信慎之介を送り、そのままDHに守備変更させた。
今度はスポナビも実況を継続したが、「DeNA vs 巨人で特別ルール適用のため、一部表示が実際の試合と異なっています。ご了承ください」と注釈された。その後、表記に関しては「途中でDH制が採用された試合は、オーダー等の表示が実際と異なります。ご了承ください。」と言う形に変更されている。


おまけ

その他の公式戦ではまずお目にかかれない、もしくはルール違反となるが紅白戦・練習試合では起こったことのある事例に以下のようなものがある。


関連項目



Tag: 報道機関 横浜 巨人 ルール


*1 東京ドームで開催されたが、先攻で攻撃を行いたい巨人側の意向で攻守を入れ替えて行った。
*2 ただし、国際試合や高校野球等のアマチュアの試合では延長戦においてタイブレークとしてランナーを置いた状態からイニング開始となるケースが多数見られる。
*3 2020年6月14日の楽天ヤクルト戦で発生。2-9でヤクルトが負けている状況で延長イニングに突入したため、リアル野球BANに出演経験のある山田哲人が土下座して延長戦を懇願したと言われた。なおヤ
*4 6月4日のDeNA対楽天戦(横浜)で発生。6月の練習試合をホームで戦わない楽天の要望に応じ攻守入れ替えを行った。DeNAは6日の日本ハム戦においても同様に攻守を入れ替えている。
*5 通常のオープン戦でも京セラドーム大阪での阪神対オリックス戦では、(選抜高校野球の影響で)両チームがホーム開幕戦で京セラドームを使用することになるため、例年3連戦の試合ごとに先攻と後攻を入れ替えており、本拠地としているオリックスが先攻となる1試合でサヨナラ負けになる可能性がある。近年だと2017と2020に発生した。
*6 二軍ではあるが、2020年7月上旬まで西武は本拠地である西武第二球場(現CAR3219フィールド)が改修工事のため使用不可能となり、開幕からそれまでのホームゲームを相手球団の本拠地で開催した(サヨナラ勝利は7月9日の楽天戦(ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉)で発生)。
*7 高校野球では頭部等への死球の治療のために臨時代走が送られることがあり、攻撃終了又は再び当該選手に打順が回ってきた時点で出場可能であれば再び出場しても良い。
*8 2021年2月16日の日本ハム対中日戦(北谷)で発生。中日の打順は当初1番根尾昂・2番岡林勇希と発表されていたが、試合開始寸前にこの両者が入れ替えられた。
*9 見学を兼ねたブルペン捕手としてキャンプに帯同していたBCリーグ富山の現役選手であったとされる。
*10 2021年2月16日の西武の紅白戦で発生。出入国規制で外国人選手が来日できず、なおかつ故障者が相次いだ影響で白組に至っては野手8人すら確保できず、1番から7番のみで打順を回した上、左翼手に前年で引退し打撃投手に転身していた國場翼を起用する羽目になった。
*11 主に日本ハムが多用する傾向にある。2021年2月18日の紅白戦では紅組だけ10人で行われた(その時の紅組10番はこの人)。
*12 2021年2月25日の広島の紅白戦で発生。先発薮田和樹が初回から8失点の大炎上を喫し、まだ1アウトしか取れていないにも関わらず攻守交代を命じられた。
*13 2021年2月27日のオリックス対楽天二軍練習試合で発生。楽天側の野手不足からオリックスの育成選手である古長拓が楽天の二塁手として出場。
*14 2021年3月17日の教育リーグ・巨人対DeNA戦で発生。巨人の「2番・捕手」で出場していた炭谷銀仁朗が中前安打で出場すると代走に山瀬慎之助を送られたが、その後は指名打者としてラインナップに残る。一方で山瀬は指名打者としてスタメン出場していた石川慎吾の入っていた3番に捕手として入った。
*15 2021年3月18日の教育リーグ・DeNA対ヤクルト戦で発生。9回表に山下光輝の代打として伊藤光が送られ伊藤はヒットを打つものの1塁に向かう際に足を負傷。1塁に到達こそは出来たもののプレイ続行不能となったため代打を出された山下が代走として起用された。