2017年ドラフト会議直前の、とある巨人ファンの書き込み。
概要 
この年、巨人はドラフト1位指名で清宮幸太郎(早稲田実業)を指名することを公言していたが、清宮指名を公言、あるいは候補に入れていた球団は8つ以上とも言われ*1抽選を外してもやむなしと見られていた。
そんな中、ID:ZPm78Vw+0は巨人が1位指名を外し続けた*2パターンを想定し、1位:鍬原拓也(中央大)・2位:岸田行倫(大阪ガス)を「考えられる限り最低」と発言。「これに遠ければ遠いほど良い」としていたのだが…
1位:公言通り清宮を指名したが、交渉権は日本ハムが獲得
外れ1位:村上宗隆(九州学院)を指名したが、交渉権はヤクルトが獲得
外れ外れ1位:鍬原拓也を単独指名
2位:岸田行倫を指名
その「考えられる限り最低」な結果が見事に全的中。難しい予想を見事に当てた見識の高さと、その後の落胆ぶりが注目されることになった。
書き込みの内容 
※個人情報保護の観点から元スレにあったワッチョイとIPはカット
- 巨専】
105 :どうですか解説の名無しさん [sage]:2017/10/26(木) 00:32:54.84 ID:ZPm78Vw+0
>>91
1位桜井を忘れるなよ
桜井とか2位でも指名されるか怪しい程度だったのにいきなり1位指名だからな
巨人ドラフトは何が起こるかわからない
- 巨専】ドラフト会議2017
579 :どうですか解説の名無しさん [sage]:2017/10/26(木) 16:29:35.01 ID:ZPm78Vw+0
考えられる限り最低のドラフト
ドラ1 鍬原
ドラ2 岸田
これに遠ければ遠いほど良い
- 巨専】ワッチョイ
201 :どうですか解説の名無しさん [sage]:2017/10/26(木) 18:09:53.21 ID:ZPm78Vw+0
岸田行ったら巨人弱体化狙ってるスパイが居ると断定すっぞ416 :どうですか解説の名無しさん [sage]:2017/10/26(木) 18:15:04.55 ID:ZPm78Vw+0
どこかああああああああ岸田指名してくれえええええええええええ633 :どうですか解説の名無しさん [sage]:2017/10/26(木) 18:17:25.08 ID:ZPm78Vw+0
どうして・・・・
もうマジでファン辞めたい712 :どうですか解説の名無しさん [sage]:2017/10/26(木) 18:18:24.10 ID:ZPm78Vw+0
やべーマジで泣きそう
桜井ドラフトよりひどい829 :どうですか解説の名無しさん [sage]:2017/10/26(木) 18:20:05.10 ID:ZPm78Vw+0
579 自分:どうですか解説の名無しさん [sage] 投稿日:2017/10/26(木) 16:29:35.01 ID:ZPm78Vw+0
考えられる限り最低のドラフト
ドラ1 鍬原
ドラ2 岸田
これに遠ければ遠いほど良い
およそ2時間前の俺をブン殴りたい
その後の指名 
3位ではまたしても社会人捕手の大城卓三(NTT西日本)を指名。その後も4位から6位まで二塁手候補を3人連続(北村拓己(亜大)、田中俊太(日立製作所)、若林晃弘(JX-ENEOS))で指名、育成で捕手を2人(広畑塁、小山翔平)指名するなど驚愕の指名が続き、「考えられる限り最低のドラフト」というフレーズは2017年の巨人ドラフトを象徴する言葉としてクローズアップされた。
ドラフト当時のチーム事情 
この年一軍出場があり、ドラフト時点でチームに在籍していた捕手は小林誠司と宇佐見真吾と實松一成のみ。さらに宇佐見は内野手コンバート案が浮上していた上に*3、實松はドラフト後に戦力外となった*4。
また二塁手もレギュラー格の中井大介*5がイマイチな成績であり、中盤以降は一・三塁手が本職のケーシー・マギー*6を二塁手にする非常手段に出ていた。
またこの年のドラフトは最上位以外は全体的に不作だったと言われており、将来のために数だけでも確保する意図は分からなくもないとする意見もある。
なんJ以外での評価 
近年稀に見る不評で、2016年の阪神ドラフトをも超えた酷評が続出。特に「若い大砲候補を補強ポイントと定めておきながら、投手の鍬原を1位で獲得せざるを得なかったこと」「捕手の年齢層が20代前半から半ばに偏っていたこと」には批判が集まった。
その後の2017年組の評価 
年が明けて巨人の新人合同自主トレが始まった初日の1月9日、1位指名された鍬原が早速上半身のコンディション不良のため別メニュー調整。さらに岸田も2月終盤に三軍落ちが決定と、シーズン開幕前から巨人ファンの悪い予想通りに事が運んでしまう。
しかし、いざシーズンが開幕すると大城が第2捕手として一軍に定着し、2020年にはライバルを押しのけて正捕手を争うまでに成長、最終的に規定打席には届かなかったものの打率.270、9本塁打、41打点の好成績でベストナインを獲得する程の大活躍。最悪呼ばわりされていたドラ1鍬原は交流戦で初勝利を挙げると2019年は中継ぎでそこそこ見れる成績を残し、ドラ2岸田も2年目で初の一軍マスクを被ると*72020年にはプロ初ホームランを放った他、畠世周の初完封もサポート。下位指名組の田中俊太・若林晃弘・北村拓己も光るものを見せている。大城以外の全員はまだ一軍では中途半端な成績に留まっており、また田中は2020年のオフに梶谷隆幸の人的補償でDeNAに移籍したものの、少なくとも「考えられる限り最低」という文言については覆すだけの結果は残していると言える。
しかし、2020年に鍬原は肘頭を骨折し離脱、その後育成契約となるなど、厳しい面があることも事実である。