ドルイド【どるいど】
- 古代ケルト民族が信仰していた宗教の神官・教師・語り部と言った知恵者の総称。
ドルイドとはケルトの言葉で「オークの賢者」または「優れた知識者」といった意味。- 一昔前までは前者の説が主流だったのだが、近年の研究によりアイルランドにオーク信仰が見られないことなどが指摘され、否定された。
現在は後者の説が定説とされている。
- 一昔前までは前者の説が主流だったのだが、近年の研究によりアイルランドにオーク信仰が見られないことなどが指摘され、否定された。
- ケルトでは文字文化が発達しなかったのでドルイド・吟遊詩人などの口承は非常に重要なファクターであった。
- …と、一般的には言われているが、実は文字文化が発達しなかったわけではない。ドルイド達は彼らの個人的な日記は文字(主にギリシャ文字やオガム文字)で記しており、教義などに限定して口伝を行っていたとされている。
これには理由があり、彼らドルイドは「教義を文字に記すことは正しくない」と考えていたため。教義の全てを暗記するには20年以上もかかるとされ、これが下記の「20年以上の修行が必要」の元ネタとなったと思われる。- この「20年」はカエサルのガリア戦記第六巻十四節の記述を下敷きとしているのだが、これを言葉どおりに解釈することについて疑問視する学者もいる。つまり単に「長い長い年月」を示したレトリックであるのかもしれない。当時は「19年暦」があり、長い年月のひとまとまりを20年という単位で表すのは不自然なことではない。
- …と、一般的には言われているが、実は文字文化が発達しなかったわけではない。ドルイド達は彼らの個人的な日記は文字(主にギリシャ文字やオガム文字)で記しており、教義などに限定して口伝を行っていたとされている。
- 婚姻・恋愛等は出来なかったのではないかと言われている。
ベイリックシード曰く、ドルイドになるためには20年以上の修業が必要らしい。 - マビノギでは豊かな知識を持つ高位の魔法士と言った存在になっている模様である。
- エリンのドルイドはマフラーローブを着用していることが多い。
…が、マーリンのように露出度の高い動きやすい格好をしている者もいる。- 他の世界のドルイドは何故かクマを連れて斧を振り回していたりする。
作中のドルイド
ベイリックシード、タフニー、マウラス、ザブキエル、タルラーク、エスラス、マーリン
外部リンク:WikiPedia.ja:ドルイド