スタッフ

Last-modified: 2023-09-04 (月) 08:00:55

スタッフ【すたっふ】

  • G13より登場した両手持ちの杖。
    魔法武器の一種で、従来のワンドと同じく右手に装備する両手武器
  • スタッフでなければ上級魔法が使えない為に実装当初から、その方向性はあったが精霊武器の究極効果、エルグ効果などから中級魔法、上級魔法を使う為の武器としての方向付けがはっきりと付いた。
  • 待機ポーズ(男女別)および戦闘時のアクションには専用モーションが用意されており、なかなかスタイリッシュ。
    アタックの際は棍のように振り回し、スマッシュの使用時にはなんと回し蹴りを放つ。
    この要素に惹かれてか、スタッフを近接武器として使う物好きも意外と多い。
    • 特に女性キャラに持たせた場合の待機ポーズは見栄えが良いため、ファッションアイテムとしても人気がある。

スタッフによる魔法

  • 2021年時点では初期型スタッフと新型スタッフの2種類に大別される。
    (※名称は便宜的なもので、実装時期のズレによって仕様が異なっているためこのように定義している)
  • 初期型スタッフはボルト系魔法を使用する度に杖にエレメンタルエネルギーが蓄積されていき、ボルト魔法の威力が段階的に増していく機能を持っている。
    • しかし、異なる属性のボルト魔法を使用するとそれまでのエネルギーはリセットされ全て失われてしまう。
      また、ボルト魔法を使用しないでいることでも徐々にエネルギーが失われていく。
    • 2021年9月15日の第二次才能リノベーションアップデート以前では、前述のエレメンタル蓄積をしなければ中級魔法を使用することができなかった。
      そのため一旦ボルト魔法でエレメンタルを増幅し、その後中級魔法と2段式になっていたため目当ての魔法発動までが遅く、加えて時間によってエレメンタルが抜けていくため立ち回りが非常に窮屈になっており……有り体にいって圧倒的に使いづらかった。
      また、後述の新型スタッフと比べると改造による強化の幅がかなり狭く、デモニックインフィニティスタッフ以外は改造による強化がワンドよりも低かったため、端的に言うと弱かった。
    • 実装当時はまだワンド持ち替えによるマナの蒸発という仕様があったため、1本で3属性の魔法を網羅できるというのは便利ではあった。
      しかし、最大のセールスポイントである中級魔法が使えるという点もただ使えるだけで単純に使いづらく、それぞれのワンドの特性を持たないこと、チェーンキャスティングできないなどのデメリットのほうが明らかに大きく、また3属性すべての中級魔法が求められる状況自体ほぼなかった。
      結局のところそれぞれの用途にあったワンドに持ち替え、マナの蒸発に関しては当時まだアドバンスドアイテムだったマナエリクサーや、中毒の危険性が小さかった大容量のマナポーションで補うほうがよほど使いやすかった。
      さらに、魔法攻撃力のプロパティを持たないため、新型スタッフが出現してからはオシャレアイテムとしても居場所を失っていった。
  • 新型スタッフは、マジッククラフトと同時に実装された「隠遁者のスタッフ」が初出。
    新型スタッフにはエレメンタル蓄積の機能がなく、一部の例外を除いては魔法攻撃力のプロパティを持ち、改造によって強化することができる。
    • 隠遁者のスタッフ以降のスタッフはおおむねこの新型に統一されており、現在のスタンダードになっている。
      上述の通り、第二次才能リノベーションまでは初期型スタッフが極めて使いづらく、加えてマナの蒸発削除やステータスの計算式の見直しといった環境面の改善もあって魔法カテゴリ全体が上方修正。新型スタッフが爆発的に普及することとなった。
      そのためほとんどの人は新型スタッフを選び、しかも先行してマジッククラフトを習得した職人たちがこぞって市場に流したため、価格面でも新型スタッフが席巻。初期型スタッフはあっという間に駆逐されていった。
    • しかし、マジッククラフトによる制作はパラメータ数値がかなりブレるため、最高値付近ではそれなりに高額であり、魔法士達はこぞって買い求めた。
    • その後は原罪のスタッフやケルティックドルイドスタッフなど後継が実装されており、選択の幅は広がっている。
  • 亜種として、シリエン魔力ナックル、マーリンのシリエン魔力ナックルが実装されている。
    これらはナックルでありながらスタッフの特徴も備えており、格闘術と魔法を装備の切り替えなしに使用できるという非常に珍しい装備。
    • しかし格闘術と魔法とのプロパティの両立が難しく、どちらを重視するかで戦術や改造、エンチャント、細工といった様々な要素に影響を及ぼす、非常に難しい武器。
    • 内部的にはシリエン魔力ナックルは初期型スタッフ、マーリンのシリエン魔力ナックルは新型スタッフに属していたため、実際の性能に大きな開きがあった。
      また、シリエン魔力ナックルは改造不可のため魔法攻撃力のプロパティを強化することができなかったこともあり、当然改造可能で新型スタッフであるマーリンのシリエン魔力ナックルのほうが圧倒的に使いやすく、高額で取引されていた。
      現在では上述のとおりスタッフとしての機能はほぼ同等になっているため、性能的には互角となっている。
      • 細かい分析をすると、シリエン魔力ナックルと260式マーリンのシリエン魔力ナックルは最大ダメージ、クリティカル、耐久の面でほぼ同等。シリエン魔力ナックルは最小ダメージとバランスの面で大きく優れ、マーリンのシリエン魔力ナックルは魔法攻撃力と詠唱速度の面でやや有利となっている。
        また、エレメンタルの蓄積があるぶんシリエン魔力ナックルは魔法面も多少埋めることが出来るため、最終的な評価としては従来と逆転している。
  • その汎用性の高さゆえ、純魔法士から魔法剣士をはじめとするスイッチ型プレイヤーに至るまで、多くの魔法使いたちに広く愛用されている。

スタッフの種類

初期スタッフ

新型スタッフ

  • 隠遁者のスタッフ
  • 黒仮面のスタッフ
  • マーリンのシリエン魔力ナックル
  • 原罪のスタッフ
  • ケルティックドルイドスタッフ
  • デモリションルミナススタッフ
  • ルインオーバーロードスタッフ