ザブキエル
Last-modified: 2024-07-17 (水) 09:20:31
ザブキエル【ざぶきえる】
- ポウォールに寝返った、通称「堕落した賢者」である。
- 第二次モイトゥラ戦争で最終魔法を用いてラデカの月を丸ごと落とし、エリンを破壊しようとするが、マウラスに破れ阻止された。
- しかし、阻止できたのはラデカ本体のみであり、地上の引力に引き寄せられた破片は阻止できずにエリンに落ちてしまい、大被害が出たという。
- その破片は後に、ウルラ大陸に存在するムーンゲートを作る際の核となる部分であるムーンストーンとしての役割を持つようになる。
- 魔法音楽に精通していたようだ。(「エリンの音楽家たち」より)
- 2016年12月14日に実装されたMusicQのマス音楽ダンジョンにて彼の思念がポウォール吟遊詩人の演奏によって呼び出された。
ポウォール吟遊詩人からの慕われ方や格好から察するに、ドルイドより吟遊詩人が本職だったようである。
- MEMENTOではどっかの領主のように多くの人々を後ろから刺殺していたことが判明する。
ネタバレ
- ポウォールのゴーストアーマーによれば、人間の裏切りにあって刺殺されたマウラスを助けたのは彼とのこと。彼自身はそのために命を捧げ、死亡したと語られている。
- 堕落した彼にも義侠心が残っていたといういい話だが、後の展開を見るに報われなかったのが残念である。
- 堕落した理由に関しては語られていない。マビノギではポウォール側の主張に理があるケースが多く、女神を見限ってポウォール側についた例は多い。またキホールの奸計に籠絡されたケースも少なくない。
彼もまた同様にエリンのありかたに絶望したか、あるいはキホールの掌の上で踊らされていたのかは明らかではないが、「裏切られて命を落とす」というマウラスに何かを感じたのは間違いないだろう。あるいはザブキエル本人もマウラスのように裏切られたのかもしれない。だとしたらエリンの人々のなんと罪深いことか……。
由来
- 元ネタはユダヤ教に伝えられる天使の一人であるザフキエルと思われる。その名前には「神の番人」という意味がある。
関連:魔法音楽、ラデカ、ムーンゲート、マウラス、ドルイド