破壊神
Last-modified: 2017-07-18 (火) 00:09:53
破壊神【はかいしん】(俗称)
- マビノギでは修理に失敗するとそのアイテムの最大耐久値が減少してしまうため、プレイヤーの怒りの矛先はその直接の原因である修理NPC達に向けられる。
そのため、特に修理失敗(破壊)に定評のあるNPC達は、いつしかこのような俗称で呼ばれるようになった。
筆頭はファーガス。
- ファーガスの修理成功率が武器修理NPC中最低の90%であるのがその理由。
あまりにも失敗するので、公式ネタでも完全にそういう扱いになってしまっている。
が、同じ90%修理NPCであるエイレンやロレイン・イルレインに対してはあまり使われない。かわいいは正義ということか。
- 真面目な話をすると、多くのプレイヤーのスタート地点であるティルコネイルに居を構えていたのが大きい。これはそのまま初心者達の利用機会の多さ、即ち修理失敗を味わったプレイヤーの多さに直結するからだ。
加えてエイレンの隣には98%修理NPCであるアイデルンがいるため、彼女に頼む場合は失敗を折り込み済みである事が多く、他二名は居住地が僻地なのでそもそも利用機会が無いに等しい。
壊してほしくないものを壊すから、壊すものが多岐に渡るからこその破壊神なのである。
- 更に言えば、マビノギの修理の仕様も関わっている。修理する耐久値1点につき、当該NPCの修理確率に基づいてその成否が判定されるのだが、これは一括修理でも変わらず、1ポイントの修理をn%の成功率で繰り返す……という形になっている。これは慣れたプレイヤーにとっては最早常識とも言える話であろう。
が、初心者はこの一括修理の仕様を勘違いし、例えばファーガスならば「耐久度10の修理を90%で成功する」と思い込んでしまう事が多かったのだ*1。
かくして哀れな初心者は一度に2点以上もの耐久値喪失を味わい、破壊神の力とその所以を思い知る事となるのである。
- C2実装から暫くはニッカもしばしば破壊神呼ばわりされていたそうな。95%という半端な成功率と、やはり利用しやすい場所にいたというのが運の尽きか。
- 逆にアイデルンに修理失敗されたプレイヤーが、八つ当たり気味に彼を「破壊神」呼ばわりすることも。あんまりだ。
- より本来の意味に近い意味では、破壊の女神マハ、または「墓の三日月」クロウクルアフのこと。
- 破壊神は多くの神話では創造神と対をなす存在とされ、代表的なものにはヒンドゥー教の「シヴァ」が挙げられる。
マビノギにおける破壊神はマハであるが、エリンの外にもさまざまな破壊神が存在する。シ○ーとかヴォル○ルスとか。