※このページはネタバレを含みます。まだ未クリアの方は注意してください。
重ね撃ち
日数が進むと敵が大挙して押し寄せ、処理が間に合わず門に到達される事が多々ある。
有効な対策として「敵が重なっている部分に攻撃」する事で複数の敵に同時に攻撃する事が可能。
特に大型自爆兵器は重なって進軍してくる事が多い為に非常に有効。
重ね撃ちの際は正面からだと最前面の敵に阻まれ1体にしか当たらない事が多い為、
直接移動し銃弾の発射口が重なった部分に重なるように撃つと良い。
ゲームで使用されているBGM
- タイトル画面BGM
harryfaoki/No.216948 切迫・緊迫した雰囲気のオーケストラ曲
https://audiostock.jp/audio/216948
- メインモード序盤(1~40日)BGM
motofuji/No.190114 はらわた煮えくり返った激怒テクノ''
https://audiostock.jp/audio/190114
- メインモード中盤(41~80日)BGM
かずち/GENIX ※フリー音源
https://www.youtube.com/watch?v=nHmdvvCxaYU
- メインモード終盤(81~100日)BGM
かずち/クモ怪人 ※フリー音源
https://www.youtube.com/watch?v=3d0g2l9TaBM
- チャレンジモードBGM
伊藤ケイスケ/Closed_park ※フリー音源
https://www.youtube.com/watch?v=mXhWw_9MgJ4
ゲーム内の画像素材が配布されている
205円で販売されているDLCアートブックを買うと、
おまけで「ゲーム内で使用されている透過pngの画像素材」が付いてくる。
「溶鉄のマルフーシャ」のインストールフォルダに「ボーナス画像素材」というフォルダが作成され、
このフォルダの中にゲーム内で使用されている画像素材が一通り保存されている。
同フォルダ内に「利用規約」も同梱されており、禁止事項を守っていれば自由に使用可能とのこと。
「溶鉄のマルフーシャ」のインストールフォルダは、Steamライブラリ配下にある。
(前略)\SteamLibrary\steamapps\common\Marufusha\ボーナス画像素材
Steamライブラリの場所が分からない場合は、Steamを起動して、
- 「溶鉄のマルフーシャ」を右クリック
- 右クリックメニューから「管理」を選択
- 「ローカルファイルを閲覧」を選択
という手順で、「溶鉄のマルフーシャ」のインストールフォルダを開くことが出来る。
マルフーシャの国の状況
マルフーシャの国は戦争中だが、
戦争の相手は「隣国全部」という絶望的な状況だったりする。
もとを正せば軍事力で隣国に圧力をかけ、やりたい放題していたマルフーシャの国が悪いのだが、
調子に乗りすぎた結果、連合軍となった隣国たちに猛反撃され、
パン屋の少女すら徴兵するほど追い詰められているというのが、ストーリー開始時の状況である。
一言で言えば「詰み」である。
キャラクター名の由来
キャラクター名の由来は実在した実験動物だと思われる。
- マルフーシャとスネジンカ
ソ連の実験動物「マルフーシャ(ウサギ)」と「スネジンカ(犬)」が由来だと思われる。
1959年のソ連が打ち上げた「R-1ロケット」に搭乗し、「弾道飛行」を行った。
マルフーシャ(ウサギ)は宇宙へ行った最初のウサギでもある。
- ベルカとストレルカ
ソ連の実験動物「ベルカ(犬)」と「ストレルカ(犬)」が由来だと思われる。
1960年、有人宇宙船の試験機がソ連によって打ち上げれられた。
この宇宙船の名前を「スプートニク5号」といい、
これに搭乗した実験動物の名前が「ベルカ(犬)」と「ストレルカ(犬)」である。
スプートニク5号は地球軌道を周回したのち、無事に地球へと帰還した。
- ビオン
ソ連の実験動物「ビオン(猿)」が由来だと思われる。
1983年、ソ連の宇宙計画で打ち上げれられた生物学衛星「ビオン6号」に搭乗し、
1983年12月14日~1983年12月20日までの間、宇宙に滞在した。
同乗した「アブレック(猿)」と共に、ソ連においては最初に宇宙に行った猿である。
- アリビナ
ソ連の実験動物「アリビナ(犬)」が由来だと思われる。
スプートニク2号という人工衛星に搭乗する予定だった。
高度85kmのカプセルから放り出されるなどの選考を受けたが、
最終的に、このスプートニク2号にはライカが搭乗することとなる。
- フェリセット
フランス政府の実験動物「フェリセット(猫)」が由来だと思われる。
1963年、フェリセット(猫)は観測ロケット「ヴェロニクAGI 47」に搭乗し、弾道飛行を行った。
飛行時間は13分間ほど、そのうち5分間は無重力状態を経験し、フェリセット(猫)は無事に帰還した。
最初に宇宙に行った猫として、2019年にはストラスブールの国際宇宙大学に銅像が立った。
フェリセット(猫)は帰還の三ヶ月後、脳の解剖調査によって、その生涯の幕を閉じている。
- エノス
宇宙チンパンジー「エノス(猿)」が由来だと思われる。
1961年、アメリカのフロリダ州で「マーキュリー・アトラス4号」が打ち上げられた。
この宇宙船に搭乗したチンパンジーの名前が「エノス」である。
エノスは地球を2周した後、生きて地球に帰って来た。
- ライカ
1957年にソ連が行った宇宙実験で、地球軌道上を周回した最初の動物「ライカ(犬)」が由来だと思われる。
クドリャフカの名でも知られる。
キャラ設定において、ライカの項に「密室と暑さに対してトラウマがあり、暖房や暑いところを嫌う」とあるが、
これは「スプートニク2号」に搭乗したライカ(犬)の最期を暗喩していると思われる。
このスプートニク2号には「大気圏に再突入する機能が無い」ため、
地球軌道上を周回したあとの帰還については一切考慮されていなかった。
電熱線の設定
作者様のFANBOXに「電熱線」の設定が公開されている。
https://www.fanbox.cc/@hinyari9/posts/3021543
ゲーム内では「マルフーシャたちのスカートから垂れている尻尾みたいなもの」で、その存在が確認できる。
詳しくは上記の作者様FANBOXに書かれているが、
電熱線は非常に高出力なエネルギーを生み出すことが出来る技術で、
この電熱線技術の確立によってマルフーシャの国は発展したようだ。
マルフーシャの国では社会インフラから家電に至るまで、様々な製品に電熱線が組み込まれているが、
電熱線は高出力ではあるものの、兵器以外での取り回しは悪く、
「機械が大型化する」「重い」「燃費が悪い」「人体に害がある」と、数多くの問題を抱えているようだ。
特に人体への害については「電熱線に曝され続けると寿命が縮む」という深刻さだが、
マルフーシャたちはそれを知らされないまま、電熱線が飛び交う戦場に身をおいている。
というか設定だけ見るとこれ放射線なんじゃ・・・
機械兵の正体
機械兵の外見は完全な機械だが、その制御装置には「人工知能」ではなく「人間の脳」が使われている。
ストレルカEND(END03)において、敵国で機械兵が製造された経緯が説明されている。
- 元々はマルフーシャの国で機械兵の研究開発が行われていた
- しかし研究では「人間の言葉を理解して戦うような人工知能」を作ることは出来なかった
- そこで研究者は人工知能の代わりとなる「部品」を生き物から貰って来ようと考えた
- だがその方法は大きな苦痛が伴う上、同時期に研究予算が削られたこともあって機械兵の開発は停滞
- 停滞を快く思わなかった研究者は、敵国の誘いに乗って亡命してしまう
- 以降、マルフーシャの国は機械兵の軍勢に襲われている
また、ライカEND(END08)では、
マルフーシャの同僚が捕虜となった後、どういう結末を迎えたかが描写されている。
おそらくマルフーシャの国の人々を捕虜として捕らえ、機械兵に加工しているのだと思われる。
そして「人間を戦わせるなんて酷いね」という台詞から、機械兵は人間扱いされていないことも伺える。
余談だが、ライカENDでマルフーシャ達を拘束した機械兵はマルフーシャのことを「マルフーシャさん」と呼ぶ。
マルフーシャのことを「マルフーシャさん」と呼ぶ人物は、作中で一人しか登場していない。
機械兵の設定
作者様のFANBOXに「機械兵」の設定が公開されている。
https://www.fanbox.cc/@hinyari9/posts/3032872
正体についてはライカENDなどの描写で推察することが出来るが、新たな情報として、
「素材1個に対して機械兵1体ではなく、1個の素材を培養することで数十~数百機の機械兵を製造できる」とのこと。
鉄血兵製造工場の凄惨さは増すばかりである。
上級武器つかうのにアース1本のマルフーシャちゃん… -- 2021-09-01 (水) 17:07:25