2016年白雉プロモイメージアート

Last-modified: 2016-12-22 (木) 18:24:15

『来年度プロデューサー希望の人は必見!それ以外もみよう!!』
2016 白雉祭 プロモ・イメージ・アート ~引き継ぎの書 ルポ風味~
by 渡部史哉(他6名の意見も交えて、※批判ではないよ)11月14日 記述

 まず、2016年度の反省点を記す前に、実際、今回プロモ・イメージ・アートを経験してみて分かったこと=結論から述べることにする。それは・・・
プロモイメージアートは舐めたらあかんぜよ。
・・・ということである。以下に展開するこの文章を、来年度白雉祭プロデューサーを狙う人はもちろんのこと、またそうでない人も。
出来れば全員!に一度は目を通してほしい。
最初にプロモイメージアート全体の反省点から。

 

(反省点)
・ イベント場内と孤立しすぎ=分連室や編集室にこもる
・ 孤立に伴うサクラ出演、反省会出席の怠慢、イベントの内容を把握出来ない
・ さらに、イベント場内の人と交流出来ない→温度差

の3点である。そもそもなぜ、分連室や編集室にこもってしまったのか訳を説明すると、仕事の量が多すぎた!!ということである。今年度プロデューサーの「プロモイメージアート一丸でやる」意向の元、アートの人数がたった1人。というMBC史上前代未聞の数であったのではなかろうか。別に今年度のプロデューサーを批判しているのではないので悪しからず。アートは正直装飾を作れば終わりで、イベントそのものを担当する役職ではなく、どうしても温度差は生じてしまうものだから、今年度の「1人」は、的を射た人数だったと私はイベントリハ前まではそう思っていた。しかし、イベントリハが始まってみると、イベントで使用する道具や場内の装飾など。やることが多すぎてリハ中盤から本当の意味で、7人一丸で取り組む。むしろやらねばならない状態に陥った。また、イメージに関しては、サプライズ映像を含め、11本作成というノルマがあった。一つの映像を作る=アイデアを捻り出し、撮影、編集することは想像を絶する難しさだ。今年のイメージ4人で計算すると、一人2本以上の作成が目標になる。映像を一つ作る難しさに加え、映像を作ったことがない、あまり作ったことがない人数が3名いたのが現状だった。よってプロモも協力せざるを得なくなった。それに伴った、プロモーションの広報活動も、Twitter画像の粗さ、ホームページチェックの甘さ 等々不備が生じたり、パンフレット企画が消滅したことを承知できなかったり・・。十分な活動であったと胸を張れる活動内容ではなかった。

 

 私(渡部)は前年度、白雉祭イベントでは連絡ADを経験した。イベント場内の役職は、3時間以上座れず立ちっぱなしで、自分の役割を集中してこなす(ミスってはいけないという重圧に耐えながら)。全力で声を出さなかったら、他者から疎まれる。リハーサルが終わったら先輩からの30分以上に及ぶありがたいお言葉。迅速な片付け。2時間の反省会。現在、思い返して客観的に視ると、イベント場内は何てブラックなんだろうかと思う。
 それに対して、プロモイメージアートは、先輩のありがたく長い説法を聞かず、反省会に出席しなくて良い。夜間リハ突入飯後の眠い反省会の最中、嬉しげに笑い声を発し、にこやかな顔で、反省会の列を突っ切る。「おのれ~~楽しそうだなぁ、楽チンそうだなぁ~」と誰かしら一度は心の中で思ったはずであろう。私も去年はその一人だった。だからこそ、今年度は楽しい側に加わりたい感情!が3/1(もちろんやってない役職をやりたい欲が3/2!!)で、プロモを所望した。で、いざふたを開ければ何とやら。イベント場内から絶対楽しそうだなぁという言葉をいただいたり、暇人扱いされたり。の精神的苦痛。
また、リハ内にこなせない仕事(映像編集)を持ち帰っての残業。時間的拘束。。
 まだまだ、経験してみての辛かった経験はあるが、これ以上述べると、ただの愚痴報告になるので自重したいと思う。
・ ・・総じて、この文章で言いたいことは、冒頭でも記述しているように「プロモイメージアートは舐めたらあかんぜよ」ということだ。例年の、プロモアートイメージはつまらない。楽チン。イベントにおける左遷=窓際族。という悪しき認識を改めること!こそが、今後、一人ひとりがよりよく満足できるものになる。適切な仕事量の調整(早く完成すれば、サクラ要員になれる)と、イベント場内の正しい理解や配慮が、さむい、お互いの温度をなくす薬となるだろう。

今年度の活動は、例年の白雉祭の歴史の中で一番忙しかったのではと思っているけれど、「全員をイベントに関わらせ巻き込む」姿勢は良かった。一丸で協力できて楽しかったと個人的には満足しています。
次回→ プロモイメージアートの各役職マニュアルと提案 (来年度の参考に)

①(プロモーション)=イベントできるかどうかの鍵となる※経験談添えて

外部の団体、人を捕まえ、全力で交渉する

=まず、会ったことのない知らない人と直接でなくネットで、文章でやりとりするのは難しい。というか放送会のために、わざわざ、学園祭という貴重な時間を割かせてしまう。リハーサルやその他撮影で時間を蝕む。また長文を送る。変更点などあれば、随時長文を送る。これらが申し訳なく感じ、ジレンマ。
のでので、今年は優勝団体に対しては1万円で、その他団体にも3千円のクオカードを用意した。(前年度は参加者は1千円)また、今年度は、各団体にドーナツの詰め合わせも送った。次回以降、良好な関係を続けていくために、他団体や参加者を思いつく限り最大限おもてなしすべきだろう。
さらに、せっかく交渉獲得した団体に対し、「その団体は違うんじゃないか」とか同輩・先輩からケチを言われるので、注意しましょう。
 来年度他団体や人を誘う必要ができた場合、amoroso、Libertaさんに即刻交渉すべき。当日の集客力、ガヤの盛り上がりを加味すると、ベストだ。
他は、なるべく身近な知り合いをあたってみよう。基本一回断られても、もう一回押す精神で。白雉イベント役職がプロモだとわかった時点で、行動すべき。
基本は自分ともう一人で、団体交渉は解決すべき!(全員で当たればという考えはあまりオススメしない=MBCは基本、MBCにしか知り合いいない。偏見ではないよ。)また、団体と文章をやりとりするのは、精神力を使う作業(言葉遣いとか、情報に不備ないかチェックするとか)だから、他の役職には自分の役職に集中してもらうという意味で。

②書類の申請(プロモーション映像の)

=学生生活課にPR映像が完成する前(1ヶ月前に)申請しに行く。できれば、資料を渡す前に、コピーを取っておくのが良い。理由としては、学生生活課が資料をなくすから=(今年度は1週間前に無くしやがったぞ〜)また、学生生活課のメガネをかけた40代くらいの男性と話してはいけない!
あと、来年度からは、学生生活課に行く前に、白雉委員会に掛け合った方が良い。理由としては、白雉委員会が来年度、校内に向けたPR映像を流そうっていう方向になった際に、そちらが優先されることになるので、交渉は必須!
(例年は、放送会以外、応援団くらいしか校内映像PRをしていない。)

③イベントの広報活動

=上記①②をこなしつつやらなければならないことは、イベントの広報活動だ。
なぜやらなければならないのか。それは、せっかく1ヶ月もかけて作り上げるイベントをできる限り、たくさんの人に観てもらうためである。放送会は、そもそも「放送」がメインであるはずなのに、「イベント」が重視される!その中でも「白雉祭イベント」は、終わった後、涙さえ出るほどの、感動を巻き起こす放送会きっての一大催事である。どうして放送<イベント なのか。理由は明確である。自分たちの創ったものの感想・反響を可視化でき、普段の昼放送では絶対に体感することのない味わいを持つからである。
 今年度は、Twitterでの広報を2週間前から本格始動させた。が、もっと早く1ヶ月前から、1日ごとにツイートを始めた方が良い。また、ツイートの文調を統一させるため、次年度渉外候補にツイートさせるのは止め、プロモがやるべきだろう。また、HPを使うならば、ちゃんとした方が良い。(今年度は違う者に担当させた。が、早くも過疎化した)あと、直接交渉団体に向けて、イベントに来るよう、長文LINEで広報!(全体グループにコピペ・流してもらう)
 加えて、ポスター・パンフレットの業者発注を新たに試みた。学校の白黒、カラーにしても、質感・光沢は貧相すぎる。それに加えて、ポスター・パンフレットのクオリティは段違いだった。また、イベント後の思い出記念!の役割も果たすから、来年度も続けて欲しい。
 来年度は、なんとなくではなく、しっかりと集客力を狙った活動に期待だ。Twitterでの動画を充実(今年は時間がなかった)させたり、さらに良い活動を期待する。「感動」と共に、たくさんの「観客」を呼び込んで欲しい。

④その他(ここからは、来年度プロデューサーは記憶に留めなくて良い)

毎回、プロデューサーや特に頑張った人にサプライズ映像や色紙を送ることは恒例である。良き伝統である。大抵イメージ?が請け負うことになんとなくなっているが、プロモーションの仕事の一つに加えることを提案する。理由としては、一人ひとりに日程を合わせ、撮影することは案外骨の折れることである。イメージに、少しでも質の高い満足のいく映像。時間をかけて欲しいという願いを込めての提案だ。映像作ったことのない人でも安心。
単に、撮った映像をつなげるだけだからである。また、色紙に関しても質を高
めるため、プロモーションが担当すべき。(今年は2日前に取り掛かった)

(イメージ)=演出同様、イベントの質そのものを表す

★映像を創る(撮影し、編集する)
・ OP映像
・ ED映像
・ イベント演出映像
・ 出演者登場PJ
・ 校内に向けたイベントPR映像
・ わたあめPR映像

今年度は、サプライズを除いても、9本の映像を4人で(1人2本ノルマ)創る必要があった。一つの映像を作る=アイデアを捻り出し、撮影、編集することは想像を絶する難しさだ。これは引き継ぎの書でも記述したものだ。さらにイベントの趣旨に合わせて、いわば、枠にあてはめて、アイデアを出すことは容易ではない。ましてや、映像作成未経験者ならば、もっともっと困難だ。
 そこで提案だが、役職発表後、イメージに選ばれた者は、リハーサルが始まる前から、自身でアイデアを固めることが必須!とはいかないが、時間の節約、より映像編集に時間と手間をかけられる効果があると思う。そのために原稿が出来る前からプロデューサーに、イベントのコンセプト、趣旨を聞き出すのも良いかもしれない。(今年度は、ED映像については、事前に相互の確認があったようだ)
イベントの内容によって、演出映像の内容、数は変化があると思うが、一つの映像を作る=自分の想像を形にする難しさを念頭に置き、プロデューサーは人員を選出し、要請することが大切であり、イメージは、時間と自分の実力を把握した上で、映像の質を高め、妥協せず自身のこだわりを貫いてほしい。

また、次回イベント以降の提案としてだが、イベント当日は、イメージが本番の様子をすべて撮影し、後日、HDに保存すべきだろう。

(アート)=イベント開始以前から、観客にイベント雰囲気を示す

★イベント会場の装飾及び、イベントで使用する道具の作成
・ 立て看板×2枚
・ イベント会場装飾(ダンボール、折り紙等で)
・ イベントで使用する道具
・ ゴミ箱
・ 道具の調達、買い出し
・ Tシャツのデザイン(発注はプロモ 原案はアート以外でも良し)

まず、今年度問題に上がったのは、2点だ。
一つ目は、「アート費」である。毎年、アート費は4万円もの大金が支給される。
しかし実のところ、本当の意味でのアート費に充てられるのは、2万円足らずということだ。これはどういうことか。会計や白雉委員がまとめてくれるはず!と期待して、簡単に説明するが(記憶は定かでないから、会計・白雉委員の引き継ぎを確認してね)
部費からは、文房具代が捻出できる。会費からは、ペンキ代が捻出できて、白雉費のうちアート費4万円が割り当てられ、以上から除いて自由に使える。こうみると何の問題もないかもしれない。しかし、そこに罠があった。アート費4万円から、出演者への賞金が消え(2万)、さらにプロデューサーなどに送るサプライズ代も捻出される。また、インタビューの図書券(1000円)、その他イベント場内陣が必要な道具等から差し引くと残るは1万円とわずかとなるのである。そもそもの白雉費が2日目飲み会代の5/4を占めるという良くも悪くもある伝統のせいもあり、仕方ないのかもしれないが、後ほど追加徴収するのは手間だから、来年度は白雉委員と交渉してアート費の拡大を図ってほしい。
二つ目は、やることの多さである。今年度のアートは一人なのに加え、イベント場内のインタビュー的ポジションの2足わらじを履きこなしていた。アートは孤立し、心を病むのを防止という意味での効果は果てしなく大きいが、労働の比率も果てしなく大きかったと思う。来年度も同じ方針でいくならば、アート要員をもう一人つけるべきだろう。(名称=アートリーダーの助手)
さらに、イベントリハの日程が少なかったせいもあるが、夜間時のアートを手伝う人数が少なかった。(ブース陣に加え、演出陣、カンペ陣の不参加)
よって内外不評・悪名高い分連室孤立化につながった。
反省点として、イベント場内の片隅でやればええやん!という意見もあるが、これには一つ反論があるので述べさせてもらうと、イベント会場内は暗いし、大講堂・中講堂の外でやるにしろ、ゴミの処理が面倒だし、道具の持ち運び(後で〇〇必要になった時)の不便さ、身体的に寒い(エアコン付いてない)し、単純作業をお話なく笑顔なく黙々とやる(反省会の片隅でやったとしても、イベント場内の心象が悪くなる)ことはキツイという一個人の見解だ。また、イベントの内容そのものに従事してないのに、反省会に出ても改善案、建設的な意見などが言えるわけがない。(第3者の意見は先輩から散々、聞き出せるはず)
まあ、仕事に集中できる環境が整ってるほど、早く終わるからサクラ要員にもなれる!
「全員にイベントに楽しく関わってもらう」事と「すべての役職が不備なく苦痛なく不満なく役割を完遂する」のバランスをとることは困難であるし、完璧な中立点はない。
が、工夫し考えて人材を役職配置することが、プロデューサーの腕の見せ所である。

 
 

とにかく、プロモ・アート・イメージの窓際族感というか、悪い印象はなくすべきだ。ということを、1番に伝えたい。