2016年白雉AD

Last-modified: 2017-01-27 (金) 15:12:03

AD引き継ぎノート (2016年度白雉祭AD:堀口日菜乃)

 

大変遅くなってしまいましたが2016年度白雉祭におけるADの仕事についての引き継ぎノートです。制作部の人は読んでいただけると幸いですが、漏れやわかりにくい点などありましたらお尋ねください…!私の答えられる範囲ならお答えします…!

 

① ADの仕事

まず、大前提として2016年度の白雉祭では通常のiPod等を3台使用するやり方(いつのもひるほーADとほぼ同じやり方)ではなく、iPad(宮城さんの私物)でdjay2というアプリを入れて使用しました!
※Djay2の利点についてはミキサーの引き継ぎノートに宮城さんが詳しく書いてくださっています…!
なので!まずここでADになった人に覚えておいてほしいことは、プロの判断によってADの仕事が変わるということです。もちろん基本の①音をかけること、②効果音を打つことは変わりませんが、iPad方式になるとこれに加えて①クロス!②フェードアウト!が増えます!正直言って制作の仕事じゃなくない…?とか思ったりもしましたが、増えます!やるしかない!ここでADがクロスやフェードアウトをやるようにすると、ミキサーがハウリの調整に専念できる!ので、個人的にはこの方がいいと思います…ADの負担は増えるけど、慣れたら全然できるので…!

 

② Djay2でできること

1. 曲を流す
画面に真ん中で左右対称に曲をかけられるボタンがあります。つまり最大2曲を同時にかけることができる。画面の中央下に、ミキサーでいうフェーダー的なツマミがあり、これを右に移動させるとだんだん右でかけている曲が大きくなり、逆に左側でかかっていた曲はだんだん小さくなって消えていきます。=クロス!
☆ポイント
・いくら再生ボタンを押してもツマミがその再生ボタンと同じ方(右の再生ボタンなら右にツマミ)がなければ曲はかかりません!のでここには常に注意!
・クロスのタイミングが遅れてもあせらない!クロスを急ぎすぎると不自然になってしまうので、ゆっくり聞きやすいクロスを心がける。
・ミキサーの人と要相談で、音量の基本を決めておく!私の時はiPad自体は最大で、アプリ内の音量は半分くらいでした。

 

2. 効果音を打つ
ドラムロールだったりクイズの正解音だったりと様々な効果音を打つことができます。曲を再生する画面の真ん中にあるボタンで入れた効果音の一覧が出てくるので、タイミングよく押す!
☆ポイント
・iPod方式と違って、曲をかけたまま効果音をかけることができてしまうので、その前に必ず元の曲をフェードアウトさせることが必要!これを忘れるとよく聞こえないしごちゃごちゃになるので注意。

 

3. 曲の編集ができる
イントロが長すぎる曲を短くしたり、タイミングが難しいから効果音を曲の最後につなげちゃったりできます。非常に便利。ここで作った曲は残念ながらプレイリストに入れられなかったので、きちんと把握しておかないともたもたします。画面上の中央上にある赤いボタンで録音、編集できるし、そこから再生もできます。

 

4. 曲の始まりを指定できる
非常に便利!ありがたい!最大4つまで指定できるので、私はドラムロールを永遠と流して、合図に合わせて「ジャン!」って飛ぶようにしていました。

 

5. 曲を無限に繰り返せる
これも便利です。いつものひるほーだと、BGMが勝手に次の曲へと進んでいくようにしていると思うのですが、雉では原稿通り、1コーナーで1BGMが基本です。短い曲を流していると途切れてしまう…なんてことも起こりがちですが、djay2は画面上の音量ボタンの横にある、音の波形を表しているところの好きなところを押すと、そこまで飛んでくれます!しかも間が開かない!ので、ほとんど人にはBGMが2番のサビまで終わったのに1番に戻ってる…!なんてことには気が付きません。
☆ポイント
・飛ぶときはMCまたは出演者が沢山しゃべっているところで押すことを心がけると、本当に気づかれません!

 

③ その他の注意点など

・iPadは黒デにつないでいたので、iPad用のコードを忘れない。
・iTunesでプレイリストを作るので注意。Djay2上ではプレイリストは作成不可。
・効果音でより良いものを探したりするのは積極的に…!(私はあんまりできなかった…)
・iPad上でクロスするので、黒デ1台のみで十分(DENONは本番や全リハで機材トラブルが起きた時のために念のために用意)。
・本番ではなにが起こるかわからないので、念のためにiPodも常に準備しておく。
 →ここで、白雉AD ~iPod編~
≪ADでiPodを使用する場合≫
 基本的にはひるほーのADと同じである。クロスを行うために最低iPod2台は必須(コードも2本)で、それぞれDENON・黒デにつなげて使用する。このときのクロスやフェードアウトはもちろんミキサーの役目。効果音専門でもう1台、I Podもしくはウォークマンを使用し、ニトリに挿して使うとよりやりやすい。
 もしものときに備えてこちらも数回はリハでやってみることが大切!しかし、今回の雉ではあまり練習できずに不安なまま当日を迎えているのも事実…当日までiPadが壊れなかったのが幸い。
 また、よーへーさんから預かった元宮城さんの私物(?)iPodtouchをコードごと私が今管理しているので、プロがこっちのやり方でやるよって言ったら教えていただければ1台貸出可能です。(めちゃくちゃ電池の減りが早いのが難点ですが…)

 
 

以上が2016年度白雉祭ADの引き継ぎになります!わからないことがありましたらいつでもお聞きください…!ADはとにかく習うより慣れろって感じなので練習あるのみです!