ボトク

Last-modified: 2023-05-14 (日) 01:15:53

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系統怪人系
特性スタンダードボディ
普通のサイズ、特に効果はない
みかわしアップ(固定)
回避率が2倍になる(ただし「アンチみかわしアップ」などで無効化される)
毒効果ブレイク
自分が行動する際、相手の毒・猛毒耐性を下げる
AI2回行動(+25)
1ラウンドに2回連続で行動する
ときどき黒い霧(+50)
ラウンドの最初にときどき発動し、場の状態を「黒い霧」*1に変える
回復のコツ(超生配合)
回復スキルの消費MPが半減し、効果も上がる
ちょうはつ(メガボディ化)
偶数ラウンドの最初にときどき発動し、敵全体の補助系の技を封じるが同時にテンションも1段階上げてしまう*2
自動MP回復(ギガボディ化)
自分が行動した後にMPが少し回復する
使用スキルマホトーンベホイミもうどくの息
スキルライン暗黒の魔瘴

属性耐性

激減:毒
半減:雷、闇
弱点:風、爆発

得意装備

ツメ、杖

解説

「バカな村人達だ!自分を守ってくれていた神父を自分の手で殺すんだぜ!あはははは、まんまと引っかかった!」

魔王オルゴ・デミーラ?の配下を自称する悪の魔道士。
自慢の悪知恵を働かせて人間達を手玉に取り、絶望する様子を見ることを至上の喜びとしている。

かつて彼は魔王からの命を受け、部下に発生させた怪しい霧で「レブレサック」という村の一帯を包み込んで封印したという。
自身や霧を生み出す部下は近隣の山中に潜み、霧の原因を究明しに山に脚を踏み入れた人間達を始末していた。
その中で最後まで諦めずに立ち向かった村の神父に対し、ボトクは「自らの姿を魔物に変えるならば、お前が生きている限り村人に手は出さない」と交渉を提案。神父はそれに応じ、おぞましい魔物の姿となって村へと帰った後、自らは姿を神父のものに変えた。
実際に彼は約束を違えることはなく、部下にも「人間を殺さないように」と命じていた。
だが、これはボトクが仕掛けた罠。魔物へと姿を変えた神父を自分が守ろうとした村人達の手で殺させて絶望を味わわせつつ、村人達にも自分達の行いが神父の死と魔物の侵攻を招いた事実を突きつけて深い絶望を味わわせようという巧妙な計画だったのだ。
本来ならすぐにでも村を滅ぼせる実力はあったようだが、人々により深く絶望を刻み込むためにこんな陰湿な手段を取っていたのだ。なんとも卑劣で恐ろしい奴である。
しかしそんな彼も、最後にはとある旅人達によって倒された。これによって村を覆っていた霧は晴れ、魔物の姿となった神父も殺される前に救出されて元に戻ったため、彼の悪辣な計画は失敗に終わった。
この出来事が後の時代にレブレサックを狂わせることになるのだが、それはまた別の話…。


ステータスは賢さがよく伸びる一方で、攻撃力は低いという典型的な魔法使いタイプ。
「みかわしアップ」で通常攻撃や斬撃を回避しまくったり、「毒効果ブレイク」で効きやすくなった毒・猛毒の状態異常でじわじわ削ったり、こちらは削れたHPを「回復のコツ」によって効果を増した回復スキルで全快してみたり…と、持久戦に適した特性が揃っている。
…とここまではいいのだが、なんとこいつ、「ときどき黒い霧」によって自分の高い賢さを活かしやすい魔法スキルを自分から封印してしまうことがあるのだ。
一応特性が発動するかは運なので、黒い霧が発生しなければガンガン魔法を使えるが、逆に発生させてしまうと持ち前の賢さは一転腐り気味に…
よほどの理由がなければ、超生配合で別の特性と取り替えておくのが吉だろう。

ほうらい大王×ばけものしんぷの特殊配合で生み出すことが可能。

備考

元ネタ:ドラゴンクエスト7
ドラクエ史上屈指の胸糞シナリオで知られるレブレサック編のボス。現代レブレサックがあんなことになったのはこいつのせい(でも村民が歴史を正しく伝えなかったのも悪い)。小説版では何とオルゴ・デミーラの片腕という大役を任されてたりする。
ときどき黒い霧はレブレサックを封印した霧+ボトクが使うマホトーンの再現。…弱くするためとかじゃなく、頑張って原作要素を取り入れた結果こうなった。流石に固定特性にしたら本当にどうしようもなくなるのでやめておいた。
Tag: モンスター 怪人系 ドラクエ_モンスター ツメ得意 杖得意


*1 毎ターン、敵味方全員を魔法封じ状態にする。この効果は耐性無視で必中
*2 補助封じが効かなかった場合はテンションも上がらない