TR東西線
- 管轄(事業種別):鶴屋旅客鉄道会社(第1種鉄道事業者)
- 路線距離(営業キロ):21.7km
- 軌間:1067mm・1435mm(三線軌条・光陽園駅~綾崎駅部)、1067mm(綾崎駅以東)
- 駅数:8駅(起終点駅含む)
- 複線区間:
- 複々線:涼宮駅~新糟日部駅間12.1km
- 複線:光陽園駅~涼宮駅間・新糟日部駅~ニコニコ旅客鉄道境界間
- 電化区間:全線(直流1500V)
- 閉塞保安方式
- ATS-P
- 車両最高速度:急行線:300km/h・緩行線200km/h(一部区間は速度制限有)
- 運転指令所:春我部総合指令所
概要
ラインカラーは●(青)である。緩行線は開業当時は1435mmの標準軌路線として開業した。
急行線は最初は1067mmの狭軌路線であり、当初は路線別複々線であった。
新幹線運転開始時に、双方とも三線軌条に変更となった。
正確には、光陽園駅~涼宮駅間は「涼宮西線」、涼宮駅以東が正確な「TR東西線」なのだが、
涼宮西線内の区間運用は存在しないため、便宜上TR東西線に統一して記述することにする。
第17回で方向別複々線に改造された。同時に、ニコニコ旅客鉄道との直通運転も開始された。
通過駅でも減速せず、また在来線としてはかなりの速度を出すため、
地元では「暴走線」と呼ばれ親しまれている。
路線記号は「B」(愛称の暴走線より)。
一時期、高架区間が全くないのに700系新幹線が走っていたこともあり、当時は鉄道ファンが多く訪れた。
と同時に、鉄道ファンの行方不明者も多数続出した。それから、踏切には列車選別装置が導入されていた。
600m条項に違反していたので、行政指導を受け、綾崎駅以西の路線は全て高架化された。
今のところ、鶴屋旅客鉄道の全ての路線と接続している唯一の路線である。
利用状況
東西を結ぶ大動脈として、どの電車も大変な混雑を見せている。
特に急行の混雑が激しかったが、ダイヤ改正の結果、少しはましになったようである。
1日の運行本数
種別 | 暴走線内運転区間 | 本数(西行:東行) |
直通特急 | 光陽園~綾崎 | (1本:1本) |
空港特急なでしこ | 涼宮~新糟日部 | (2本:2本) |
急行狩魔行 | 涼宮~新糟日部 | (2本:2本) |
急行尚隆空港行 | 涼宮~新糟日部 | (2本:2本) |
区間急行狩魔行 | 光陽園~新糟日部 | (0本:2本) |
準急狩魔行 | 涼宮~新糟日部 | (2本:1本) |
準急尚隆空港行 | 涼宮~新糟日部 | (2本:1本) |
区間準急狩魔発 | 光陽園~新糟日部 | (2本:0本) |
普通狩魔行 | 涼宮~新糟日部 | (0本:1本) |
普通尚隆空港行 | 涼宮~新糟日部 | (0本:1本) |
普通大川市行 | 日向町~綾崎 | (1本:1本) |
区間 | 本数 |
光陽園~涼宮 | 3本 |
涼宮~日向町 | 13本 |
日向町~新糟日部 | 14本 |
新糟日部~綾崎 | 2本 |
歴史
- 第6回(2014年):光陽園駅~くるる木駅間の路線として開業。
当初の旅客輸送体制は、西行は単線運転、東行は双単線運転であった。 - 第7回(2016年):くるる木駅~日向町駅間開業。
- 第8回(2017年):日向町駅~成実道駅間開業。
同時に、涼宮駅~日向町駅間で快速運転が開始される。車両は223系2000番代を使用していた。
更に、この時TR東西貨物線も建設された。「暴走線」の愛称もこの頃からである。 - 第9回(2019年):成実道駅~双葉糟日部駅間開業。
快速運転の区間が、涼宮駅~双葉糟日部駅間に延長される。快速用の車両も681系に更新された。 - 第11回(2023年):双葉糟日部駅~綾崎駅間開業。
- 第12回(2026年):快速の新幹線運転開始。全てのTR東西線路線は三線軌条化された。
但し、貨物線に関しては、旅客輸送の計画も無いので、1067mmの軌道のみを敷設している。 - 第17回(2033年):綾崎駅~ニコニコ旅客鉄道蝶町駅まで接続。一部直通運転を開始する。
同時に、快速は「急行」に名称が変更され、新たに「特急」が走るようになった。
そして、路線別複々線だった区間は、方向別複々線に改められた。 - 第18回(2034年):空港特急が涼宮発に変更。それに伴い、摂山線への連絡線が整備される。
また、空港特急の車両も、この路線に乗り入れるようになった。 - 第21回(2038年):行政指導を受け、綾崎以西を完全に高架化。直通普通が区間快速に格上げされる。
- 第26回(2043年):綾崎以東も高架化。市内の旅客線の踏切は、これで全廃になる。
直通電車は普通電車になったが、日向町まで運転範囲を拡大し、大川線経由で利便性を高めている。 - 第27回(2055年):成実道駅周辺の配線が変更される。急行線はこの区間、地下を走行するようになった。
- OVA1(2062年):成実道駅~双葉糟日部間に新糟日部駅が開業。
摂山線への連絡線改良、急行線の再度地上化。準急系統・区間急行が運転を開始する。
駅
駅番号 | 駅名 | 接続路線 | 急行 | 特急 |
B11 | 光陽園駅 | ●千日手線(N15) | ■ | |
B12 | 涼宮駅 | ●鶴屋線(T12) | ■ | ■ |
B13 | くるる木駅 | ●日和路線(H09) | レ | レ |
B14 | 日向町駅 | ■ | レ | |
B15 | 成実道駅 | レ | レ | |
B16 | 新糟日部駅? | ●赤楽線(K11)、●摂山線(S11)、●空港線?(A11) | ■ | ■ |
B17 | 双葉糟日部駅 | ●赤楽線(K10) | ■ | |
B18 | 綾崎駅 | ●日和路線(西沢駅:H18) | レ |
↓特急、直通普通はニコニコ旅客鉄道方面に直通
区間急行の停車駅は急行と同じ。準急は成実道通過。区間準急はくるる木通過。
運行車両
- 阪急電鉄7000系改造仕様(急行)
- 近鉄21000系カスタム仕様(空港特急)
- 681系車両(直通特急)
- 221系(直通普通)
- 阪急電鉄2000系カスタム仕様(上記以外)
- 山陽電気鉄道5030系カスタム仕様(転出済)
- 223系2000番台代(退役済)
- 新幹線700系車両(退役済)
- 阪神電鉄5500系(退役済)