エピソード/989話

鈴:私なんだかんだあなたとは粛々とCeVIOAI化をかみしめると思っていたから

 

鈴:とても複雑な気分よさらださん。

 

愛:ねえあそこにいるのロサじゃ…

 

:御託はいらぬ急ぎ注文を申せ姉上

 

鈴:レモンティーとスコーンをください。

 

:竜胆の生花シュークリームがおすすめなるぞ。

 

鈴:レモンティーとスコーンをください。

 

愛:ねえ川上さんあそこにあたしの後輩みたいな子がいてるんやけど。

 

鈴:音街女史なんてどこにも見当たらないわ。

 

鈴:きょろきょろしてないで、早くこの輪廻転生紫陽花ドーナツを注文しなさい。

 

薔:藤の花爆弾春雨でござるな。心得たでござる姉上。

 

愛:ねえあのキングオブ方言のロサが武士語を習得してるんやけど…

 

:ていうか何だよ随分でけえ新人が来たじゃねえか。

 

鈴:ええ、そろそろ内包してる災厄が弾ける頃合いだから冷やかしついでにパスしに来たの。

 

:責任もってテイクアウトしやがれよボケー。

 

:で、そっちの姉上は注文決まったでござるのかよ。

 

愛:ちょっと向こうの店員さんをお持ち帰りしてもええやろか？

 

:ダメだっつってんだろ因果律で引き合ってんじゃねぇぞ！！