ヌケニン

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ポケモンデータ

ポケモンNo.

292

ぶんるい

ぬけがらポケモン

タイプ

むし　ゴースト

とくせい

ふしぎなまもり

移動タイプ

通過

台詞タイプ

タイプI

しんか

このポケモンは進化できない

[ツチニン→テッカニン(Lv20以上)・ヌケニン(Lv20以上・ツチニン進化時追加出現)]

メガシンカ

不可

救助隊キャンプ

忍びの森キャンプ

出現ダンジョン

砂漠地帯1-6F (Lv35)

暗夜遺跡B1-B14F (Lv46)

地底遺跡B26-B39F (Lv35)

ツチニン撃破時出現ダンジョン

願いの洞窟B44-B49F (Lv20)

幸せの塔44-49F (Lv24)

清らかな森44-49F (Lv24)

幻想海峡B22-B24F (Lv60)

仲間になりやすさ

基本的な条件を満たしている時、低確率で仲間になる可能性がある。

成長率

習得技

進化前限定技

※ツチニン進化時に覚えているとヌケニンにも引き継がれる、いずれのわざも一度忘れると再習得不可能

使えるわざマシン

• どくどく
• めざめるパワー
• にほんばれ
• はかいこうせん
• まもる
• やつあたり
• ソーラービーム
• おんがえし
• シャドーボール
• かげぶんしん
• すなあらし
• つばめがえし
• からげんき
• ねむる
• どろぼう
• りんしょう
• みねうち
• おにび
• シャドークロー
• ギガインパクト
• シザークロス
• ゆめくい
• いばる
• ねごと
• みがわり
• ないしょばなし
• きゅうけつ

太字の技はこのポケモンかその進化系統以外に覚えるポケモンがいない、このポケモン固有の技(固有技)か、
もしくはこのポケモンかその進化系統以外に、その技を覚えるポケモンが極端に少ない技(準固有技)です。
青字の技は進化して新しく覚えるようになった技です。

教え技

敵として出た時の能力

表の見方は個別ポケモンデータの見方参照。

解説

ツチニンが進化後に残した脱け殻、そこに何かの意識が宿りひとりでに動き出したぬけがらポケモン。

今作では通常通り自然発生して徘徊する個体以外に、敵のツチニンを倒した後、数ターン経過後に同じ場所から出現する個体も存在する。
敵のヌケニンは基本的にこちらから逃げる様にどんそく状態でふらふらと移動しており、接近しても向こうからは殆ど攻撃してこない。
他の敵ポケモンの視界に入っている間は常に狙われており、自分が倒される事によって同階層の敵ポケモンをかくせい状態にしてしまう習性を持つ。つまり風来のシレンでのぼうれい武者とタベラレルーの特徴を合わせ持っている。

固有特性ふしぎなまもりにより効果抜群の攻撃技しか効かず、それら以外の攻撃技をすべて無効化できる最強の防御特性を所持しているのがヌケニンの最大の特徴でありメリットでもある。
ただし「てつのハリ」や「ゴローンのいし」といった投擲道具、「トゲトゲのワナ」や「ばくはのワナ」などのワナによるダメージ、
毒や猛毒・火傷状態などの状態異常ダメージや、「すなあらし」や「あられ」の悪天候ダメージは防げないので気を付けたい。

本作にはリメイク前同様タマゴがないのでタマゴわざの「ぎんいろのかぜ」は覚えられず、第七世代準拠のため「いあいぎり」も習得できない。
それゆえ複数の敵と単独戦闘する場合は1体ずつ倒さなければならず鍛え上げれば半無敵の生命体と化す反面、処理速度の遅さは否応にも目立ってしまう。
全体攻撃可能なポケモンを後続に据えて適宜戦闘させたり、すごわざ「ぜっしょくじまん」と通過移動を組み合わせて壁抜けしながら1匹で逃げるといった工夫が求められる。

ツチニンを進化させて入手した時は、進化した時の技と各種ステータス(すごわざ含む)を引き継いで仲間に加わるが、ツチニンとは別種族扱いなのかゴクリンの連結店でもツチニン限定技を後から思い出す事ができない。
覚えられなくなるのは上記の習得技でも明記してあるが「どろかけ」「メタルクロー」「がまん」「あなをほる」の4つ。
あまり実用的な物は無いが気になるなら一応注意しておこう。

ツチニン時代と体が同じ為か成長率自体は特に変化無し。ツチニンとの違いは初期ステータス分の能力差のみ。
ヌケニンを直接勧誘して仲間にするとHPが低くなってしまうが、本作は「いのちのタネ」も「オボンのみ」もやたら手に入るのですぐに能力差は埋められる。
よってヌケニンから直接育てても問題はない。勧誘できればの話だが…(下記参照)
レベルリセットダンジョンだとHPの初期値が低過ぎるので悪天候フロアが大きな障害となる。

仲間にするには

ツチニンはエンディング後かなり先まで進まないと出現しないが、ヌケニンはキャンプ購入さえすればエンディング直後から出現する。
勧誘率が低く加入が難しいポケモンだが、仲間にできれば多くのダンジョンの開放にかかわる嵐の海域のカイオーガを完封できる強力な戦力になってくれる。

課題

ヌケニンを加入させる上の課題は、

• そもそも勧誘率が低い。
• ノーマル技が効かないゴーストタイプかつ特性ふしぎなまもりにより、みねうちが通しづらい。
• 敵から狙われるため、こちらが見つける前に倒されやすい。

といった点にあり、特にみねうちが効かないと言うことが加入しづらさに拍車をかける。
逆にみねうちを通すことができれば案外起き上がってくれるポケモンでもあるので、その方法をまとめていきたい。

準備するもの

ともだちリボン

太陽の洞窟B20Fで入手してくるのが手っ取り早い。アブソルを主力にしていくのがいいだろう。

みとおしメガネ

ゴールドランク到達で必ず1個は手に入る。動きの遅いポケモンを見かけたらそれがヌケニンである。
なお、「たんちのたま」「ひかりのたま」が手に入るころにはツチニンの勧誘も可能になっている*1ので、ヌケニンを直接勧誘する意味が薄くなる。

すごわざ「したしみやすい」を持ったポケモン

グミや依頼主加入で入手出来ているのが理想だが、ない場合はミステリーハウスで狙ってみるのがおすすめ。
主人公に確定付与可能なわきあいあいも併用できるとなおよし。

「みねうち」を持ったポケモン

• かたやぶりでふしぎなまもりを無効化できるカイロス(みねうちはマシン)
• 毒・砂嵐無効でテクニシャンやおいうち、つばさでうつが使えるハッサム(みねうちはLv.13)
• レベルアップが速く、つるぎのまい(25)やつばめがえしとの併用がしやすいカモネギ(みねうちはLv.45)
• キノコのほうし(22)やいかりのこな(49)による敵のコントロールができ、なやみのタネ(教え)で特性を変えられるパラセクト(みねうちはマシン)
• にほんばれとようりょくそによる瞬間火力の高さとだましうちでの必中削りができ、南の洞穴でLv.42個体(タネボー)を調達できるコノハナ(みねうちはマシン)

あたりがおすすめ。なお、わざマシンは残された島で調達可能。

「かぎわける」を持ったポケモン

すごわざごりおしや「かくせいのタネ」を用意できない場合に必須。ONにしておいて後ろの仲間に使ってもらうとスムーズ。
みやぶるとみねうちの両立はドーブルでしかできない。

その他、あるといいもの

かんゆうだま

仲間加入の基本。足りない場合は滝壺の池などで補充を。

てきしばりだま

開幕にヌケニンがいるかのチェックと敵(味方)に狙われるリスクの軽減が両立できる。

飛び道具

ヌケニンを倒せるのもあるが、ポケモンの罠を見つけた際に部屋にばらまくことで出現するポケモンを増やすことができる。

めぐすりのタネ

事故防止兼ポケモンの罠発見に使える。

わなみえのたま

役割は「めぐすりのタネ」と同じだが、こちらは罠を発見済みにする点と暗夜遺跡、砂漠地帯に床落ちしていない点が異なる。

すごわざ「ごりおし」

みやぶるやかぎわけるが不要になるだけでなく、がんじょう貫通などができる。

かくせいのタネ

覚醒状態なら連結みねうちでタイプ相性はカバーできる。
カイロスの場合は特性スカイスキンによりみねうちがひこうタイプになる。

けんこうだま

覚醒状態解除のトリガーになる状態異常の対策として、これかしんぴのまもりを用意しておくと安全。

ぱっちりメガネ

ポケモンの罠やよびよせの罠を探すことでヌケニンとの遭遇チャンス増加を狙える。消費しない分アイテムを節約できる点がポイント。

ハウスのたま

ヌケニンがいなければ増やせばいい理論。仲間のキノコのほうしによるフォローが必須。

「みねうち」を当てる方法

ヌケニンにみねうちが効かない理由は二つあるので、それぞれの問題についての解法を提示する。

みずびたし＋プラズマシャワーやメガカイロスは二つの問題を同時に解決する手段となる。

タイプ相性の問題

ゴーストタイプであるヌケニンにはノーマル技のみねうちが効かないので、その対策を。

ヌケニンをみやぶり状態にする

最もわかりやすいゴースト対策。遠距離からも使えるかぎわけるが便利。
特性きもったまになりきりするという手もなくはない。(ミルタンクが回復サポートを兼ねられる)
ミラクルアイはあくまでもあくタイプにエスパー技を当てるためのものなので使えない。

「みねうち」のタイプを変える

プラズマシャワーを使うとみねうちがでんきタイプになる。
ノーマル技が変化するスキン系は本作ではメガシンカポケモンしか持っていない*2ので、実用的なのはみねうちと両立できるメガカイロスのスカイスキンぐらいだろう。
他のスキン系をなりきりで手に入れる動きがアブソルでできたりもするのだが。

ヌケニンのタイプを変える

仲間として使う上でも便利なみずびたしでヌケニンをみずタイプにすれば、ノーマル無効はなくなる。でんき弱点になるので前述のプラズマシャワーと併用することもできる。

すごわざ「ごりおし」を使う

ごりおしの効果は無効技も等倍にする。(ただしこれだけではふしぎなまもりの効果は無効にできない)
もっとも汎用的だがすごわざ枠を圧迫するのが難点。

覚醒連結

かくせい状態だと連結技にごりおし効果が付く。(超ポケダンのレンケイと異なり、ふしぎなまもりは無効にできない)
「かくせいのタネ」を消費するが、すごわざに依存しない点がポイント。「けんこうだま」との併用がおすすめ。

特性の問題

タイプ相性の問題を解決しても弱点を突けなければヌケニンにダメージが通らない。
ふしぎなまもりにはすごわざごりおしや覚醒連結の効果が効かないのでこちらの工夫も必要。

HPを0にしてからの「みねうち」

本作では連続攻撃や連結技の途中でHPが0になると敵の特性が働かなくなる。
そのため、みねうちの前にヌケニンを倒せる技を連結しておけば、ふしぎなまもりを無視してみねうちを当てることができる。
タイプ相性の対策は必要だが、先述の通りかくせい状態ならそちらも解決できる。

ヌケニンの特性を変える

本家同様、なやみのタネで特性をふみんにされたりいえきで特性を無効にされればなすすべもなく倒される。
フロア全体に働く「とくせいけしだま」は、敵に倒されるリスクが上がるのでおすすめできない。

むこせいスカーフを持たせる

「むこせいスカーフ」は敵が持っていても当然働く。
しかし、ヌケニンは道具をキャッチできないため、ギフトパスやすりかえで押し付けてやる必要がある。

かたやぶり

本作のかたやぶり持ちは、メガシンカを除くとカイロスしかおらず、そのうちみねうちを覚えられるのもカイロスだけである。*3

編成例

以上を踏まえ、ヌケニンが倒されづらい砂漠地帯1～6F*4で勧誘する場合の編成例を紹介する。
0からでも実践できるよう、調達が簡単かつ任意のしたしみやすい持ちを採用できるよう2匹でまとまる形にする。

コノハナ(特性ようりょくそ)

技：だましうち→みねうち/にほんばれ/しぜんのちから(だいちのちから)

みねうち要員。南の洞穴1~7FにてLv.42のようりょくそタネボーを入手後、進化させることで調達可能。みねうちは技マシンだが、残された島B13Fにて確定入手できる。

モンスターハウスでヌケニンを見つけた場合でも、ようりょくその乗っただいちのちからでヌケニンを残して一掃することができる。
すごわざごりおしがある場合はなやみのタネ(9000ポケ)を使うプランにすることもできる。

マッスグマ(特性ものひろい/くいしんぼう)

技：かぎわける/たがやす/ミサイルばり/みだれひっかき

補助要員。サポートだけなら怪しい森7～9Fで勧誘できるLv.20個体でもなんとかなる。コノハナにせいちょうを積めない分をたがやすでフォロー。

高レベルの個体がいれば、みだれひっかきをなげつける(ジグザグマLv.41)に変え、道中で拾ったタネを活用できるようにするのも手。

コメント

• みねうちを当てずに倒す方法でのヌケニンの勧誘率ってどれくらい低いんだろう。レベル90以上＋ともだちリボン＋したしみやすいだけじゃ何匹倒そうと起き上がる気配はなかったが、レベル90以上＋ともだちリボン＋かんゆうだま(※したしみやすい無し)でやったら一度だけ起き上がってくれたという…かんゆうだまって意外と上昇補正が強い？ -- 2023-07-13 (木) 07:40:02
• レベル50+ともだちリボン＋したしみやすい＋わきあいあい(3～5匹)で実際に20匹倒したところ、3匹起き上がりましたね。かんゆうだまは11～20匹目を倒すのに使用。起き上がった個体が「2」「3」「13」。あくまで確率ですが、どう影響しているか… -- 2024-04-24 (水) 11:08:18

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