暴走する書物 前編
話者 | セリフ | 備考 |
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アリサ | よし 無事に 魔物の書を回収できたわね。 | |
ユミル | わたし おなかがペコペコだよ。 | |
ファーファ | ファーファもペコペコ……。 | |
キャリー | それじゃ 下山しましょうか。 | |
アリサ | ……あら? | |
ヴォルテリア | あ……。 | |
ブラッド | やべぇな こりゃ……。 | |
アリサ | こんなところに……人? | |
キャリー | なにをしているのかしら? | |
ヴォルテリア | ア アタシ達は 単なる通りすがりの者で……。 | |
ブラッド | そ そうそう! 楽しい楽しい きのこ狩りに来ただけなんだ! | |
ユミル | なんか……。 | |
アリサ | あやしい……。 | |
ヴォルテリア | それじゃあ あたしたちはこれで……。 | |
シロエ | みなさん そんなところで 立ち止まって どうしたんですか? | |
……って……。 | ||
あなたはクロエ!? | ||
もしかして 先ほどの 魔物の書は あなた達が……。 | ||
クロエ | ……ふふふ ばれてしまっては 仕方がありませんね……。 | |
ヴォルテリア様! | ||
ヴォルテリア | まさか こんなところで 正体を明かすことになるなんてね。 | |
いくわよ あんた達! | ||
ブラッド | えっ あれ本当にやるんですかい? | |
クロエ | 黒猫の姿は不吉の証! | |
クロエ・アデール! | ||
ブラッド | ワ……ワイルドな見た目と自慢の怪力。 | |
ブラッド・ヴルハウンド! | ||
ヴォルテリア | 強大な魔力で世界を騒がす魅惑の悪魔。 | |
ヴォルテリア・ディグ・プラティヴィティ! | ||
3人そろって ブラックヴォルテ団! | ||
さあ あんたたちの ソルストーンをよこしなさい! | ||
ユミル | へんなの……。 | |
アリサ | それに あたしたち ソルストーンなんて 持ってないんだけど……。 | |
ヴォルテリア | 知ってるわよ! 知ってたわよ! ばーかばーか! | |
なんでこの前みたいに 取りに行かないのよっ! | ||
アリサ | ……あっ! | |
この前ってことは 森のハーピーは あなたたちが……! | ||
ヴォルテリア | あっ! | |
アリサ | やっぱり そうなのね。 | |
ヴォルテリア | ……ぐぬぬ……。 | |
ブラッド! やっちゃって! | ||
ブラッド | わぁったよ。 | |
魔物の書をペラッとな。 | ||
アリサ | えっ 何!? |
暴走する書物 後編
話者 | セリフ | 備考 |
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ユミル | ……結局 逃げられちゃったね。 | |
アリサ | あの黒いのは シロエの知り合いだったの? | |
キャリー | 色以外は そっくりだったわよね。 | |
シロエ | それは どう話したらいいものやら……。 | |
アリサ | むーっ 気になるわね。 | |
シロエ | とりあえず学園に戻りましょう。 | |
こうして魔物の書を 持ち歩いているのも危険ですし。 | ||
ユミル | あっ 誤魔化した。 | |
シロエ | まあまあ……。 事情はちゃんと後で説明しますから。 | |
アリサ | ……そうだ! 本はこれからどうするの? | |
シロエ | 学園の地下図書館に 魔物の書を 封印してあるスペースがあるんです。 | |
調査を終えたあとは そこに置いておくことになりますよ。 | ||
キャリー | それじゃ 戻りましょうか。 | |
ファーファ | みんな はやく! | |
ファーファ ごはんたべたい! | ||
キャリー | はいはい 美味しいお鍋 つくってあげるわね。 |